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女性
15歳 : 河の果ては・・・・? 「美血婁(みちる)」さんの夢
少し前の夢。私はすごく暗い場所に居た。 辺りは霧が立ち篭めていて、全体的に白く曇ったかんじの場所だった。 目の前には向こう岸がギリギリ見えるぐらいの河があり、その河にはたくさんの草が生えていた。 岸には小さい船が舫ってあり、私はその船に乗って向こう岸に行こうとした。 行こうとした・・・・といぅより、行くように、なにかに促されたようなかんじ。 船には船頭さん(?)が最初から居て、あたしが乗るとなにも言わずに船を出した。 船に乗っていると横から親が乗った別の船が近付いてきて、なにか言っていた。 何を言っているのか・・・までは聞き取れなかったが、なにか悲しそうだった。 その船も、あたしが乗った船と並んで同じ方向(河の向こう側)に進んで行く。 暫くしたら河の中からいきなりヘンなモノが飛び出てきて 船頭さん(と思しきもの)がくるっと振り返ってニヤ〜っと笑った。其の船頭さんの顔が、髑髏だった。 髑髏がニヤ〜っと笑い、親が乗った船が転覆させられた。 私が乗った船はそのときはまだ無事だったが 河から出てきたヘンなモノに襲われそうに・・・っていぅところで夢から覚めた。 夢から覚めたときには夢の内容を忘れていたが、少ししたら内容を思い出した。 こんな夢を見たのははじめて。ヘンな映画みたいな夢だが、見たときにはすごくびっくりした。 診断、していただけるでしょうか・・・・。よろしければ。。。。。よろしくでございますm(_ _)m 夢に河が出てくるとなにかイケナイ信号だと言われて、少し気になったので・・・・。 ▼ Q 1 夢に河が出てくるとなにかイケナイ信号だと言われて、少し気になったので・・・・。
暗くて、霧が立ちこめている。白く曇った感じで・・・見通しがよくない。 向こう岸はギリギリの感じで見えてはいる・・・あなたは・・・それを確かめた。どうして・・・確かめたの?
川を渡るのは・・・こちら側から向こう側に・・・移動するということですね。 いまのあなたにとって・・・それはどんなことを・・・現実の何を指しているのでしょうか? 途中には草も生えているから・・・それを避けて向こう岸に渡らなければならない。・・・障害物のイメージ? 船はあなたが乗るとすぐに動き出します。すでに用意されていて決められていたということのようです。
親が乗っている船があって近づいてくる。あなたが「河を渡る事情」には不可欠の存在だということのよう。 何を言っているのか聞こえません。悲しそうだと感じているので、あなたが聞こうとしなかったことを意味します。 親は・・・あなたに何かを言いたかったのでしょうが・・・あなたはそれを受け入れなかったということ。 あなたの船と親の船は同じ方向に進むのですが・・・変化がありました。 河の中から・・・何かが飛び出してきます。現実面での具体的な変化や結果を表しているものと思われます。 それを見て大きな変化がありましたね。船頭さんの顔が「髑髏(どくろ)」となり、そして親の船の転覆。
「どくろ」は実はあなた自身です。「どくろ」でありながら生きているのですから・・・・「再生」を意味します。 あなたにとって河を渡るということは・・・年齢からみると「将来」に関することがらのようです。
あなたは夢で「どくろ」を登場させて親の船を転覆させたのですから・・・親に対する不満があります。 すでに決定されていることに対する抵抗、あるいは、その「変更」に関する怒り。それが「どくろ」のイメージ。 死んだものであれば、もう一度やり直せますから「いま進行している事情」を覆したい気持ちがあるのですね。 この夢は・・・あなた自身の「将来」について・・・親とあなたの考えが一致していないことを伝えてきています。 それが・・・新たな問題を引き起こしそうです。河から何か出てきて・・・あなたを襲うのは・・・そういうわけかも? by エリカ ▼ @少し前の夢のようですが・・・どれくらい前に見たのですか? >一ヶ月かそれくらいだと思います。 ○その頃のことで・・・何か思い出すことがありますか? >受験生なので、そのコトを考えていたと思います。 A河の中から変なものが出てきましたね。 >大きくて黒くて毛むくじゃらなかんじ・・・・の。黒いイメェジ。 B顔が「どくろ」だったのは・・・あなたの船の船頭さんですか? >私の船の船頭さんです。親が乗った方は船頭さんが居たかどぅかわかりません。 C両親は船のどの位置に乗っていたのですか? >船のまん中ぐらいに乗っていました。 ○話しかけてきたのは・・・どちらですか? >母親です。 D親の乗っている船は転覆しましたね。 >河の底に沈んで行ったのだと思います。 E河の水はよどんでいましたか。それとも綺麗な感じでしたか? >すごく暗く澱んでいました。ヘドロみたいな色で。デモさらさらしたかんじで。 ○あなたは・・・反対側にどうしても渡りたいという気持ちでいましたか? >どぅしても・・・・といぅよりは引っ張られて行く---といぅかんじ。 F最近、ものごとがうまく進まないでいらいらしていることはありませんか? >勉強が思うように進まないし、進路のコトでイロイロ思うようにいきません。 G一度決まったことなのに・・・それがうまくいきそうもないので >志望校を変えなければいけないかもしれなくてすごく悩んでいます。 Hあなたには好きな人がいますか? いるのならどんな人ですか? >好きな人は居ません。逆に人を好きになれないといぅコトが心配(?)で厭です。 Iあなたは自分のことをどう思っていますか? >自分は少し人と違う面があると思う。 >では、診断しますね。 ▼
夢診断のポイントは、船頭の「どくろ」はあなた自身です。自分の将来は自分で決めたいのです。それが船頭の意味。 私の船の船頭さんが「どくろ」です。母が前で父が後ろです。母は立っていましたが、父は座っていました。 →「受験」に関する事情がこの夢のテーマです。あなたの船の船頭さんが「どくろ」の顔になったのですから あなたの「感情」を表しています。どうにもならない「憤り」や強い不満です。 たぶん、1ヶ月ほど前に・・・「受験」に関する面接等があって具体的な方向を示されたのでしょう。 それについて母親とやりとりがあったのでしょうが、お互いに「不満や不安」が残ったままでいる。 父親はというとあまり参考になることを言ってくれない。どちらかというと無関心や無干渉を装っている。 自分のことは自分で決めたいけれど、そうもいかない。それができないという「ジレンマ」があります。 駄目だと言われても、押し通したい気持ちがある。それが「どくろ」のイメージ。復活・・・再生の気分。 (河の水は)すごく暗く澱んでいました。ヘドロみたいな色で。引っ張られて行く---といぅかんじ。 →河の水の色は・・・あなたの気分を表しています。暗くよどんでいて・・・何かが溜まっている。 ヘドロのような・・・どろどろとして、どうにもならない感情。自分の意志ではないという感じ。 本当の自分はどこかにあるのだろうけど・・・いまの自分は何をしているんだろうという「不一致感」 このままじゃイヤなのに・・・引きずられてしまうのではないかという強い不安と不満。 勉強が思うように進まないし、もぅどぅでもイイような気になってくるんです・・・・イロイロ遅すぎたのかも。 →船が転覆して・・・母親や父親を河の底にしずめても、根本的な解決にはならないのでしょう。 そのことをあなたは分かっているのですね。だから、あなたを襲う何かを河から登場させたのです。 あなたはヘンなモノに襲われそうになったけど、そこで夢から覚めました。 どうなったかの結果が出ていません。 選択することが・・・怖かったのですね。なぜなら・・・本当の「あなた」が分かってしまうからです。 by うらら
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Q 2 どう受け止めればいいの? どうすればいいの?
船頭は・・・あなた自身。「どくろ」の顔をしており・・・ニヤ〜と笑います。 気に入らないことがあると・・・必要以上に拗ねてしまう・・・あなたです。 駄目といわれたことでも・・・その復活を求める存在です。それが「どくろ」の表すイメージ。
あなたの「攻撃」は・・・親の乗っている船を転覆させ・・・河の底に沈めてしまいます。 あなたの船は・・・河を渡ることになるのでしょうが・・・親の船はついて来れないという状況です。 そうですね・・・あなたは・・・自分が「船頭」となって・・・将来を決めたいのです。 ところが・・・実際は・・・それは用意された船であり、親の船がともなうというものでした。 そういう「一切のもの」を・・・あなたは拒否したくなったのでしょう。
自分のことは・・・自分で決めたい。そう思っているのに・・・実際には正面きって相手に言えない。 拗ねた態度で・・・相手をうかがい・・・相手が気づいてくれるのを待っている。変化を待っている。 自分の「将来や進路」について・・・周囲の反応が気に入らないのです。イヤな気分なのです。 周囲がどうにかしてくれる・・・そう思っている。自分の思うようになると・・・どこかで期待している。 それでいながら・・・なんでこんなことしているんだろうと・・・矛盾を感じる。 周囲に期待して・・・周囲を否定して・・・自分の矛盾に気づいている。それが・・・いまのあなた。
そういうあなたを河に引きずりこもうと河の中から何かが襲ってきました。もちろん・・・それもあなた自身。 「大きくて毛むくじゃらな感じ・・・。黒いイメージの変なものとして・・・自分自身をとらえています。 そのように・・・自分を見ている。感じている。そして・・・そのことを知られたくないと思っている。
あなたは自分のことを必要以上に・・・悪いイメージでとらえていますね。自分に厳しすぎませんか? 「本当のワタシ」が・・・まだ出来上がっていないのに・・・それを隠したがる。 ないものを・・・みせたくない・・・と意地を張っている。どうしてでしょうか? 無気力になっている自分。支離滅裂な自分。矛盾している自分。 決めたことができない自分。甘ったれている自分。現実逃避のあなた。全部並べて・・・自己嫌悪。 自分が・・・どのように見られるかを気にしている。「進学」のことも・・・たぶんそこにつながっている。
本当の「あなた」と違う存在で生きていきたいのなら・・・この「苦しさ」は当分の間・・・続きそうです。 いまのままでは辛いので・・・夢は偽りの「あなた」を河の中に引きずり込んで殺そうとしたのです。 本当の「あなた」でない存在は抹消される必要があります。いまのままではいけないと感じているのです。 消し去りたい「存在」だから・・・殺すのです。それが夢のやり方なのです。 でも、そこで夢が覚めました。夢は必死になって・・・あなたにそのことを伝えてきているようですが・・・。 ありのままの「あなた」でよいのです。変に「自分」をつくりだす必要はないと夢は言いたいようです。 y ふむふむ 2001/08/02
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