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交差点に立っている女。 ここで視点が変わる。 その走り去る黒い車の助手席に座り また視点が変わる。 交差点を走り抜け、はるか地平線に向かって走る車を運転している。 ▼
夢の展開は変化が激しいですね。移り変わりも頻繁です。 それらの変化の組み合わせを並べてみると 期待と現実、前提と結論、原因と対処、現状と近い未来原因と経過、・・・というように、 現実が何らかの意味合いで、先行イメージとなり、他のイメージが後続となるわけです。 夢のステージの局面が相対的な関係にあるからこそ あなたの現実認識は夢へと移行が可能になるのだろうとふむふむは思います。 あなたの夢のスタートは現実そのものであり、 それが変化し、推移し、夢の相としてあらわれてくるということです。 by エリカ
▼ 最初は交差点に立つ女であり 次が、黒い車の助手席に座る人物 そして最後が見知らぬ男を助手席に乗せる運転者 特定の現実認識を明確にしようとする意図がそこには感じられないだろうか。 3つの夢とも 先行するイメージは「走り去る」ことであり、 その後続は「他の存在に気づく」イメージである。 夢の構造としては、「繰り返し」であり、それを巧みに表現するために この場合は、「視点」の切り替えをしている。 先行するイメージと後続するイメージの相対的な 関係は常に維持されており、そこには夢を作り出す意図が読み取れますね。 遠くからやってきて、通過し、そして「存在」に気づくという 夢の展開は、「視点」の切り替えで、鮮やかになり あなたに伝えたいことがらを明確にしていくのです。 このような夢の技法は、一晩に見る夢で実行される場合もあるし 幾日か間を空けて、見る場合もあるようです。 by ふむふむ
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