女性 24歳 : 太っ
たわたしと家族達・・・ 「な
みか」さんの夢 P
3年目1/11
☆宗教の説法みたいなものに参加している。
それは無料なのだが、そのあとに他のおばさんたちが作っている集会にも誘われ、
それは何かを買わされたりしそうで怖い。
ビルの屋根を屋根から屋根へ飛んでいるのだが、
ある場所でビルが途切れ、地上にジャンプして降りなければならなくなった。
それは到底できないと思うが、おばさんたちが「わたしたちの集会に来ればできるようになる」と言う。
嫌だなぁと思って母に言うと、母は「あなたが元気になったのは説法のおかげ、
でもその集会には入る必要もないし、説法も聞きに行くのをやめて良い」と言われる。
説法をしていたおじさんも、おばさんたちを「困った人たちだ」と言っている。
わたしが元気になったのは説法のせいではないと思うし、
精神的にはまだまだ弱いのでとてもいろいろなことが不安になる。
母は説法も半分くらい遅れて来てさっさと帰るらしい。
派手な格好をして友達二人と連れ立って歩いている。
けれどわたしが苦しいことを知って泣き出した。
☆小・中一緒だった男の子に何度もすれ違う(実際にはそういうことはない)。
彼もわたしを覚えていたようで、わたしの様子について彼からメールが来る。
小学校のころはこうだったのに、今はこうだね、というような。
道を歩いていると線路があって、どうしても線路を歩かないといけない。
電車にひかれたらどうしようと怖がりながら線路を走る。
実家に帰るとわたしの好きなお笑いの二人組みがなぜかうちに泊まりに来ると言う。
おばあちゃんと食事の支度をしたりするが、とても凝った配膳をするけれど、
そのままでは運べないのでけっきょく無駄になり、時間だけがかかって彼らを待たせたことで、とても悲しくなる。
わたしは彼らのファンだったので、彼らの切抜きを大事にとってあり(実際はそういうことはない)、
それを彼らに見せたらとても喜んでくれて、やる気が出たというようなことを言ってくれた。
友達からメールが来て,ちょうどその友達も彼らのファンだったので、
わたしは自慢して「よかったら遊びにおいで」とメールを返す。
久々に夢を覚えていたので何か意味があるのか気になる。
まったく現実とは違う設定なのに、とてもリアルな夢で、夢なのか現実なのかわからなくなった。
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夢見者は念仏を唱えるこ
とができる程度に、日常的に仏教と縁が
ある。
子どもの頃は、母親に定期的に宗教関連の「法を説く集会」等にも参加していたので
しょう。
無料で参加はできるが、関連する行事では惑わすものや
押し付け的な要素が夢見者にもふりかかる。
最近になって、精神的にも自
虐的になっていましたから、
自傷行為という具体的な異常行動を矯正するという目的もあっ
て、そのような「説法会」に参加したのでしょう。
それが、この夢を生成する「新奇な体験」だっ
たのかもしれません。
母は、「説法」の集会は、
全部出る必要はないという。
説法のおかげであることは分かっているが、説法を聞くのを止めてもよいと
言っている。
説法をしていた「おじさん・おばさん」は「困った
人たち」だと言う。
小中一緒だった男の子も「小学校の頃はとちがって、いまはこうだね」とメールを寄こしてく
る。
みんなそれなりに「心
配」してくれているということだ。
みんな「変化」をとらえていて、その「変化」を受
け止めているということだ。
そのような「状況」を設定しておきながら、夢見者は「線路」を歩いている。
線路だから、いつかは電車が通過する。電車にひかれたら・・・。つまり自
傷したらということらしい。
自傷するのは、予定の行動で
あり、仕方なくやっ
ている。
やることはわかっているが、それでも「怖
い」ということ。
線路を伝って向かって行く先が・・・おそらく「実
家」
実家には泊まりにくる「お笑いの二人組」が
いて、楽しみであるが、
凝った配膳をしすぎて、運べなくなり、時間がかかり、彼らを待たせることになる。
おばあちゃんと準備するのですから、「お笑い二人組」とは「父と母」のこと。
夢見者の現状を気遣って、一時的に「仲直りしている父と母」
「仲直り」というより、二人で演技をしている。ある意図をもって行動している。
二人を見ていると、かつての不仲な様子が思い出され悲しくもなるが、ときどき笑うようにしている。
元気も少し取り戻したというと喜んでくれる二人。反応として「やる気」が出たとも言っているのでしょう。
そんな二人を見て、「皮肉」を込めているのですね。友達にも、それを言えるほど、回復はし
ている。
メールでのやりとりで、自慢しているのは、「父母」のこと。自分の精神面がよくなったわけ
じゃない・・・。
いわゆる、「小康」状態だということのよう。夢見者も、「少しはいいみたい」と周囲に告げ
る。
周囲もそれに反応に、さらに夢見者を「気遣い」はじめる。物分かりがよすぎるひとたちばかり・・・。
その繰り返しに、食傷気味になって
いるのかもしれない。
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