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全体的に、ピンクに白のもやがかかったような夢で、 広い庭がある大きいお屋敷があって、そこに私は使用人のようなかたちで住んでいる。 そのお屋敷には3人の女性が住んでいて、私の事をよく思っていないらしい。 私はその3人がとても怖く、いじめにあっていた。 白人のおじいさんも住んでいて、おじいさんだけは私に優しくしてくれる。 おじいさんの側に居る時はとても安心できた。 おじいさんは外国人なのに、会話が出来たのも不思議だった。 ある時、庭でおじいさんと私は遊んでいた。 庭には一面の芝生、白い大きな観覧車がある。 その観覧車の側でおじいさんと一緒に高くジャンプをして、 また地面に戻るという遊びのような事をしていた。 おじいさんは車椅子に乗っているのに、どうして飛べるんだろうと不思議に思った。 何回かジャンプをして、戻る遊びを続けていると、段々とおじいさんは観覧車に近づいていく。 私はそんなに近づいたら危ないな・・・と思っていた。 次の瞬間、おじいさんはジャンプしてそのまま観覧車にぶつかってしまい、首がとんでしまう。 その時私は驚いたが、怖いとは思わなかった。びっくりして、どうしようと慌てた。 不思議な夢や、印象に残る夢は割りと多く見るんですが、 ▼ Q 1 おじいさんの首がとんでしまったのも気になりました。
広い庭と大きな屋敷。いじわるな3人の女性と白人のおじいさん。そして・・・使用人のあなた。 おとぎ話や昔話のような展開を・・・夢に持ちこんでいるのはどうしてなのでしょうか?
おとぎ話の場合・・・いろいろと途中経過があって・・・ 登場人物の努力や意思とは別の・・・特別な作用によって・・・思わぬ展開となり・・・ ハッピーエンドかあるいは悲惨な結末が待ち受けているものですが・・・。 どちらにしても・・・ギャンブル。波乱万丈の成り行き任せの人生ということ。 もしかしたら・・・現実という「単調さ」を・・・あなたは避けているのかもしれません。 行き詰まっている現状を変えてくれる「不思議な力」に身を任せたくなっているのかも・・・。
広い庭と大きな屋敷は・・・あなたに精神的な「渇望感」があることを示しています。 広くて・・・大きいのですから・・・欲しいものが限りなくあるという感じ。 それでいて・・・あなたは使用人なのですから・・・「自分のもの」にできないというジレンマ。
緑の芝生に観覧車。そして白人のおじいさん。それが・・・唯一の「癒しの場」 観覧車は・・・一回りすると降りなければならないもの。楽しさも・・・そのとき限り。
飛び跳ねるという行為は・・・大地を離れて・・・一気に跳びあがること。 ギリギリまの限界まで到達し・・・いい気分が味わえるものですが・・・束の間の幸せかも? なぜなら・・・当然のごとく・・・あなたは再び大地に着地しなければなりませんから。
ジャンプをすることは・・・その場限りの「快感や幸福の気分」をつかもうとしているイメージ。 それを繰り返すことは・・・満たされぬ現実が・・・あなたにあるということ。 白人のおじいさんは・・・あなたのそのような行為が・・・ どのような悲惨な結果になるのかを・・・身をもって示してくれたのかもしれません。
車椅子を使用しているのなら・・・ジャンプなど出来るはずがありません。 それなのに・・・ジャンプをしている。できるはずのないことを・・・している。そこに無理がある。 だから・・・観覧車にぶつかって・・・首がとんでしまったのでしょう。 そうなることは分かっているのでしょうが・・・他にどうすることもできない「あなた」ということのよう。
いまのあなたは・・・毎日の生活に生き生きとした感じを味わえないということかもしれません? だから・・・気持ちの向くまま・・・したい放題の身勝手な生活にあこがれてみたり・・・ しなくてもいいのに・・・自分を犠牲にしてでも・・・誰かと心を通わせたいと思っているということ。
首がとんだことを怖いと思わないで・・・慌てているだけですから・・・ いまのままでいいという「あきらめ」があなたにはあるということ。それだけ・・・充実感がないということかも。 白人のおじいさんは・・・あなたに警告を与えてくれましたが・・・あなたは受け取ったのでしょうか?
by エリカ ▼ @3人の怖い女性が登場していますが・・・ >シンデレラのように姉妹だか親子だかはわかりませんが、立場的に強い人達だと思いました。 A白人のおじいさんは、いくつぐらいのように感じましたか? >歳はもう70歳くらいになるのだと思う。屋敷は自分の物で主のような存在。 Bちょっとしたことが原因で嫌な思いをしたり・・・ >特に思い当たることはないと思います。 C白人のおじいさんは車椅子といっしょにジャンプしているのですか? >車椅子は残した形で、真上にそのままジャンプしているような感じでした。 D観覧車は動いているようでしたか? 誰か乗っているように感じましたか? >観覧車はただの置物のようにあるだけでした。人は乗っていないし、動いてもいません。 E生活に変化がなく・・・つまらないと感じることが多いのでは? >つまらないと毎日感じています。過去のことばかり振り返っています。 F分かりきっていることなのに・・・予想されたことなのに・・・ >以前から親しくしていた男性が居て、よく考えてみても、性格が合わないと思っていたのに、 G身近な人のアドバイスや周囲の人の言葉を・・・ >特にありません。 H欲しいものがあったら、すぐ買って手に入れてしまう方ですか? >欲しい物がある時はすぐにでも手に入れないと気がすまないほうです。 Iいま、誰と住んでいるのですか? 家族構成を教えて下さい。 >現在は、祖父、祖母、父、弟が2人です。 >こんな感じで大丈夫でしょうか? 私は色々な夢をよく見ます。 >では、診断しますね。 ▼
夢診断のポイントは、自分で飛んでいる実感がないのは・・・相手任せの受身の生き方を選んでいるから。 自分の力で飛んでいるような感覚はありませんでした。勝手に体が浮いているような感覚です。 →あなたは使用人という設定で登場していますから・・・ 身近な人に自分を合わせてしまう傾向があるのかもしれません。嫌なことでも我慢してしまいがち。 誰かが・・・あなたの充実感のなさを満たしてくれると思っている。だから・・・自分で飛んでいる感じがしない。 欲しい物を手に入れることは・・・対人関係の寂しさを埋めるためにしていること。 観覧車はただの置物のようにあるだけ・・・。別れたいと言えず、ずるずる続いてしまいそうです。 →あなたが求めているのは・・・「幸せ」という雰囲気。 たまたま・・・手を伸ばしていたら・・・そこにいたのがいまの彼。 観覧車は・・・そこに遊園地があるという目印。楽しいことが待っているはずでしたが・・・。 誰も乗っていないし・・・動いていないのなら・・・期待はずれだったということ。 あなたは・・・その観覧車の前で・・・意味のないジャンプをしている。セックスを繰り返しているということ。 by うらら
▼ Q 2 どう受け止めればいいの? どうすればいいの?
怖い3人の女性は・・・あなたにとっては対抗することのできない「存在」 あなたが頼りにしているのは・・・白人のおじいさん。でも・・・首がとんでしまいました。
おじいさんは・・・あなたに「知恵」をさずけてくれる存在ですから・・・ 首がとんでしまったということは・・・感情と理性のバランスが悪くなっているという状態。 ちょっとしたことで・・・イライラして・・・当り散らしたくなっているのかも? でも、その発散する場がないということのよう。いじわるな女性が屋敷にいるのは・・・そういうわけ。
あなたは使用人という立場ですから・・・そのような状況でも・・・我慢しなければならないのでしょう。 生きている感じがしない・・・退屈で・・・寂しい。満たされない気分に襲われて・・・どうにかなりそうかも。 だから・・・芝生でジャンプをしているのです。なぜなら・・・束の間であっても・・・「快感」が味わえるから。
性格的にうまくいかない相手なのに・・・ずるずるとお付き合いが続きそうなのは・・・ どこかに・・・自分は「つまらない存在」だと思い込んでいるところがあるのかも。 周囲の人間に振り回され・・・都合のいいように扱われた気分を味わってきているのかも? だから・・・屈辱的ではありますが・・・夢の中で「使用人」という役割を演じているのでしょう。
いまのあなたは・・・自分らしく生きている実感が・・・つかめないままなのかもしれません。 誰かをあてにして生きている。誰かが・・・この状況を変えてくれると思っている。 好きでもない男と・・・ズルズルと付き合っているのは・・・ そんな男であっても・・・一度手放してしまったら・・・何もかも失ってしまいそうで怖いからですね。 でも・・・いまのままなら・・・結果は見えているはず。そのことを・・・白人のおじいさんが教えてくれたのかも。 観覧車は動いていませんから・・・動かすのは「あなた」だということ。それが夢のメッセージ。 by ふむふむ
▼ ▼ ▼ 2002/08/29
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