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男性 20歳 : イタチの皮剥 なまたまごさんの夢
川でイタチを取ってきなさいって言われて、川に行きました。
で、イタチは生け捕りにしなくちゃいけなくて 悩んだ挙句、頭をゴチ☆ってやって、捕まえる事にしました。
で、捕まえたんだけど、すごくかわいいんだよね。
今思えば、イタチっていうより、フェレットに似てた。
あまりにかわいいから、つい俺は「お母さん、食べないで」って泣いて言ったら もぅ皮剥がされてた。そして、イタチの皮のしたはイモダンゴの生の状態だった、って話です。
抱いて持っていくにしては数が多すぎるからって、首にビニ−ル紐(青)で首輪作るんだけど それも苦しくない様に、ってゆるくしたりとか。 で、そうやって俺が縛ってる時も、イタチはじっと俺を見てる。真白なイタチだった。 イタチが俺に何を訴えたかったんだろう?ってことが知りたい。
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Q 1 じっと俺をみている真っ白なイタチは、俺に何を訴えたかったのだろう?
言われて、仕方ないからやっている。小さな子どもである「なまたまご」さんにはお母さんの言葉は絶対的なもの。 夢の中のなまたまごさんは、仕方ないけど、言われた通りにしなければならないのですね。 川に行って、イタチを捕まえる。殺さないで生け捕りにしなければなりません。そういう条件のようです。 なまたまごさんは悩んでいるのにもかかわらず、たくさんのイタチをつかまえます。どうしてなのでしょうか? 捕まえるのが嫌なら、1匹でもいいのに・・・・そういうわけにはいかない何かが存在するのかもしれません。 逃げられないように、青い紐でしばります。ゆるくしばります。苦しくないようにしばるのでしたね。 この夢では、「したくないこと」と、「しなければならないこと」が組み合わされています。 それをすることによって、失われていくものが「なまたまご」さんにはあるようです。
真っ白なイタチ、かわいいイタチは、どちらかというとフェレットに似ているようです。 フェレットはどちらかというと女性的なイメージを感じさせるペットですね。 捕まえたので家に持ち帰ることになります。 嫌々ながらしていたことなのに、気づいたらイタチを捕まえすぎてしまったようです。 つまり、がんばったのですね。 がんばったことを、母親に知らせるためには、全部のイタチを持ち帰らなければならないのでしょう。 それが、青い紐でしばって家に持ち帰る理由のようです。ほめてもらいたいのです。 ところが、お母さんはそのイタチを食べるようですね。 あなたの「食べないで」という感情など気にならないみたいです。 「生け捕りにしなさい」と言っておきながら、あっという間に皮を剥いでしまいます。殺されたわけですね。 お母さんの行動は矛盾していて、結果としてあなたを苦しめています。がんばったことが報われません。 あなたがしていること、言っていることがまったく母親には伝わりません。自己主張が不発であるということです。 もちろん、この母親は実際の母親でなく、あなたの心にある母親からイメージされる身近な対象のことです。 さて、殺されたイタチは、すべて「なまたまご」さん自身なのです。 「なまたまご」さんの何が殺された・・・のでしょうか? つまり、何が失われたのでしょうか? それは、問診の中で明らかにしたいと思います。
真っ白なイタチが、なまたまごさんに訴えたかったのは、「したくないことをしてていいの?」・・・ 「言われたままのことをしているだけでいいの?」・・・ 「大事なものを失ってしまっていいの?」ということらしいのです。 それは、実際にどのようなことを意味していることなのでしょうか。 そのヒントは、生活の中に埋もれてしまっていて、 なまたまごさんが見過ごしていること・・・見ないことにしていること・・・ しかも、仕方ないこととして、あきらめかけていて・・・ そのことを知られるのがとてもつらいことの中にあるようです。 それは、きつくはないがゆるめに「あなたをしばっているもの」だったようです。
現実の世界に戻ると・・・つまり川から家に連れ戻すと・・・殺される運命にあるのは「あなた自身」でしたね。 差し迫って何かをしなければならないが、 それができない、したくない、避けたい・・・そういう現実があるようです。 「したくないこと」と、「しなけらばならないこと」の間に放り出されていて、 選択を迫られている現状がある・・・ 許されるのなら、「逃げたい、避けたい」と感じる自分を正当化する現実認識が作り出した夢だといえるでしょう。 by エリカ ▼ 「なまたまご」さん。うららです。
「イタチの皮剥」の夢でしたね? イタチがあなたに何を訴えたいのかが知りたいのですね?
早速ですが、質問に入りますね。 >「なまたまご」さんは、子どもとして登場しているようですが、何歳の頃のように感じましたか? >5〜6歳かなぁ? >イタチをつかまえるとき、川の中に入りましたか? >はい。でも、濡れたようには感じなかったなぁ。 >イタチはたくさん捕まえたのですよね、何匹くらいに感じましたか? >6匹くらい。 >青いひもで首輪をつくりましたね?家に連れて帰るときは、イタチは素直について来たのですか? 家に帰る途中の道は実際にあるような場所でしたか? >素直についてきた、・・・のかも。たしか、抱っこしてたんじゃなかった っけな? いずれにせよ切ない帰宅だった気がする。道は、いかにも絵画風なあぜ道。 ・・・あぜ道って言うと語弊があるかな。ま、実際にありそうな道ですね。 >イタチの「イモダンゴ」を食べなければならないような雰囲気でしたか? >「食べないで-!」ってめそめそしてたから、・・・食ってはいない。 >いまは一人で暮らしているのですか? 好きな女の子はいますか? >一人暮しは、時々してます。今現在は我が家にいるね。 好きな女の子!!とりあえず、いないにしておこう!!!いつも傍らにいる女の子はいます。 >子どものときの「なまたまご」さんは、どんな子だと思いますか? >かわいくない生き物です。 >イタチを捕まえに行った川は、どんな川に見えましたか?それは、実際に行ったことのある川のようでしたか? >でてきた風景は、いかにも絵画的なものばかり。そういえば、わかるでしょうか。 川は、底浅で、きれいで、水面がちょっときらきらしてたような・・・。 いったことある、というよりは、行ってみたい場所。 >最近、何かを決めなければならないことがありますか? 選択しなければならないことは、どんなことですか? >やまのようにあります。 >では診断しますね。 ▼
夢診断のポイントは、なまたまごさんが夢の中に登場するイタチをつかまえたくないのに6匹もつかまえたこと。 5〜6歳の「なまたまご」さんとして登場していましたね。 →最初の記憶が残されているのが、ちょうどその頃の年齢ですね。たぶん幼稚園のころのあなたでしょう。 母親的な存在から強い影響を受けるときです。イタチはやんちゃでずる賢く、子どもらしさを表す生き物です。 やんちゃで、気ままにしていられる、子どものころの自分に戻りたいと感じているのかもしれません。 ところが、そのころに戻っても、気ままにはできません。したくないことをしなければならないようです。 かつてもそうであったけど、いまもそうなのだと振り返っている。その原因を過去に求めているようです。 なまたまごさんの生活は自由なようであるけれど、 意外に縛られている部分もある中途半端な立場にあるのですね。 周囲に寄りかかっていたいだけなのに、 寄りかかることでその分何かしなければならなくなっているようです。 表面的にあなたに言わないけれど、 周囲の人は、そういう「大人でない」なまたまごさんでは困るのでしょう。 だから生け捕りにしてきなさいと言われたのです。生きたまま捕まえれば、自覚できるからです。 そして、その子どもの部分は殺してしまわなければならないのでしょう。 イタチをつかまえるときに川にはいりました。濡れた感じはしません。。 →川は流れていくもの、変化するもの、人生の移り変わりをイメージさせますね。 その川のイメージは、絵画的であり、底浅で、きれいで、 水面がきらきらとしていたような・・・行ってみたい場所でした。 ことさら、そのようなイメージを川に求めるということは、 なまたまごさんの現実の川は厳しいものなのでしょう。 ここでは、非現実的な川にいるイタチを捕まえにいっているわけです。 イタチは非現実に住んでいるのですね。 そして、つかまえようとして、川に入ったのに濡れた実感がありません。 イタチという「あなた自身の子どもの部分」をつかまえることに対し、 本気になれないでいるという印象を受けます。 青い紐でしばると、素直についてきたようです。6匹いました。 切ない帰り道・・・あぜ道のような風景でした。 →青い紐は現実的にものごとをとりまとめていくという役割を果たしています。 これまでも、青い紐で「自分自身の子どもの部分」をしばって、我慢させてきたことがあるのでしょう。 だから、抱いたまま・・・大切に・・・そっと持ち帰ったのでしょう。 殺してしまうには・・・あまりにかわいそうな部分です。 もちろん、6匹もいるイタチの中には「かわいくない子どもの部分」もあったでしょうが・・・ 犠牲になったイタチもいたはず。 その犠牲になったイタチたちを忘れてはならないと、なまたまごさんは感じているようです。 それらのイタチは家に持ち帰ることによって、犠牲になっています。持ち帰っているのはあなたです。 あなたは、何かを犠牲にして・・・ イモダンゴの生の状態・・・生きていくのに必要なものを・・・得ているのです。 生ですから・・・すぐには食べられません。 我慢して手に入れたのに・・・少し不満があり・・・結局食べません。 注文はしたけど・・・嫌なものを用意されてしまって・・・ 食べろといわれても・・・食べないでいる複雑な心境ですね。 子どもの部分を表しているイタチを食べないのは 大人になりたくないという気持ちのあらわれでもあるのでしょう。 やまのように・・・決めなければならないこと、選択しなければならないこと・・・がありますね。 →これからしなければならないこと、これまでにしておけばよかったことがたくさんあるのですね。 何か決めなければならないことを、自分だけで決めることができないでいる。それを家に持ち帰る。 何か選択しなければならないことがあるとき、 その判断を家に持ち帰る・・・結果的に決めるのはあなたではない。 決めたり、選択したりすることがらが何なのかはっきりしませんが、 あなただけでは決められないことのようです。 それが「イタチ」の正体なのです。状況を変えないまま、 自分の立場をはっきりさせないまま・・・そのままにしておく。 周囲の変化を待つ・・・状況が変わってくれるのを期待する・・・ そういうイタチは殺されなければならないと感じているのでしょう。 でも、それができずにいるのかもしれません。 イタチを殺すと、あなたの将来のイメージが変わってしまう予感がするからでしょう。 だから踏ん切れないのですね。 by うらら
▼ Q 2 どう受け止めればいいの? どうすればいいの?
イタチの「イモダンゴ」は、あなたが食べないでも、食べられてしまいそうな雰囲気ですね。 あなたがしなくても、周囲はあなたに対して動いているという状況かもしれません。 あなたが何をしている人で、生活環境がどのようなものなのかがわかりませんが とりあえず好きな子はいないけど傍らに女の子がいる人で、 しなければならないことがやまのようにあるのですよね。 AとBという選択があるとき、Aではないけど、Bというわけでもない・・・どちらも捨てないで・・・ とりあえず両方とも確保しておこう・・・・・しばらくたってから・・・どちらかに決めればいい・・・ そのうちはっきりするだろうから・・・決めないままでいる・・・ 実行しないでいることが・・・やまのようになる・・・ とくに困っているわけではないけれど・・・そういう状況を仕方ないこととして受け止めているのでしょうか?
なまたまごさんは、自分というものを「○○な人」と決め付けられるのを嫌う人かもしれません。 そういう○○な傾向はあるけど・・・それが本来の自分というわけではないという思いがあるのですね。 身近な人から自分の将来をあれこれ干渉してほしくないという気分があり、そこに触れられるのを避けている。 つまり、いつも「保留」にしておきたい気分なのです。保留にすることで、選択の余地を残しておけるのですよね。 そういう部分が、なまたまごさんの「子どもの部分」で、それは殺されなければならないと感じているのでしょう。 でも、それを殺してしまったら、大事なものをなくしてしまうことになる。 この夢が伝えたいのは、そのことのようです。
なまたまごさんは、周囲から、誤解をされやすい人かもしれません。 そのことを気にしている様子も感じられます。 他人の言動に左右されて、自分の行動を決めかねているところ・・・があるのかもしれません。 周囲の思惑に影響されて、自分で決めることができない・・・ 大人になりきれないでいる・・・と、この夢は伝えています。 そういう重要な選択の時期に、自己主張することができずに、なまたまごさんはいるのかもしれません。 夢の舞台設定として「絵画のような川やあぜ道」が出てきたのは、 人生の大きな転換のイメージを暗示させます。 大事な決定をしなければならないことが・・・差し迫っている・・・ようです。 あなた自身の中にある大人になりたくない気持ちが、決定を少しずつ遅らせている・・・のかもしれません。 by ふむふむ 2000/12/25
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