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12/26の夢 私は美容院で髪をカットしてもらいました。 美容室は全体に黒い背景で、ところどころ赤が配されたデザインの空間だったように思います。 私はセットが終わるとすぐ『ありがとうございました』と言い、 席を立って帰ろうとしたところ、美容師さんに呼び止められました。 私は「ああ、仕上がりに付いて感想言ってないや」と思い、鏡を見ました。 最初、一目全体を見た時には「ああ、可愛く仕上がってるな」と思ったんですが、 よく見てみると、パーマかカールでも掛けられたんでしょうか、髪がクルンクルンと丸くなっています。 しかも、現実世界の私の髪の長さより長いようなので「?」と思いました。 全体の長さは変わらないのですが、頭の上部の方が部分的に長くなって丸まっているのです。 さらによく見てみると、頭の上の方が茶色くカラーリングされているようなのです。 私は「あら?」と思い、両手を頭に当てて、髪を撫でました。 「あちゃー、染められちゃったよー」と自慢の黒髪が染められてしまった事を残念に思いましたが、 「ま、仕様が無いか」と諦めて気を取り直しました。 すると突然、私の髪が元の状態(現実の世界での髪型)に戻ったのです。 そしてどのような髪型にセットして欲しいのか、 白い小さなテーブルの席に座って、美容師さんに話し始めました。 ちなみに、私から見てそのテーブルの右側は、柱に接するように配置されていました。 近々美容院に行く予定なので、こんな夢を見たの
だろうかとも思ったのですが、 ▼ Q 1 髪が元の状態に戻った事は確かに不
思議なのですが、それ以上に・・・?
いつの間にか髪のセットが終わり、あなたは美容室を立ち去ろうとしてい ます。 美容師はあなたを呼び止めて・・・気に入ってもらえたかどうか・・・確 かめています。
仕上がり具合に責任をもつのは・・・確かに美容師でしょうが・・・。 予想もしない髪型に驚きながらも・・・仕様がないと諦めた途端・・・髪の毛は元の状態に戻りました。 そして・・・あらためて髪型についての相 談ということのよう。最初から・・・そうすればよかったのに・・・。 どうして・・・こんな回りくどい展開を夢は必 要とするのでしょうか? そこに秘密がありそう。
いまの状態が・・・あなたにとって・・・気に入らない状況にあっ て・・・ それを・・・最初からやり直したいという気分が・・・この夢を作り出し ているのかも? あるいは・・・単純に・・・別の自分に変身したい気分がもともとあっ て・・・ 自分なりに試行錯誤して・・・自分を見つめなおしていることを意味して いるのかもしれません。
髪の毛を染めると・・・見た目は変わりますが・・・本質的な変化ではあ りませんから・・・ 見当はずれの努力をしていたり・・・空回りし ている状況があったりすることをイメージさせます。 そのような状況にあることに気づきなさいというメッセージかもしれませ ん。
この夢のテーマは・・・髪の毛をどうアレンジするかということ。 しかも・・・やり直しができるところに強調点が置かれていますね。 諦めかけていたことを・・・リセットし て・・・最初からどうしたかったのか振り返っている感じ。
柱に接するように配置されている白い小さ なテーブル。柱は・・・たぶん「彼」のイメージ。 テーブルをはさんで・・・髪型のことを美容師さんに話しています が・・・ それは・・・あなたと彼の関係をどのようにし たいかを・・・表現しているはずです。
忘れようとしている「彼への気持ち」を・・・自分なりに整理している夢 ということになります。 どのように恋をリセットしようとしているのか・・・問診であきらかにで きるかもしれません。 by エリカ
▼ @この夢は美容室に行く予定だったころにみたのでしたね。 >「後の方をいつもより短くしてもらったの。
スッキリしたでしょ? A美容室の雰囲気をどのように感じていましたか? >洒落た雰囲気でした。 B最近、気分転換が必要だと感じたことがありましたか? >周囲から勧められたという事は特にないで
す。 Cいつの間にか周囲に対するあなたへのイメージが変わってきているので
は? >随分明るくなった、朗らかになったと思われ
てるかもしれません。 D迷っていることがあって・・・はっきりとさせたいのに・・・ >すぐに引っ込んでしまう質なんでそういう事
は良くありそうな気もしますが、 E諦めて気を取り直したら・・・元の髪に戻りましたね。 >どのような要望を出していたかは覚えてない
んですが、 F白い小さなテーブルが気になるみたいですね。 >私が積極的に希望の髪型のイメージを伝えて
いたと思います。 Gセットが終ったら・・・あなたは仕上がりを見ないまま・・・ >片想いとは言え、恋を経験した事かもしれま
せん。 H気になる「彼」との恋は・・・あきらめの気分なのですか? >実質的には諦めです。 I自分の考えを周囲の人に押し付けていませんか? >「一人で頑張らなきゃ」と思っているのかも
しれません。 >では、診断しますね。 ▼
夢診断のポイントは、髪の色を染めるのは・・・気分転換。彼の替わりに
バイクを選んでも・・・状況は変わりません。
→バイクに夢中のあなたですが・・・やはり気分転換にすぎないというこ となのかもしれません。 髪の毛が茶色になっていたのは・・・本来のあなたではないというこ と。 髪の毛が少し長くなっているのは・・・状況に進展がないまま時間が経 過しているということ。
→恋をするのは簡単でも・・・恋する気持ちを維持するのは大変なこと。 まして・・・あなたの場合は既婚者が相手なのですから・・・余計な手 間がかかるところがネックかも? そういうのは・・・避けたいということなのでしょうか? 彼との関係 は・・・基本形のままだということのよう。 by うらら
▼ Q 2 どう受け止めればいいの? どう すればいいの?
仕上がりなど・・・どうでもいいと感じていたあなたのようでした が・・・ もうひとりの「あなた」である美容師に呼び止められて・・・それでいい のと問われています。
望んでもいないのに・・・髪の毛を染められてしまって・・・ パーマでもかけられたように・・・毛先がクルンクルンの「あなた」がそ こにいましたね。 つまり・・・本来の「あなた」ではないという こと。そこには・・・あきらめの気分が漂っていそうですが・・・。 鏡で自分の髪型の変化を確認したら・・・元に戻りましたから・・・ いまのままでは・・・いけないと感じたということ。まだ・・・あきらめ てはいないということ。
ところで・・・あなただけが話していて・・・ 相手が・・・「完全な聞き役」となっているのは・・・アンバランスな状 態かも? もうひとりの「あなた」の感じ方や考え方を押さえつけているということ になるのかもしれません。
部分的にカラーリングをし・・・パーマにしたのは・・・ 間違いなく・・・あなたなのですから・・・そのように振る舞いたい「あ なた」もいるということ。 言いかえると・・・恋愛に関して・・・遠 慮するのは止めよう・・・知られてもいい・・・ そして・・・自分の感情をしっかりとアピール してもいいという気持ちがあるのかもしれません。
この夢の展開が回りくどいのは・・・自分の気持ちのどこかに・・・隠し ているものがあるから。 自分の中にある気持ちを否定するのが難しいから・・・出てきてしまった ということなのでしょう。
さて・・・柱にくっついている白いテーブルが強く意識されるのは・・・ あなたが求めているのは・・・彼へ「依存」であり・・・一方的な愛情表 現であるということかもしれません? 「愛してくれる誰かをひたすら求めている」あなたが・・・自分を確認し ている夢ということになります。 by ふむふむ
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▼ ▼ 【Reflection】 愛してくれる、叱ってくれる「お父さん」が欲しかった。 憧れの彼は、柱のような存在。どっしりとして「いつもそこにいる」 柱にくっついている「テーブル」 「テーブル」で会話していますから、「テーブル」は夢見者自身。 相談したいのですね。心を開きたいのでしょう。 でも、なかなかできそうにないという現実。 「愛している誰かをひたすら求めている」のに、アピールしてこなかった「これまで」の夢見者。 なんとか、乗り超えてほしい・・・と「声」をかけたくなるのを我慢しました。 いちばん「嫌う」言葉でしょうから。 【夢の生成】 新奇な体験は「予定している美容院」のリハーサル記憶。 「リハーサル記憶」とは、ふむふむ用語。 美容院に行くという予定があって、どのような髪型にしようか、どれくらいカットしてもらうか 3cm切ったら、どんな感じになるのかなとあれこれ脳がイメージとしてリハーサルします。 そのリハーサルが「記憶」として、一時的にニューロンクラスターに保管されている状態を示します。 もちろん、ニューロンクラスターの興奮性は高く、点滅しているといえるでしょう。 「弱いつながり」の記憶は、仕上がりについて、「感想言っていない」という部分。 @感想とは、ある物事に対して心に感じ思うことや、その「思い」、 Aものごとについて心が感じたこと、「所感」。 B心に受ける印象や人から受ける感じを意味する「心証」、 Cある問題に対する主張や心に思うところを意味する「意見」、 D心に思っている事柄や思うところを意味する「所懐」など。 E目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことを意味する「冥想」、 F思いをかけることや恋い慕うことを意味する「懸想」、 G心の中に浮かぶ考えを意味する「想念」などがある。 夢見者は上記の@とCとFについて、類似する「弱いつながり」の記憶の ニューロンクラスターが、興奮性の状態にあります。 「リハーサルの記憶」と「弱いつながり」の記憶をつなぐのが、「スキーマ」 つまり、夢見者の「現実認識の枠組み」でしたね。それは、何でしょうか? 美容師が夢見者の意図に反して、「髪を染める、カールをする」という 「仕打ち」に対して、「仕様が無い」という反応をすることですね。 夢見者は、最初は「可愛く仕上がっている」と思っています。 そのうち、気づいて、「仕様が無い」と諦めます。 仕上がっていたのは、「くるんくるん、上部が長い髪、上部は茶色にカラーリング」 上部とは、「憧れの彼」という位置づけでしょう。 しかし、頭に手を当てて、髪を触ってみるという「行動」をしたら、元の状態に戻りました。 言い換えると、「憧れの彼」に会って話すという「行動」が、 元の状態、つまり、「仕打ち」の無い状態にしてくれると思っている。 そして、あらためて「髪のセット」について、「憧れの彼」という「柱」を前に置いて 「美容師」というもうひとりの「自分」との会話をしているのです。 「髪のセット」の相談は、「恋心」ですね。 最初の美容師も、柱の前の美容師も、どちらも「夢見者」ですから、「変化」があったということです。 ここで、「記憶の再構成」をしたわけです。 「仕打ちの無い」自分を認識することで、はじめて「恋心」に向き合えるのです。 夢見者は「驚き」の感情に気づきました。 驚きは、行動を一時停止し、状況を見定め、どのように行動すべきかを「判断」します。 その判断が、どのような「現実」と向き合うのか。次の夢で表現されることになりそうです。 |
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