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女性 22歳 : 夢バス旅行「ぶらり☆世界一周」
「きっちょむ」さんの夢
仲良しの先輩と後輩を連れてバスに乗りました。客は私達のみでバスガイドと運転手のみです。 バスは舗装されたまっすぐな山道をツクツクと調子よく登って行きます。 まずビックリしたのは右手を見ると草原にそびえるピラミッド・・・ぽい。 エジプトっぽい感じの光景で・・・左手を見るとそこは青い大草原。 そんな感じで色んな観光名所がぎゅっと詰まった、言わば東部ワールドスクウェア状態でした。 最終段階に入ったバスは気前良く空に向かって飛び出しました。 見えるのは一面の青空でよく見ると海が蜃気楼のように映っていました。 ギャアギャアと大はしゃぎの私達はそれぞれのコメントを言います。 私『うわぁぁすげぇぇなんて綺麗なんだぁぁ感動〜』 後輩『え?なんですか?なにがですか?どこどこ?』 先輩『これ本物!?映像?』 と言った所でバスはどんどんとえびぞり始め一回転して着地!! そこはゲレンデ近くのホテルロータリー。 狐につままれたような私達を降ろしバスガイドは笑顔で 『お疲れ様でした〜』 ・・・・・・と、こんなばかばかしい夢をみてしまいましたが実際何なのでしょう? ▼ Q 1 空に映った海が何を指すのでしょうか? 嫌悪感など一切感じなかったのですが?
バスは長い距離を移動する乗り物ではありませんね。乗り継ぎもあまりありません。 あなたが選んだバスは、あなたが行きたいと思うところに連れていってくれます。 バスとのお付き合いは・・・ほんの短い時間。特定の場所に到着すると降りることになります。 短い時期に限ってのことですが、あなたが目指していることを実現する乗り物というわけですね。 バスの夢は一般的に・・・ある時期の、あなたの「生き方」を表現するときに出てくるようです。
さて、バスにはあなた達だけでしたね・・・もちろん、バスガイドと運転手はいましたが・・・。 あなた一人ではなかった・・・あなたを支えてくれるはずの「先輩と後輩」を夢に登場させています。 つまり、あなた一人ではいくぶん不安なのです。何について不安なのかは、問診で明らかにしていきましょう。
バスが山道を登っていきます。舗装された道を調子よく登っていくから、とても順調で、快調ということですね。 自分の思い通りの生き方をしている・・・そのやり方で「これまでうまくいっている」ということです。 これからも、快適に・・・自分らしい生き方にそって・・・目標に向かっていきたい・・・と考えている。 やがて周囲の見晴らしがよくなります・・・よく見えるようになったということですね。 あなたはビックリしています・・・ビックリする感情が生じたのはあるはずのないものがそこにあったからです。 「びっくりしたあなた」は・・・それをしっかりと観察し、びっくりした原因を見つけようとしています。
さて、あなたが乗っているバスは・・・気前よく・・・予想外のことでしたが・・・空に飛び立ちます。 そこまで・・・してもいいの? 気前がよすぎない? そうですね・・・バスは無理をしているのです。 あなたの一時期の生き方は・・・精一杯すぎて・・・しかも理想通りに・・・飛び立っている状態なのです。
角度をつけて空を飛んでいるバスは、その角度を極めすぎて・・・えびぞりし・・・1回転して着地します。 着地して・・・あなたの現実・・・つまりゲレンデに到着しました。 ゲレンデにつながるあなたの思い・・・それが、本当のあなた自身の姿・・・ということなのですね。 現実の生き方に・・・あなた自身のこれまでの生き方を重ねる・・・それには1回転する必要がありそうです。 どんなことで、あなたが1回転しなければならない状況にあるのか・・・問診であきらかにしていきましょう。
ちょっと無理して生きているあなたに、バスガイドが「お疲れ様でした〜」と伝えている夢のようです。 あなたは、何らかの支えが必要なのですが見つからないまま、あいまいに紛らわしている現実があるのかも。 そして、もしかしたら・・・いまの生き方にさよならできるチャンスを探しているのかもしれません。 by エリカ ▼ こんにちは。うららです。ここから担当します。 「きっちょむ」さんの夢を受け取りました。差し支えのない範囲で問診にお答えいただければ >バスが登っていく山道の両側は、切り立った感じでしたか。 >両サイドは遠くまで見渡せる感じでした。 >仲良しの先輩と後輩でいっしょに出かけることはあるのですか? >三人ではご飯を食べに行ったりします。 >バスは、どういうわけか1回転して着地しましたね。 >観覧車的な速さで大地より空ばかり見ていました。 >最近、「感動したこと」がありましたか? それはどんなこと? >結構あります。映画とか本とかテレビですけど・・・ >先輩や後輩は、実際はどんな人なのですか? >先輩は普段は現実的で聡明な人ですが >嫌なことがありませんでしたか? なんか投げ出したくなったことです。 >心身ともにストレスや疲れは無かったはずです。 >友だちのことを気にしていて、自分の行動をあわせてしまうことがありませんか? >自分は常にマイペースを崩しません。 >好きな人がいますか? どんな人ですか? >好きな人はいません。自称惚れっぽいので目がハートになる人はいつもいるのですが >では診断しますね。 ▼
夢診断のポイントは、バスはあなたが目標としているところへ確実に向かっているということです。 バスは観覧車的な速さで1回転しました。大地より空ばかり見ていました。 →大地は現実的な生き方を選ぶということです。空はあなたのいまの理想とする生き方を表しています。 あなたは空ばかり見ていましたね。青空でした。よく見ると海が蜃気楼のように映っていました。 いまの生き方を選んでいるということです。 よく見ると・・・つまり考えてみると・・・空なのに海が映りこんでいます。海は大地につながるものです。 海と空。どちらも同じ青。どちらも際限なく広がっている。鏡のようにお互いを映し合っている。 あなたの理想通りの生き方は現実の生き方の左右を入れ替えたものだということ・・・現実は裏返し。 お互いに向き合っているけれど、現実が右にしようとメッセージを送ってくると・・・ あなたは左を選ぶ・・・それが理想。 鏡に映っているのは、もうひとりのあなた。理想のあなたの生き方は鏡のどちら側にあるのですか? 自分は常にマイペースを崩しません。自分のスタイルを抑える事はあっても変える事は滅多にありません。 →あなたがマイペースを崩さないのは、相手に合わせないということですよね。 相手に合わせないというのは・・・相手を意識しているから。 合わせないことで嫌われる結果になったとしても仕方ないと思っている。 つまり、「相手に合わせない」ことが・・・それなりの影響があることをあなたは感じているけれど その影響よりは、自分のペースを大切にしているということですね。そのペースを支えてくれるのが先輩と後輩。 先輩は現実的で聡明な人。ミーハー的なところがある。後輩は天然?ですが、頭の回転が速い。 それが、あなたの現実への対応を助けてくれる「対処の仕方」ということですね。 つまり、ときどき現実的で、うまくいかないところは・・・あいまいに妥協する。 状況のとらえ方が素早いから・・・困りそうなことは・・・事前に済ましておくか・・・いざというときは頼る。 あなたの身近な人は、あなたに合わせてくれているのですね。 好きな人はいません・・・実はいまの彼氏も好きじゃないのです。 →あなたはマイペースで生きているのに、「恋愛」になると・・・相手にゆさぶられているようです。 「恋愛」は相手があってできるものですから・・・相手に合わせることを意識しなくても いつの間にか合わせてしまうものです。いまお付き合いしている彼氏は・・・好きじゃないのですね。 好きじゃないのに・・・彼氏なのですから・・・あなたの中で矛盾していることになります。 現実という「生の場面」に出くわしてしまうと・・・ あなたは、とても「もろい」のです。相手に合わせてしまうようです。 それを避けたいから・・・自分を守りたいから・・・あなたはマイペースを選んでいるということでしょう。 by うらら
▼ Q 2 どう受け止めればいいの? どうすればいいの?
さて、この夢で印象的なのは、空に海が映りこんでいるところです。 空の青と海の青の境目は、はっきりしていません。蜃気楼のように・・・現実と理想の混在するところです。 海は実際にそこにあるのですが・・・空は・・・実態としてはあるわけではありません。 1回転するとき、海は空のようであり、空は海のようでもあります。あなたの視線はそこに向けられています。 観覧車のような速さですから・・・ゆっくりと見ることができました。じっくりと見ていました。
あなたには驚きがありましたね。 ピラミッドという動かせない現実。ワールドスクウェアというコミュニケーションの場。 あなたは驚いたのですから、緊急に対応しなければならない状況にあるということです。 それは、いままでの「あなたの生き方」では解決するのが難しい問題かもしれません。 驚きは、あなたの思考を止めてしまいます。動きさえ「ぎごちなく」・・・不自然にさせます。 あなたはいろいろと予測しながら生きてきたのですが、 その予測がはずれて、どう対応したらいいのか困っています。 そして、それは緊急を要することです。 なんらかの行動を起こすことが求められています。それが「驚き」の正体です。
バスは、その「驚き」を乗せたまま、空に向かい、ゆっくりと1回転しました。 「驚き」の解決のためには、1回転することが必要だということです。 空と海の組み合わせは・・・映りこむという現象ですから・・・ あなたのとらえ方を変える必要があるということです。 ゲレンデに着地をするという結果を用意していますから、ゲレンデに関連することにヒントがありそうです。 スノーボード合宿が楽しかったのですね。 心躍る現実の感動があったはずです。それが本当の「恋の感触」。 あなたのこれまでの生き方は・・・どちらかというと「自分を守るための生き方」だったようです。 相手があなたの中に入ってくることにうまく対応できない生き方だったのかもしれません。 だから、自分のペースを守らなければならなかった。これまでは、それでうまくいっていたのでしょう。 でも、生身の現実に接触する機会が増えるにつれて、うまく対処できないことが増えてきたようです。 あなたの「恋」も、そのひとつ。 スノーボードとちがって、あなたの感動を引き出せないでいる「恋」という現実。 うまくいかなくなると・・・自分のペースに戻るという生き方は・・・確かにあなたを守ってはくれるでしょう。 でも、それではスノーボードのような「感動の雰囲気」を感じることはできない。 どちらかを選ぼうとしていました。 それが、空に海が蜃気楼のように映っているイメージ。 選ぼうと思ったら、空と海が重なってしまったのですね。
どうすればいいのでしょうか? 重なってしまったのは、いっぺんに全てのことを解決しようとしているからですね。 「同じひとつのやり方」で何とかしようとしている。すべてのことを、ひとつにつなげてしまっている。 あれもこれも・・・うまくいかないのは・・・ ○○だからと思ってしまう「いくぶん偏ったものの見方」がありそうです。 うまくいかないのは・・・うまくいかなくていいのですね。うまくいくものは・・・そのままでいいのです。 別々のことがらとして、ひとつずつ解決すればいいのです。 思っていることがあるのなら、実行するといいでしょう。 バスはゲレンデに到着しましたね。夢中になれる「恋」を見つけることです。それがしたいはずです。 by ふむふむ 2001/03/11
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