鞍馬・貴船3

2000年5月30日

これが不動堂です。伝教大師が、天台宗開宗の悲願に燃え、一刀三礼の礼を尽くして刻んだと伝えられる不動明王が奉安されているそうです。

これが「木の根道」です。けっこう感動した!

木の根が地表に露出して見事なアラベスク模様描いている。

こういう道が30分程続いた。

何故、こうなるかは下を参照!!

義経堂です。牛若丸(のちの源義経)は、奥州衣川で若い命を散らしたが、御魂は幼少時代を過ごしたなつかしい鞍馬山に戻ってきたと信じられ、遮那王尊としてお祀りされているということです。

詳しく説明してあった。

この当たりの地質は主に砂岩ということであるが、砂岩が硬化し、杉の根が地下へのびることができず、地表に近いところに根を張っているためにできた模様ということです。

それにしても歩きにくい。

登山靴にすればよかった。

周辺は伝説も納得できそうな神秘的な雰囲気だった。

奥の院魔王殿です。

本尊は650万年前金星から降りてきた、地上の創造と破壊を司る魔王だということです。

要するに、宇宙人???

魔王殿から突然急な下り坂になりました。

下りは楽かと思っていたらとんでもない。膝に負担がかかっていたいいたい。最後は足を引きずっていました。

貴船川の水音が絶えず聞こえる貴船神社です。

いよいよ貴船です
つらい下り坂を頑張っていると、貴船川の川音が聞こえてきました。鞍馬山の西門に到着しました。

神水だそうです

貴船神社は水の神様です。

緑に赤灯籠が映えていました

平安期から有名で、和泉式部や宇治の橋姫らが詣でたということです。

ここが絵馬の発祥の地だそうです。

貴船神社は、賀茂川の水源にあたることから水を司る神を祭神とし、公的には降雨止雨を祈る神として、民間では男女の仲を守る神また悪縁を良縁に転ずる神として広く信仰されてきたそうです。それで平安の姫君達も訪れたわけですね。

やっと貴船口にたどり着いた。

拝殿です

叡山電車の線路

のどかです

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以上で「鞍馬・貴船の旅日記」終了です!

このコ−ス絶対おすすめです。

京都に行くチャンスがあったらお決まりの観光ルートではなく、この鞍馬・貴船コースに行ってみて下さい。

鞍馬天狗伝説、牛若丸伝説、平安の姫君に思いを馳せながら歩くととっても楽しいです。

有名な史跡、神社、仏閣を短時間で見学するのもいいですが、たまにはこういう静かなところをゆっくり歩いてみましょう。

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