オンシジュウム(Oncidium)

(1)オンシジウム マクロペタルム(Oncidium macropetarum?)

oncos(こぶ)の縮小形から。唇弁の基部にこぶ状の隆起があることから名付けられたものです。

近所の花屋さんで求めたもので、名札がなく図鑑で調べたところ、マクロペタルムではないかと思っています。

マクロペタルムであれば、ブラジル原産です。球茎は密に生じ、扁平な卵形、25 x 70 x 15mm。葉は球茎から2,3枚生じ、長楕円形、先が尖ります、2.5 x 15-20mm。

球茎の基部から花茎を出し、40-50cmに伸びますが垂れやすい。主茎から3−5本の枝茎を出します。1枝に10−15花を付ける。

花は 黄色、萼片はへら形、13 x 5mm、黄色の地に赤褐色の縞模様の斑が入ります。花弁は大きく、円形2.5 x 3.0cm、基部に赤褐色の斑が入ります。唇弁は3裂し、側裂片は楕円形、上向き、中裂片は丸みを帯び、黄色地に赤褐色の斑が入ります。秋から冬にかけて咲きます。

 

(2)オンシジュウム スプレンデイダム(Onc. splendidum)

  グアテマラ、ホンジュラスが原産地。扁平な円形球茎、長さ4-5cm、直径広いほうが3-4cm、狭いほうが1-1.5cm。肉厚長楕円形の1枚葉を頂点から出す。長さ21-23cm,幅3.5cm、中央で折れ曲がる。

  50cm以上の花茎を球茎横から伸し、7〜10花を咲かせる。花は大きく、径4 x 6cm。萼片は披針形2.5 x 0.5cm、褐色がかった黄色であまり目立たない。一方、唇片は、黄色で4 x 4cm、丸みを帯びる。春開花。

 

  

 

 

トップに戻る

表紙ページに戻る