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![]() ![]() 川でイタチを取ってきなさいって言われて、川に行きました。 で、イタチは生け捕りにしなくちゃいけなくて あまりにかわいいから、つい俺は「お母さん、食べないで」って泣いて言った
ら で、そうやって俺が縛ってる時も、イタチはじっ
と俺を見てる。真白なイタチだった。
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Q 1 じっと俺をみている真っ白なイ タチは、俺に何を訴えたかったのだろう?
言われて、仕方ないからやっている。小さ な子どもである「なまたまご」さんにはお母さんの言葉は絶対的なもの。 夢の中のなまたまごさんは、仕方ないけ ど、言われた通りにしなければならないのですね。 川に行って、イタチを捕まえる。殺さない で生け捕りにしなければなりません。そういう条件のようです。 なまたまごさんは悩んでいるのにもかかわ らず、たくさんのイタチをつかまえます。どうしてなのでしょうか? 捕まえるのが嫌なら、1匹でもいいの に・・・・そういうわけにはいかない何かが存在するのかもしれません。 逃げられないように、青い紐でしばりま す。ゆるくしばります。苦しくないようにしばるのでしたね。 この夢では、「したくないこと」と、「しなけ ればならないこと」が組み合わされています。 それをすることによって、失われていくものが「なまたまご」さんにはあるようです。
真っ白なイタチ、かわいいイタチは、どち らかというとフェレットに似ているようです。 フェレットはどちらかというと女性的なイ
メージを感じさせるペットですね。 捕まえたので家に持ち帰ることになりま す。 嫌々ながらしていたことなのに、気づいた らイタチを捕まえすぎてしまったようです。 つまり、がんばったのですね。 がんばったことを、母親に知らせるためには、 全部のイタチを持ち帰らなければならないのでしょう。 それが、青い紐でしばって家に持ち帰る理 由のようです。ほめてもらいたいのです。 ところが、お母さんはそのイタチを食べる ようですね。 あなたの「食べないで」という感情など気 にならないみたいです。 「生け捕りにしなさい」と言っておきなが ら、あっという間に皮を剥いでしまいます。殺されたわけですね。 お母さんの行動は矛盾していて、結果とし てあなたを苦しめています。がんばったことが報われません。 あなたがしていること、言っていることが まったく母親には伝わりません。自己主張が不発であるということです。 もちろん、この母親は実際の母親でなく、 あなたの心にある母親からイメージされる身近な対象のことです。 さて、殺されたイタチは、すべて「なまたまご」さん自身なのです。 「なまたまご」さんの何が殺された・・・ のでしょうか? つまり、何が失われたのでしょうか? そ れは、問診の中で明らかにしたいと思います。
真っ白なイタチが、なまたまごさんに訴え たかったのは、「したくないことをしてていいの?」・・・ 「言われたままのことをしているだけでい いの?」・・・ 「大事なものを失ってしまっていいの?」 ということらしいのです。 それは、実際にどのようなことを意味して いることなのでしょうか。 そのヒントは、生活の中に埋もれてしまっ ていて、 なまたまごさんが見過ごしているこ と・・・見ないことにしていること・・・ しかも、仕方ないこととして、あきらめか
けていて・・・ そのことを知られるのがとてもつらいことの中 にあるようです。 それは、きつくはないがゆるめに「あなた をしばっているもの」だったようです。
現実の世界に戻ると・・・つまり川から家 に連れ戻すと・・・殺される運命にあるのは「あなた自身」でしたね。 差し迫って何かをしなければならないが、 それができない、したくない、避けたい・・・ そういう現実があるようです。 「したくないこと」と、「しなけらばなら ないこと」の間に放り出されていて、 選択を迫られている現状がある・・・ 許されるのなら、「逃げたい、避けたい」と感じる自分を正当化する現実認識が作り出した夢だといえるでしょう。 by エリカ
▼ 「なまたまご」さん。うららです。 「イタチの皮剥」の夢でしたね? イタチがあなたに何を訴えたいのかが知りたいのですね?
早速ですが、質問に入りますね。 >「なまたまご」さんは、子どもとして登場しているようですが、何歳の
頃のように感じましたか? >5〜6歳かなぁ? >イタチをつかまえるとき、川の中に入りましたか? >はい。でも、濡れたようには感じなかった
なぁ。 >イタチはたくさん捕まえたのですよね、何匹くらいに感じましたか? >6匹くらい。 >青いひもで首輪をつくりましたね?家に連れて帰るときは、イタチは素
直について来たのですか? 家に帰る途中の道は実際にあるような場所でしたか? >素直についてきた、・・・のかも。たしか、 抱っこしてたんじゃなかった っけな? いずれにせよ切ない帰宅だった気がする。道 は、いかにも絵画風なあぜ道。 ・・・あぜ道って言うと語弊があるかな。
ま、実際にありそうな道ですね。 >イタチの「イモダンゴ」を食べなければならないような雰囲気でした
か? >「食べないで-!」ってめそめそしてたから、・・・食ってはいない。 >いまは一人で暮らしているのですか? 好きな女の子はいますか? >一人暮しは、時々してます。今現在は我が家
にいるね。 好きな女の子!!とりあえず、いないにして
おこう!!!いつも傍らにいる女の子はいます。 >子どものときの「なまたまご」さんは、どんな子だと思いますか? >かわいくない生き物です。 >イタチを捕まえに行った川は、どんな川に見えましたか?それは、実際
に行ったことのある川のようでしたか? >でてきた風景は、いかにも絵画的なものばか り。そういえば、わかるでしょうか。 川は、底浅で、きれいで、水面がちょっときら きらしてたような・・・。 いったことある、というよりは、行ってみたい 場所。 >最近、何かを決めなければならないことがありますか? 選択しなけれ
ばならないことは、どんなことですか? >やまのようにあります。 >では診断しますね。 ▼
夢診断のポイントは、なまたまごさんが夢の中に登場するイタチをつかま
えたくないのに6匹もつかまえたこと。
→最初の記憶が残されているのが、ちょうどその頃の年齢ですね。たぶん 幼稚園のころのあなたでしょう。 母親的な存在から強い影響を受けるときです。イタチはやんちゃでずる 賢く、子どもらしさを表す生き物です。 やんちゃで、気ままにしていられる、子どものころの自分に戻りたいと感じているのかも しれません。 ところが、そのころに戻っても、気ままにはできません。したくないこ とをしなければならないようです。 かつてもそうであったけど、いまもそうなのだと振り返っている。その 原因を過去に求めているようです。 なまたまごさんの生活は自由なようであるけれど、 意外に縛られている部分もある中途半端な立 場にあるのですね。 周囲に寄りかかっていたいだけなのに、 寄りかかることでその分何かしなければならなくなっているようです。 表面的にあなたに言わないけれど、 周囲の人は、そういう「大人でない」なまたまごさんでは困るのでしょう。 だから生け捕りにしてきなさいと言われたのです。生きたまま捕まえれ ば、自覚できるからです。 そして、その子どもの部分は殺してしまわなければならないのでしょ う。
→川は流れていくもの、変化するもの、人生の移り変わりをイメージさせ ますね。 その川のイメージは、絵画的であり、底浅で、きれいで、 水面がきらきらとしていたような・・・行ってみたい場所でした。 ことさら、そのようなイメージを川に求めるということは、 なまたまごさんの現実の川は厳しいものなのでしょう。 ここでは、非現実的な川にいるイタチを捕まえにいっているわけです。 イタチは非現実に住んでいるのですね。 そして、つかまえようとして、川に入ったのに濡れた実感がありませ ん。 イタチという「あなた自身の子どもの部分」をつかまえることに対し、 本気になれないでいるという印象を受けます。
切ない帰り道・・・あぜ道のような風景でし た。 →青い紐は現実的にものごとをとりまとめていくという役割を果たしています。 これまでも、青い紐で「自分自身の子どもの部分」をしばって、我慢させてきたことがあるのでしょう。 だから、抱いたまま・・・大切に・・・そっと持ち帰ったのでしょう。 殺してしまうには・・・あまりにかわいそうな部分です。 もちろん、6匹もいるイタチの中には「かわいくない子どもの部分」も
あったでしょうが・・・ 犠牲になったイタチもいたはず。 その犠牲になったイタチたちを忘れてはならないと、なまたまごさんは感じているようです。 それらのイタチは家に持ち帰ることに よって、犠牲になっています。持ち帰っているのはあなたです。 あなたは、何かを犠牲にして・・・ イモダンゴの生の状態・・・生きていくのに必要なものを・・・得ているのです。 生ですから・・・すぐには食べられませ
ん。 我慢して手に入れたのに・・・少し不満があ り・・・結局食べません。 注文はしたけど・・・嫌なものを用意されてしまって・・・ 食べろといわれても・・・食べないでいる複雑な心境ですね。 子どもの部分を表しているイタチを食べないのは 大人になりたくないという気持ちのあらわれ でもあるのでしょう。
→これからしなければならないこと、これまでにしておけばよかったこと がたくさんあるのですね。 何か決めなければならないことを、自分だけで決めることができないでいる。それを家に持ち帰る。 何か選択しなければならないことがある とき、 その判断を家に持ち帰る・・・結果的に 決めるのはあなたではない。 決めたり、選択したりすることがらが何 なのかはっきりしませんが、 あなただけでは決められないことのよう です。 それが「イタチ」の正体なのです。状況 を変えないまま、 自分の立場をはっきりさせないま ま・・・そのままにしておく。 周囲の変化を待つ・・・状況が変わって
くれるのを期待する・・・ そういうイタチは殺されなければならないと感じているのでしょう。 でも、それができずにいるのかもしれませ ん。 イタチを殺すと、あなたの将来のイメージが変わってしまう予感がするからでしょう。 だから踏ん切れないのですね。 by うらら
▼ Q 2 どう受け
止めればいいの? どうすればいいの?
イタチの「イモダンゴ」は、あなたが食べないでも、食べられてしまいそうな雰囲気ですね。 あなたがしなくても、周囲はあなたに対して動いているという状況かもし れません。 あなたが何をしている人で、生活環境がどのようなものなのかがわかりま せんが とりあえず好きな子はいないけど傍らに女の子がいる人で、 しなければならないことがやまのようにあるのですよね。 AとBという選択があるとき、Aではないけど、Bというわけでもな い・・・どちらも捨てないで・・・ とりあえず両方とも確保しておこう・・・・・しばらくたってから・・・ どちらかに決めればいい・・・ そのうちはっきりするだろうから・・・決めな いままでいる・・・ 実行しないでいることが・・・やまのようにな る・・・ とくに困っているわけではないけれど・・・そういう状況を仕方ないこと として受け止めているのでしょうか?
なまたまごさんは、自分というものを「○○な人」と決め付けられるのを 嫌う人かもしれません。 そういう○○な傾向はあるけど・・・それが本来の自分というわけではな いという思いがあるのですね。 身近な人から自分の将来をあれこれ干渉してほしくないという気分があ り、そこに触れられるのを避けている。 つまり、いつも「保留」にしておきたい気分なのです。保留にすること で、選択の余地を残しておけるのですよね。 そういう部分が、なまたまごさんの「子どもの 部分」で、それは殺されなければならないと感じているのでしょう。 でも、それを殺してしまったら、大事なものを
なくしてしまうことになる。 この夢が伝えたいのは、そのことのようです。
なまたまごさんは、周囲から、誤解をされやすい人かもしれません。 そのことを気にしている様子も感じられます。 他人の言動に左右されて、自分の行動を決めかねているところ・・・があ るのかもしれません。 周囲の思惑に影響されて、自分で決めることが できない・・・ 大人になりきれないでいる・・・と、この夢は 伝えています。 そういう重要な選択の時期に、自己主張することができずに、なまたまご さんはいるのかもしれません。 夢の舞台設定として「絵画のような川やあぜ道」が出てきたのは、 人生の大きな転換のイメージを暗示させます。 大事な決定をしなければならないことが・・・差し迫っている・・・よう です。 あなた自身の中にある大人になりたくない気持ちが、決定を少しずつ遅らせている・・・ のかもしれません。 by ふむふむ
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