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友達と旅行に行くことになっていたのに 森のようなところを歩いていると女の子の死体がありました。 ベッドに入り、うとうとすると 夢中で逃げるのですが、いつまでも追いかけてきます。 ▼
夢とレト
リック01 : 夢における対義結合 それが、くっついてひとつになる場合がある。 矛盾しているはずの概念どうしが結びついて ある特別な意味を表すことが夢においてもあるのです。 本来両立し得ないものが何かのきっかけで 同じ枠組みにはいってしまう夢は何を表そうとしているのでしょうか。 それが、ここでの課題といえます。 夢の中では相反する2つのことがらがともに肯定され あるいはともに否定されて物語が展開することがあります。 「AはBであると同時にBではない、ということはない」という夢表現である。 by エリカ
▼ そこに彼女でない女の子の死体が出てきます。 その女の子が生き返って、つまり死んでいなくてドアのところに立ちます。 その女の子が追いかけてくるのですが、追いかけてくるのは実は彼女だっという夢です。 「彼女は彼女でなくなり、女の子になるのですが、女の子ではないのです」 「死体は、死体となり、同時に死体でなくなります」 そして、あなたを殺そうとするのです。次に死体になるのはあなたです。 矛盾しているものが、ひとつの対象に向けられています。 つまり、友達である「彼女」にです。 その彼女の状態が「死んでいる」「死体である」「立っている」 「追いかけてくる」そして「もとの彼女となって追いかける」という一連の変化を生み出します。 これは明らかに夢見者の現実での注目や関心ごとが友達の彼女にあることを示しています。 否定の否定は肯定のようであるが実は、もとの肯定とは意味合いが違うのが普通です。 この場合も、最初の彼女と追いかける彼女とは全く同じ存在ではありません。 この夢は、現実的な側面からすでに展開は予想されています。 旅行に行けなくなったという事実を彼女が死ぬということに 置き換えたところからスタートしているのです。そして帰結も彼女で終わる。 この夢は循環しており、死んでいることとそうでないことは同義としてとらえられている。 そしてそれが「循環」するエネルギーとつながる。 夢が「循環」することにより、さまざまな夢要素で夢の構造を明確にすることができる。 そのことにより、夢はあなたへ的確にメッセージを伝えようとすることができる。 by ふむふむ
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