tamay.gif  女性  24歳 : 生き返ったおじいちゃん   「なみか」さんの夢  J chibiz.gif
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2年目 1/12の夢

高校時代とても仲が良かったけれど、今音信不通になっている女友達が出てきた。
黒い、メイド服のような、制服のような、ミニスカートでひらひらした可愛い服を着ていた。
そういう服を着る子じゃなかったので驚いた。その子は「私、結婚してるの」と言った。
高校時代は付き合っている人がいなかった子だったので、また驚いた。
けれどおめでとう、とも思い、祝った。
けれど彼女はわたしのことが眼中にないようで、適当にあしらわれているかんじだった。
寂しくなった。
 
父と母が部屋(知らない部屋)で話し合っていた。
母が「おじいちゃんが危篤だから、行ってあげなさい」と父に言った。
違う部屋で、おじいちゃんとおばあちゃんが一緒の布団で寝ていた。
父は隣の布団で寝た。
するとおじいちゃんが動かなくなった(死んでしまった)。
おばあちゃんが泣いておじいちゃんに抱き付いた。わたしはなんだか驚いた。
しばらくするとおじいちゃんが動き出して、「死んでないよ」と言った。
わたしもほっとした。おばあちゃんもお父さんも喜んでいたと思う。
終始わたしは部屋の外からそっと見ているかんじ。
 
男の人と、女の人がいる。女の人は警察官で、男の人は殺人容疑者のようだった。
男の人は女の人に飴を渡した。女の人はそれを食べた。
女の人は男の人と話しをして、犯人だと突き止めた。男の人は逮捕されたのかどこかへ消えた。
女の人はその男の人が好きだったらしい。
「毒だと知ってたけど、好きだから、死んでも良いと思って飴を食べたの」と言った。
男の人は女の人を殺そうと、毒入りの飴を渡したらしい。
飴は黄色かった。
「黄色は毒なの。本当は緑になるはずなの。でもきっと調合を間違えて、
毒が致死量に達していなかったのね。この飴は無害よ」
女の人はそんなようなことを説明して、わたしに飴を見せてくれた。
わたしはその飴を受取って食べた。

長い夢だったので、忘れてしまったところが多 く、繋がっていないが、
覚えている場面はとても印象深かった。
おじいちゃんが死んで生き返るところが一番気になる。
現実には絶対ないかんじの夢で、気になった。飴の黄色が印象的だった。







Q 1  おじいちゃんが死んで生き返るとこ ろが一番気になる。飴の黄色が印象的だった。

     

    音信不通とは・・・かつては当たり前に会っていたのに・・・連絡がとれ なくなったり・・・

    あるいは・・・とらなくなって・・・長い期間が過ぎたということ。

    仲のよかった友だちは可愛い感じの服装・・・ しかも結婚。あなたは驚き・・・仕方なしに・・・祝っている。

    予想外の大きな変化を・・・あなたは・・・あまり歓迎したくないみた い? それは・・・どうして?

     

    おじいちゃんの危篤。危篤とは・・・急な知らせ。予想していないこと。

    歓迎できないこと。でも・・・いつか・・・当然のこととして・・・やっ てくることです。

    あなたにとって・・・歓迎すべきでないこと が・・・起きそうな感じ。

    それは・・・予想外の変化を・・・もたらすだろうと思っている。それっ て・・・どんな現実?

     

    さて・・・3つ目の夢の場面では・・・女の警察官と男の殺人容疑者。

    2つ目の夢の入れ替えですから・・・警察官は・・・あなたの母で・・・ 殺人容疑者は・・・父。

    2人の間の展開は・・・2つ目の夢の展開と同じ繰り返し。

    危篤であるということ・・・殺人容疑者である ということ。追い込まれているのは「男性」

    警察官は・・・殺人容疑者を好きだったらしい。おばあちゃんも・・・お じいちゃんを抱きしめている。

     

    追い込んでいるのは・・・どちらも・・・女性。

    おじいちゃんを・・・危篤だとしているのは・・・あなたの母。で も・・・死ななかった。

    殺人容疑者を・・・突き詰めたのは・・・警察官である母。毒の飴を食べ たのに・・・死ななかった。

    どちらも・・・死ぬ状態だったのに・・・死な なかった。いずれも・・・予想外の結果。

     

    母と父との関係に・・・あなたは不安を・・・ずっと感じている。それ が・・・夢で表現されたのでしょう。

    あなたは・・・母である警官から・・・致死量に達しない毒の飴をもらっ ている。そして・・・食べている。

    母の状況を受け入れている。歓迎されない「状 態」ではあるけれど・・・許す気持ちになっているということかも?

by エリカ      





     こんにちは。うららです。ここから担当します。

    >ミニスカートでひらひらとした可愛い服を・・・あなたはどう思います か?
    自分で着たことがありますか? あるのなら・・・どんな気分のときでしたか?

    >可愛いと思います。
    着たことがあります〜。去年のイブに、友達に借りて。
    他の友達とお酒を飲んでいて、そのあと別の友達の家に行ったときのことなので、陽気な気分でした。
    自分でも着たかったし、「似合う」と言われて嬉しかったです。

    >母親の出かけるときの服装を・・・あなたはどう感じますか?

    >あまりいろいろ思いませんが、センス良い な、と思います。

    >おじいちゃんとおばあちゃんの隣に父が寝ていましたね。
    父はおじいちゃん側に寝ていましたか? それともおばあちゃん側?

    >確かおじいちゃん側。

    >おじいちゃんやおばあちゃんは・・・いまどうしていますか?
    仲がいいのですか? 身体のことで心配なことがありますか?

    >今実家で二人で暮らしてます。仲は普通で す。
    お互い耳が遠いとか人の話しを聞かない性格とかで、
    側で見てると話しがかみ合ってなくてもどかしいのですが、
    なぜかお互い納得しあっているので笑えます。
    お正月に久々に帰ったら、おじいちゃんが腰が曲がってきていて、
    おじいちゃんも年をとったんだな・・・と感じて心配になりました。

    >おじいちゃんが動かなくて死んでしまったようになったとき
    あなたの母は・・・どこで何をしていたと思いますか? 想像して下さい。

    >父と話し合っていた部屋でひとりで何かして いる。
    雑誌を読んでいるとか、テレビを見ているとか。
    電気のついていない部屋だったように感じるので、そのまま暗い中でぼんやりしている感じ。

    >あなたは警察官の女の人から・・・飴を受け取りましたね。
    無害だと言われて・・・食べているとき・・・どんなことを考えていましたか?

    >うーん。警察官の女の人の気持ちに感情移入 していたかんじかな?

    >何かしたいことがあるのに・・・我慢していませんか?
    あるのなら・・・どんなことですか? それをしないのはどうしてですか?

    >人目を気にしたりして、したいことを我慢し てしまうことは多いです。
    我慢ばかりの毎日という感じ。人目を気にしなくなりたいです。
    あとは、会いたい人に会いたいと言えないことかな。
    理由は恋愛関係ではないから。友人なので。
    わたしにちゃんと好きな人ができて、その人とは友達に戻るのが理想なんだと思います。

    >父親を責めたくなっているのではありませんか?
    もし、そうなら、具体的に父親のどんなところですか?
    実際は・・・どうして欲しいと思っているのですか?

    >責めたいことは特にないです。
    ただ、あるときはすごく怒るのに、あるときはすごく甘かったりして、
    怒られると「うるさいなー」と思うし、甘いときは「そんなに甘やかしちゃ駄目だよ」と思います。

    >身近な人の身勝手な行動に不快感を感じているのではありませんか?
    あるいは・・・そのような行動をし向けたことを後悔しているのでは?
    それは・・・具体的にどんなことですか?

    >身勝手な行動に不快感・・・というのは、ま だ元彼のことを思い出すと
    不快になるから、それが不快感といえば不快感かもしれません。
    元彼の身勝手な行動を引き出したのも、わたしの弱気さが原因だし、それは後悔しています。
    あと強いて言えば、会いたい人と次に会えるか会えないかはっきりしないこと。
    「身勝手」とか「不快感」とかは感じていないですが、曖昧なのが嫌です。

    >自分勝手な自己主張をして・・・周囲を困らせてはいませんか?
    満たされない思いを発散させるために・・・してしまったようなことです。

    >ちょっとわからないです。あまり主張しない ほうなので。
    ただ自分勝手なことはしていると思います。

    >身近な人から悪意をもたれたり、何かをされるのではないかと
    よけいな憶測をしていて不安に感じていたりしているのではありませんか?

    >連絡のとれない友達がいると、嫌われたのか なとすぐ考えてしまいます。
    連絡をとりたい友達がいるのですが、嫌われてるかもしれないのでとれなくて、
    それがずっと心にひっかかっているところがあります。

    >最近、感じていることを差し支えがなければ、教えていただけません か?

    >新しいバイトが始まって緊張してます。
    壊れてしまったかもしれない友人関係があったことで不安定になっていたけれど、
    大切な友達もちゃんとたくさんいることを感じました。
    自分の足でちゃんと立てるようになりたいと感じました。精神的にも、物質的にも。

    > 気になる質問があったら、ごめんなさい。

    >では、診断しますね。




    夢診断のポイントは、3つの夢は同じテーマの繰り返し。予想外のこと が・・・起きるのではないかと感じている。
    父と母の関係を・・・おじいちゃんとおばあちゃん・・・殺人容疑者と警察官に当てはめ・・・感情を整理している。

    hetakyara02.gif  側で見てると話しがかみ合ってなくてもどかしいのですが、なぜかお互い納得しあっている・・・。

    →父がおじいちゃん側に寝ていたのですから・・・おじいちゃんとおばあ ちゃんの関係は・・・父と母を意味します。

     母が・・・「おじいちゃんが危篤だ」と言っ たのですから・・・父との関係はもう終わりという意味。

     終わってしまうはずでしたが・・・夢では生き返っています。それ は・・・あなたの願いかも。

     父と母はかみ合っていなくて・・・もどかしいのでしょうが・・・。い まの状況は納得しているということのよう。

    hetakyara02.gif (母は)父と話し合っていた部屋でひとりで何かしている。(父に対して)責めたいことは特にな い・・・。

    →母は・・・ひとりで生きている。父に対して責める気持ちはない。

     それが・・・現在の・・・素直なあなたの気持ち。かつては・・・淋し く感じていた。

     ときどき・・・安堵することができるように なった。そして・・・いまは・・・二人の関係を理解したということかも?

     致死量に達していない毒が入っている飴を・・・無害だと言って勧めら れ・・・食べたのはあなた。

     毒の飴を食べることによって・・・母の状況を・・・受け入れた。許せ るようになったということ?

by うらら      





Q 2   どう受け止めればいいの? どう すればいいの?

 

    3つの夢とも・・・予想外の結果。そのどれにも・・・あなたは・・・特 定の感情を示している。

    1つ目は・・・寂しさ。2つめは・・・安堵感。3つめは・・・共感のよ うなもの。

     

    あなたにとって・・・歓迎すべきでないことが・・・いつか起きるのでは ないかと・・・ずっと感じていた。

    高校生の頃に・・・不安の起点がある。それが・・・高校時代の女友だち が出てきた理由かも?

    たぶん・・・その頃から・・・お母さんに外的な変化が見られたのでしょ う。

    ひらひらと・・・可愛くなった・・・音信不通の女友だちは・・・母のイ メージにどこか・・・つながっている。

    あり得ない出来事の予想外の実現。つま り・・・歓迎されない「結婚」 

     

    新しい結婚のためには・・・父は一度死ぬ必要がある。それが・・・おじ いちゃんの危篤の意味。

    母も形式的に・・・死ぬという状況が必要。それが致死量に達しない毒入 り飴を食べることの意味。

    そして・・・あなたの気持ちの整理も必要。それが黄色い毒入り飴を食べ ること。

     

    あなたの父と母の関係がどうなるのかということを・・・暗示している夢 ではありません。

    二人の関係を・・・どのように受け入れるかというあなたの「感情」を整 理している夢です。

    黄色の毒入り飴は・・・身勝手さや満たされなさが・・・あなたを傷つけ ることを意味します。

    父と母の曖昧な状況が・・・あなたを戸惑わせ ることもあるのでしょう。それが致死量に達しないことの意味。

     

    おじいちゃんは・・・死んで生き返ったのですから・・・それは父の再生 を意味するようです。

    母と父をつないでいる「黄色の毒入り飴」を食べたのですから・・・

    あなたが・・・その役目を果たすことができるかも? 音信不通な ら・・・つないであげることですね。

by ふむふむ  





診断ありがとうございました。

「母の状況を受け入れている。歓迎されない「状態」ではあるけれど・・・
許す気持ちになっているということかも?」という部分を読んで、
その通りだ、と驚きました。

以前は母が父の悪口を言うのを許せなかったのですが、
今は許せる、というか、共感出来る部分があるのです。
それはわたしも辛い恋をしたので。
母も結婚生活で、いろいろ辛いことがあったようですが、
離婚はできないという状況で、父の態度に我慢を重ねてきたようでした。
今のわたしには、その母の辛かった気持ちがとてもよくわかるので・・・。

母がひとりで生きているというのも、夢からわかるんだなと驚きました。
確かに母は、わたしが大学に入ってから、父方の祖父と祖母のいる
わたしの実家を離れて、ひとりで住んでいますから。
父と母の曖昧な関係がわたしを戸惑わせるというのもその通りでした。
母は離婚すると言いながら、父とわたしが帰省するとわざわざ実家に
来てくれて、普通に接してくれているので。
何日かだけだからと我慢してるからのようですが。
父が単身赴任を終えてから、一緒にいるつもりはないようです。

お正月に実家に帰ったとき、祖父母が寝たあと、実家で家族三人で
楽しく過ごしたので、こんな夢を見たのかなと納得しました。
小さい頃は両親は喧嘩ばかりで傷ついてきましたが、
今年のお正月は、楽しいな、と嬉しくなったので。
それではまた不思議な夢を見たらよろしくお願いします。





【Reflection】

夢の概要は次のとおり。@Aは序論、Bは本論、Cが結論
@音信不通の友達が結構している。驚いておめでとうと言ったが、あしらわれて寂しかった。
A父と母が話している。おじいちゃんが危篤らしい。けれど死んでいなかった。おばあちゃんと父は喜んでいた。
B警察官の女と殺人容疑者の男。男から毒飴を貰い食べる。女は男を好きだったらしいが、男は消えてしまう。
C女が「黄色は毒」と言って黄色の飴をみせてくれた。夢見者は受け取って食べる。




【序論】

@予想外のことばかり。可愛い服を着る女友達でなかったのに、ひらひらしたミニスカート。
付き合っている人がいなかったはずなのに、「結婚している」、おめでとうと言ったのにあしらわれてしまう。

A母がおじいちゃんは危篤だと父に伝えるが、父は隣の部屋で寝ている。おじいちゃんが死んだかと思ったが生きている。
おばあちゃんは泣き、夢見者は驚いたが、予想外の展開に、ほっとし、喜んでいる。




【本論】

B警察官の女は、殺人容疑者の男が好きだから、
男から渡された「毒入りの黄色い飴」を食べた。でも死ななかった。

なぜなら、致死量に達していなかったから。調合を間違えたのだろうと説明する。
調合を間違えなければ、「緑色」になるはずだという。
「黄色」は毒だけど、致死量ではないから「無害」というのはどこか
しかも、そのことを知っていて食べたのなら、死なないことはわかっていたはず。
つまり、男も騙したけど、女も騙したということ。
死んでもいいと「嘘」をついたのですね。だから、男は消えたのです。



毒飴を食べたのに「警察官」は死なず、逮捕されずに「容疑者」は消えてしまうのですから、予想外ですね。




【結論】
C警察官の女の説明を聞いて、夢見者は飴を受け取ります。
毒飴を食べる「行為」は受容を意味しますから、その過程や状況を理解したということ。

※過程や状況とは、調合の失敗こと。愛し合うこと、憎みあうこと、許しあうことが「ない交ぜ」の状態になっていること。



「毒飴」を食べることによって相手の状況を理解する。

「毒飴」に調合された「愛し合う」、「憎み合う」、「許し合う」という

父と母の関係性を受け入れたのではないでしょうか。

夢見者にとって、母は「嘘」をつく警察官であり、父親は「単身赴任」という妻殺しの容疑者なのです。

お互いに騙しあいながら、それでも離婚を先延ばしにし、

「夫婦」の役目を果たしていることを夢見者は理解したということです。


@AB予想外の展開
夢見者は「驚き」の感情を示します。それと同時に「寂しさ」や「喜び」も感じました。
驚きの感情は現状を観察し、状況判断をして、接近か回避の行動をとります。
夢見者は「毒の飴」を食べるという「接近」を選びました。これが夢のメッセージ。



毒の飴には「愛し合う」「憎み合う」「許し合う」が調合されています。
致死量にいたらない「調合」意味を夢見者は理解したということです。
夢見者にとっては思いもしなかったことではありましたが、つまり、予想外ではありましたが、
父と母の生き様を、理解し受け入れる準備ができたということ。




夢のメッセージは「細部に宿る」



今回登場するのは父方の「祖母・祖父」、父と母は実家にいるようです。
母におじいちゃんが危篤だと言われて、父は「祖母・祖父」の隣の部屋で寝ています。
母の指示通り動いている。母の言うとおりに「祖父」は一度動かなくなります。
祖母が泣きつくと「祖父」は動き出します。

祖父は父の代替、祖母は母の代替ですね。
母の言うとおりに動いている「父」というイメージです。


母は病気をして、父が気遣い、見舞うという出来事がありました。


その様子を見ていた夢見者は、夫婦という人間関係の「予想外」の動きに驚いたはず。
会うたびに「離婚」と口にしていた母でしたが、そんな様子はみせなかったのでしょう。

母が言う「危篤」とは「離婚状態」を意味しているのでしょう。
「危篤」だと言われ、本当かどうか父は「隣の部屋」で寝ることによって確かめようとしました。
つまり、「離婚」という言葉を投げかけられ、「別居」を選択したということ。


祖父が動かないのをみて、祖母は泣いて抱きつきます。
祖母は母の代替ですから、母が父の代替である祖父に泣きながら抱きついたということ。
母はひとり暮らしをしていましたから、病気になったとき父に頼ったというイメージ。


病気という母の事態に対し、父は動いたわけです。
生きていたのですね。夫婦の関係性は・・・。
まだ破綻してはいないということのようです。



おまけとして・・・。


離婚届の用紙は「緑色」が一般的
調合が間違っていなければ、毒の飴は「緑色」ですから、離婚という意味。



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