洋画の中に登場している夢 女性 41歳 「れいん」さんの夢 
まるで、アメリカ映画の1シーンの様な夢でした。
私たちは，大きな洋館に住む、夫と妻（私）
背の高い長男（18歳位）、長女，の4人家族。執事もいました。
夢の中で電話が鳴り、夫が出るとそれは災害を知らせる電話で
その災害とは「ネズミの大発生」。
私は執事と２人で車に入れておいた何かを取りに外に出てみると
まさにネズミの大群が私たちの目の前を横切っていきます。
小さなネズミ，大きなネズミ、何百というネズミが通った後は火が燃えているのです。
私と執事は驚きながらも、その火を飛び越えながら館に戻ると
夫は，町の人々の救助に向かおうと準備をしているところでした。
▼
▼
▼
Ｑ １ 最近全く映画は見ていないのに、どうして夢に映画が出てきたの？
映画を見たからといって、必ずしも夢に出てくるわけではありません。
とても印象に残る映画なら、それがそのまま、あるいは映画の一部分が
なんらかの形で夢に出ることはありますけれど・・・。
「れいん」さんの場合は映画のような設定で夢に出てくる必要があったからだと思います。
では、なぜアメリカ映画の１シーンに見られるような大きな洋館、実際とは少し異なる家族構成で
夢が作り出されたのかについて考えてみましょう。
映画に登場することは、多くの人があなたを見るということになりますね。つまり注目されるわけです。
どうして・・・注目されたいのでしょうか。何かが満たされていないために、欲求不満がありそうです。
それを何とかしてほしいから・・・自分の方を見て・・・気付いて欲しいのですね。
単に、目立ちたいという気分の表れであることもありますが
後半の展開を見てみると、強いメッセージを感じますね。伝えたいことがあるのでしょう。
そして、あなた自身が抱えている悩みに気付いてもらいたい・・・・ようです。
どんなことに気付いて欲しいと思っているのか・・・気になるところですね。
ｂｙ エリカ
▼
▼
▼
＞夢の中の家族構成は、夫と「れいん」さん。背の高い長男（１８歳くらい）、長女ですが
現実においてはどうなのですか。
＞私には夫，２人の娘、12歳と11歳がいます。
＞執事がいますが、あなたから見てどんな男の人だと感じていますか。
＞若くてたくましい感じの人で，好感のもてるタイプでした。
＞燃えている火はどんな燃え方をしていましたか。
また、その火を、あなたはどうしようと思いましたか。
＞地面をはうように広い範囲にわたって燃え，所々で大きな炎になって燃えていました。
私は，火に対して全く危機感がなく、ただ飛び越えていました。
＞車にいれておいた何かを取りに出ましたよね。
何を取りに行ったのだと思いますか。想像して下さい。
＞何か工具のようなもの、必要な道具のような感じ。
でも、家に戻ったときにはその道具は手に持っていませんでした。
＞出てくるネズミは、どんな感じでしたか。
また、夫はこの災害から町の人を救助することができると思いますか？
＞ネズミは大小さまざまでしたが，皆一様に黒っぽい灰色で
すごい勢いで群れをなして，１つの方向（町）に向かって走っていました。
夫はほとんどの町の人を（全員ではないのですが）助けられると思います。
＞では診断しますね。
▼
▼
▼
夢診断のポイントは洋館のような雰囲気、実際とは異なる家族構成、執事との関係
ネズミの大群の発生と通過後の火の様子をれいんさんがどのように感じているかにあるようです！
大きな洋館、夫とれいんさん、１８歳の長男、長女の４人家族
家の様子はあなた自身と、あなたの生活全般を表しています。
アメリカ風の洋館は、そのような家であったらいいなという素直な願望です。
広々として明るい感じ、スッキリとした雰囲気を求めています。
実際の家族構成は１２歳と１１歳の娘なのに、１８歳の長男という設定ですよね。
早く大人になってほしい、男だったらよかったのに・・・という思いも見えます。
どうして、そんな風に感じるのでしょうか？
れいんさんは、精神的に身動きができない状態にあり、自分を支えてほしいようなのです。
ときどき、落ち込むことがあり、窮屈な思いをしているのかもしれません。
そういう気持ちをなぐさめるのは、夫ですが・・・その役割をしてくれないのかもしれません。
そこで、夫の分身でもあり、頼りになりそうな長男を夢の中に登場させたのでしょう。
誰かに頼りたい気持ちが・・・あるのですね。
気になる執事との関係は何を表している？
夫に電話があり、「ネズミの大発生」の連絡。一大事のようですね。
一大事だから、そちらに夫は全神経を向けなければなりません。
そういう状況において、れいんさんは
執事と２人で車に向かい、工具のような必要なものを取りにいきます。
そのときにネズミの大群が横切るのですよね。
取りにいったのに家に戻ったときは、その道具は手に持っていませんでした。
つまり何かをしようとしたのに、その目的が果たせなかったということです。
この場合、車に執事と２人で向かうことは恋愛感情と性的な出来事を象徴しています。
執事は「若くて、たくましい感じの人」で、あなたは好感をもっていますね。
実際の夫にはない魅力なのかもしれません・・・そういう意識が確かにあるのでしょう。
特定の男性と恋愛関係を持てたらと感じてはいたけど、実際に果たさないまま・・・でいるのかも。
ネズミの大発生・・・燃えている火は何を表しているのでしょうか？
ネズミはたくさんいるので、家庭内のトラブルや悩みを表しています。
それが家から町に向かっていますので、不用意な出費や散財につながることを暗示してます。
夫が立ち向かわなければならないこと・・・生活を脅かされる不安があるのかもしれません。
思わぬ邪魔者がいて、思うようにものごとが進展しないという予感があるのかも・・・。
燃えている火は広い範囲にわたって燃えていて、所々で大きな炎になっているのに
あなたは、それを飛び越えていますよね。消そうとはしていません。
危機感がないのは自分のこととして、まだ十分に意識されていないことを示します。
夫は、それを解決しそうだと・・・安心しているからでしょう。消すのは夫の役目なのでしょうね。
燃えている火には、もうひとつの意味があります。セックスへの願望です。これがポイントとなります。
▼
▼
▼
ネズミの大発生に対応しなければならないのは夫です。それは若い男である執事とあなたが
車に向かうときに始まります。それは町に向かいます。町は刺激や新鮮さを求めるところ。
自分をアピールして注目されたい・・・という気持ちがあり、火はセックスへの願望を表します。
そういう思いに対し、あなたはまだコントロールできるという意識が・・・あるのでしょう。
それが危機感のなさにつながります。そして火を飛び越えていて、火を消さないでいる。
そのような行動をとりたくなるような状況を「ネズミの大発生」に見立てているのです。
ネズミの大発生は、家庭内でのささいなトラブルや悩みの積み重なりがあり
それが解決されないまま放置されていることを象徴しています。
何とかしたいけど、思うようにならない。自分だけが何とかすればいいという問題ではない。
相手があり、思うようにならない状況・・・それが基礎にある。
そういった閉塞感から逃れたいという気持ちが
夢のステージとして大きな洋館を選んだことにもつながっているようです。
Ｑ ３ 緊急事態なのに、執事を頼りにしている自分がちょっと不思議なのですが？
あなたの緊急事態は２つあります。家庭内のことと、あなた自身のことです。
家庭内のことは夫が解決してくれるのでしょう。それに対する信頼もある。何とかしてくれる。
すぐには解決できないことでも・・・そのうち何とかするだろうし・・・・・。
もともと、夫が解決すべきことがらだと「れいん」さんは強く感じている。
もうひとつの緊急事態は、あなた自身のセックス願望です。
それには「若くてたくましい感じ」が必要なのでしょう。それを夫に求めているのかもしれません。
頼りにしたい・・・自分の思うようになる男・・・そばに居てくれて・・・会いたいときに会えるような男。
その思いは実在しない１８歳の長男を登場人物にしたことにもつながります。
だれかに頼りたい・・・そういう思いが執事に向いているだけです。結局は夫に頼りたいのです。
Ｑ ４ どう受け止めればいいの？ どうすればいいの？
「れいん」さんには、夫への不満があるようです。
解決すべき家庭内のことがらは夫と十分に話し合ってみたら、どうでしょうか？
夫が解決へ向けて真剣に取り組めば、解決するだろうとあなたは感じています。
そのことを、まだはっきりと夫に示していないようですね。
もうひとつは、性的な意味で、自分に注目して欲しいという気分をどうするかということです。
夫に求めるか・・・それとも、若くてたくましい、思い通りになりそうな男にするかの迷いがあります。
あなたではなく、町の人々を救いにいかなければならない夫。
しなければならないことを優先している夫。あなたへの関心は淡くなっているのでしょうか？
なんとか、いまのところ浮気をしないで？ 我慢しているのかもしれません。
もう、限界かもしれないと・・・感じているあなたが作り出した夢だといえます。
火は所々で大きな炎になっていましたね・・・浮気してしまうかもしれないという不安があります。
それは、同時に家庭でのトラブルにつながります・・・夫に話をすることですね。
ｂｙ ふむふむ
▼
▼