|
||
|
11/28の
夢 金髪の白人女性が走っている姿が見えます。 黄金色、というよりは少し渋い色合い、あれはアッシュ・ブロンドというのでしょうか。 ポニーテールにしています。 私から見て、左の方向に向かって走っています。 マラソンをしているようです。 ランナーの格好をしていますんで。 すると、別の3人が横一列に並んで走っている場面が見えました。 彼女のいう仲間なのだと思います。 真正面からなのか真後ろなのか・・・、どちら向きなのかシルエットからは分かりません。 でも、皆彼女と同じく、マラソンランナーの格好をしています。 3人が男性か女性かは分かりませんが、 私から見て一番右端が、何故か「香取慎吾」君だと分かりました(笑)。 また、金髪の女性が現れました。 先程と特に変わったところはありません。 ふと、「私には仲間がいるわ」という彼女の(心の)声が聞こえました。 大変そうですが、まだ余力はありそうです。頑張っています。 ちなみにこの夢の背景は真っ白でした。 場所等の状況は分かりません。 金髪のランナーが気になります。 なんだって金 髪の外人さんなんでしょう? ▼ Q 1 金髪のランナーが気になります。
なんだって金髪の外人さんなんでしょう?
走るという「行為」は・・・何らかの目標があって・・・ それに向かって頑張りつづけようとする「意欲」があるということを意味 します。
走っている金髪の外国人は・・・もしかしたら・・・「あなた」なのかも しれません。 気になっているのは・・・髪の色とスタイル。 たぶん・・・あなたとは違うタイプの女性のはず。 外国人として登場しているのは・・・いまの自分にはない「別の側面」に 心が惹かれているから。 言い換えると・・・いまの自分に満足していないということです。 絶えず・・・いま以上の自分を追い求めているということかもしれませ ん。
はっとするような「インパクト」が・・・外国 人のイメージですから・・・ 未知の可能性を追い求めて・・・心がときめいていたり・・・ 別の自分にあこがれていて・・・高揚する気分を感じていたり・・・ 周囲があっと驚くような・・・大胆なことを試そうとしている「あなた」 がいるということ。
いまの自分に何故か物足りなさを感じており・・・それを補う何かが欲し いということのよう。 飽き足らなさがいつもあって・・・その空虚感 がいまのあなたを突き動かしているのでしょう。 その行きついた先が・・・「ボランティア活動」ということかも? あな たは何を求めて・・・参加したの?
それが・・・横一列に並んで走っている「仲間」と「香取慎吾」君のイ メージにつながります。 同じマラソンランナーの姿をしていますから・・・ボランティア仲間とい うこと。 仲間がいるという実感を・・・あなたは手に入 れたくて・・・ボランティアに参加しているのかもしれません。 「香取慎吾」君が登場してきたのには・・・あなたなりの理由があるので しょうから・・・問診します。
背景が真っ白なのは・・・見通しがまだはっきりしないということ。 でも・・・あなたは何となくやり抜ける自信のようなものをつかみかけて いるのでしょう。 大変そうだけど・・・余力が残っている感じがしているのは・・・そうい うわけ。 整理すると・・・いまの自分を・・・励ましている夢ということのようで す。
でも・・・どうして・・・自分を励まさなければならないのか・・・ そこに・・・この夢のメッセージ性がありそうです。その鍵を握っている のは・・・「香取慎吾」君かも? by エリカ
▼ 「ホトトギス」です。まず最初に、新たに思い
出した事を御報告します。 >私の髪は真っ黒でくせっ毛です。手入れが大
変だし、 A女性ランナーが走っているのを見ているとき・・・ >それが、全く分からないのです。 Bマラソンという言葉から・・・どんな印象を受けますか? >「忍耐」とか「努力」とか「旅」とか。 C別の3人は金髪の女性の仲間のようですね。 >周回コースを走っているのかどうなの
か・・・これまた判然としないのですが、 D3人の中の一人が香取慎吾君のようですが・・・ >外見上は「飛び抜けて背が高い、体格が良
い、がっしりしている」そんな印象を受けています。 E香取慎吾君の3人グループと金髪の女性は同じ方向に走っている感じで
すか? >同じ方向なのか何なのか・・・、何処を走っ
ているんだか分かりません。 F「私には仲間がいるわ」と金髪の女性の心の声が聞こえてきましたね。 >「私には皆が付いているから大丈夫。例え近
くに居なくても走り続けられるわ」 G自分自身への不満や現状に対する満ち足りなさを・・・ >やはりここでも『彼』が頭に浮かんできてし
まうのですが・・・。 Hあなたの友人関係は・・・現在どういう状況にありますか? >新しい関係が広がりそうです。 Iあなたの感性が刺激されるような人との出会いがありましたか? >最近出会った、という事であれば、先述した
若手メンバーが上げられると思います。 >では、診断しますね。 ▼
夢診断のポイントは、金髪の外国人はあなた自身・・・感情がたかぶって
いて・・・無理をしているところがありそう。
→ボランティア活動をするのも・・・恋愛事情を切り開いていくの も・・・ 一人で思いつめ・・・一人で悩み・・・一人で頑張ってしまうところが あるのかもしれません。 無理があって・・・本当は気休めをしたいのに・・・その気分になれな い雰囲気がありそうです。 マラソンは・・・結局のところ・・・自己満足との駆け引き。勝ち負け は・・・周囲の状況が決めること。
→彼は・・・あなたがはじめて恋をした相手。彼は・・・慎吾君のイメー ジを借りている。 あなたとは別のメンバーとともに走っていて・・・ 離れてはいるけれど・・・彼に・・・あなたは励ましてもらいたいので す。 ボランティアの中心的な仲間の一人として・・・頑張っていることを認 めてもらいたいのです。 でも・・・会えないのですね。シルエットの人数に食い違いがあるの は・・・いるはずなのにいないから。 by うらら
▼ Q 2 どう受け止めればいいの? どう すればいいの?
夢において・・・聞こえてくる「声」は・・・あなたの意識的な部分とつ ながっています。 つまり・・・いちばん伝えたいメッセージが隠されている可能性があると いうこと。
「私には仲間がいるわ」という心の声は・・・自分自身に向けた言葉。 夢の中で・・・仲間がいることを強調しているのは・・・実際はいないか らかも?
いっしょに活動したり・・・話したりする 仲間はいても・・・ 心から仲良くなれる「仲間」が・・・まだいな いということかもしれません。 走りつづける「自分自身」を見ていて・・・何も感じていないのは・・・ そういうわけ。 いまは・・・状況を受け止めているだけ。そういう自分であることを受け 入れているということのよう。
現実において・・・あなたは・・・女の子らしく見られるのが嫌だか ら・・・ 髪を短くしているのに・・・夢の中のあなたはアッシュ・ブロンドでポ ニーテール。 落差が大きいのは・・・女性としてのコンプレックスを体験しているから かも? それが・・・いったい何なのかはっきりしませんが・・・・。
走っている方向は・・・左側でしたね。左は過去を意味します。 つまり・・・過去に何らかのマイナス経験があって・・・それが現在のあ なたを無理やり頑張らせているということ。 それが・・・あなたを「金髪の外国人」として登場させ・・・マラソンを させていることのイメージ。 過去において・・・乗り越えるべき「負の体 験」があり・・・クリアできていないということかもしれません。 あなたには・・・思い当たる「できごと」がいくつかあるはず。夢 は・・・そのことを振り返っているようです。 支えが欲しかったのに・・・あなた一人で頑張らなければならなかったこ とが・・・あったということのよう。 by ふむふむ
【Reflection】 夢はデフォルトモードによる「創造」です。 創造にはプロセスがあります。「夢の進化」という過程をたどります。 ※Aの夢の中で述べていますが、夢の進化は、「必然性」と「偶然性」の間でゆれていて 「変異」→「多様性」→「選択」→「適応」というサイクルを循環します。 変異的 : 偶発的なイメージをもとにつじつま合わせの「事物」や「人物」を生成する。 多様性 : 組み合わせのバリエーションにより、類似の多様な「ストーリー」を生成する。 選択的 : 「消失」にともなう「出現」は選択圧であり、「代替」か、「在の不在」・「不在の在」を生成する。 適応的 : 「生き残り」のための特性や行動が「リハーサル」として生成される。 まず、変異があります。ここでは、「金髪の白人の女性」 ※偶発的なイメージ 大脳辺縁系から、提供された夢素材を使って「結合・合成」します。 「夢遺伝子」のスイッチのON/OFFが作用します。遺伝子の表現型を調整します。 この「ON/OFF」は、環境への適応のために「発現」するのです。 ※失恋という「環境」に適応するために、「金髪の白人女性」を生成したということ。 このDの夢では、唐突に「金髪」の白人女性を登場させています。 「失恋」したという「意識」が「脳」のとっての環境圧力となっていましたから そのような夢見者の生きにくさの軽減のために、 夢見者自身が金髪の白人に「変異」したということになります。 ※なぜ、「金髪の白人女性」なのか? 「夢遺伝子」の「ON/OFF」で決定されたというとらえ方をしています。 具体的には、「感情」という洗練された「生き残り」のための「ON/OFF」機能です。 ※夢見者は黒髪で、クセ毛でもあり、母と同様に「色白」です。 「髪の色はOFF」、「色白はON」で、変異の「金髪」という「形質」を出現。 「金髪」をONにしたのは、「失恋」という環境圧力。「関心」という「感情」が関与しました。 ※「関心」は、ある「対象」に向けられる積極的・選択的な心の構え、感情である。ここでは「憧れの彼」と「年下の彼」 ※関心は、自己への注目をあつめるという行為も生み出します。金髪は関心を集めるのではという夢見者の思い。 このDの夢場面での「感情」は「関心」です。@の夢と同じです。基準点にいますね。 「変異」の次の過程は、「多様性」です。組み合わせのバリエーションを生成します。 ※状況や「人物」・「事物」の組み合わせにバリエーションをもたせたり、類似のストーリーを展開させます。 @アッシュ・ブロンドのポニーテールの白人女性は、たぶん一人で走っています。 A3人組のよう。彼女の仲間らしい。香取慎吾もいる。やはり、走っています。 3番目の過程が「選択」です。@を選んでいるようです。 彼女の「心の声」が聞こえており、彼女と一体になっているからです。 4番目が「適応」 一体という「リハーサル」をしています。 金髪の白人女性の体を使って、「生き残り」の体験をしています。 大変そうだが、まだ余力はあるはず、頑張ろうという「生き残り」を実行しています。 さて、この夢が生成された「必然性」はどこにあるのでしょうか。 そうですね。「失恋」という痛手に対する「自己保全」です。 ※困難や葛藤に直面する中で、私たちは自分を守るために時として無意識的に自己保全を図る行動を取ります。 ※自己保全は、心理学的に「防衛機制」であり、ストレスや危機にさらされた時、心の安定を保つための自然な反応の一つです。 ※自己保全の背景には、私たちが心の弱さや不安、恐怖を抱えているという事実が存在します。 ※自分の過ちや責任を回避しようとし、無意識のうちに防衛反応を取ってしまうことがあります。 その「自己保全」の対策が「関心」という感情の介入でした。 関心の「対象」となっている「人物」や「事物」、あるいは「事態」は何なのか? 「人物」は、白人女性、つまり「自分自身」 「事物」はマラソン 「事態」は横一列に並んでいるという状況 ※ここに「弱いつながり」の記憶の再構成がある。 この夢においても、@の夢と同様に、夢見者は「観察」のみであり、行動はなしです。 Aの夢で、やはり変異があり、感情のベクトルが大きく「快」へ振れたのに、 BとCの夢で「やや不快」の領域に戻ることになりましたね。 Dの夢では、その「やや不快」の領域に「停滞」するということのようです。 「行動がない」のは変化なしかとおもったのですが、「兆し」はあるようです。 次の「変異」の準備段階ということかもしれません。夢の進化は、循環しますから。 さて、「兆し」については、夢見者が具体的に「問診」で回答しています。 羅列してみると、以下のようになる。 (ア)夏のイベント準備中は、40〜50歳の男性陣と新人さんばかりでしたが、本番では若いメンバーと交流ができた。 (イ)オジサマ達に囲まれる状況から、若手中心のメンバーとの活動が多くなり、気になる「年下の彼」と仲良くなれそうだ。 (ウ)ひとつ「年下の彼」を通して、若手メンバーと仲良くなれる機会が増えてくるという展望をもつことができた。 (エ)若手メンバーと「新人でいきなり中心ではたらく」夢見者によって、将来、面白い「派閥」ができ、成長していきそうだ。 (オ)「憧れの彼」の近況も耳に入るようになり、知らなかった一面や結婚後の変化を事実として受け入れるようになった。 すでに、お気づきでしょうが、 「弱いつながり」の記憶として、夢で再構成された部分が見つかりましたね。。。 (ウ)の展望から、横一列に並んでいるというイメージが創り出されたこと。 (エ)の予想から、マラソンというイメージへと結びつけられたこと。 (オ)の近況から、香取慎吾のイメージを「憧れの彼」の代替としたこと。 さて、本題の「兆し」に戻りましょう。 「大変そうですが、まだ余力はありそうです。頑張っています」と 金髪の白人女性のの心境を、夢見者が語っています。。 この心境がまさに「マラソン」のイメージから引き出されるもの。 Dの夢で選択された感情は「関心」でしたが、最後の部分で、かすかに「喜び」が惹起します。 この「喜び」が次の夢へどのように「つながっていく」のか楽しみな部分です。 【夢の進化】 何度も「夢の進化」という用語をつかってきましたが、「進化」は生き残りのための変異を出現させます。 夢進化においては、「変異」を、「イメージの結合や合成」ととらえており、 ※夢見者の現実認識の影響を受ける 「多様性」を組み合わせのバリエーション、多様な「ストーリー」の展開と考え、 ※夢見者のもつ「物語」のテンプレート 「選択」を、「事物」や「人物」の消失にともなう出現による「代替」であるとし ※「代替」は、選ばれたということ。 「適応」は、「生き残り」のための「リハーサル」という形式で「物語」が完結するということを意味します。 夢は「必然性」と「偶然性」の間でゆれており、「変異」→「多様性」→「選択」→「適応」のサイクルで循環しています。 その循環によって、かすかではありましたが、惹起した「喜び」という感情が、 次の夢にどのような変異をもたらすのかという点に「注目」したいと思います。 ※変異は「夢遺伝子」が、「ON/OFF」をどのように調整するかにかかっている。 その「調整」は夢見者の生活環境と「現実認識の枠組み」によって決定される。 夢ステージは、「生きにくさの改善・解消」のための「リハーサル」をする場として構成される。 事物や人物は、「夢見者自身」の思いや「夢見者自身」の代替として登場してくる。 「夢ステージ」、「事物」・「人物」に変異が生じるのか、 あるいは「事態」そのもので変異が発生するのかに注目するということです。。 「事態」が発生すれば、かならず、「弱いつながり」の記憶の再構成が行われ、「生き残り」のリハーサルが展開されます。 それでは、次回の夢でお会いしましょう。 ▼
▼ ▼ |
|
|
||
|
||
|