Nゲージ蒸気機関車2006年のメモ>2006.5.27(D51全流・半流 天賞堂製品)

D51全流・半流 天賞堂製品

天賞堂のD51に、全流・半流(2種)が追加されました。


全体

全流 前方 D51 全流型
(拡大写真)
半流 前方 D51 半流型 (北海道タイプ密閉キャブ)
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全流 後方 D51 全流型
(拡大写真)
半流 後方 D51 半流型 (北海道タイプ密閉キャブ)
(拡大写真)

全体のプロポーションや仕上げは、先に出ていた標準型と同様です。

前面

全流型
全流型
煙室戸の上に手すりがない形態です。標準型と比べると、煙室の周囲は一応は面取りされていて、ほんの少し丸みがついていますが、本当はもう少し丸めたほうが似るように思います。
半流型
半流型(北海道タイプ密閉キャブ)
ライトの表面は、前回のC57からまた変更され、丸い透明プラ板を張る方法に戻りました。ただ、導光材の端の形状が変わっているので、標準型のときよりは感じがよいです。

標準型と並べると違う顔に作り分けてあるのはよくわかります。ナンバープレートは前回の標準型と比べ、とてもよくなりました。前回はフチが広く、文字も横に長くてちょっと変だったのです。

火の粉止め装着 半流型(北海道タイプ)には、別パーツの回転式火の粉止めが付属しています。乗せてみるとこのようになります。

ドーム

特徴あるなめくじドームです。

全流 全流型
全体にすっきりした作りですが、安全弁のあたりなど立体感があります。キャブは細面のなめくじ型のものです。ランボード屈曲部には最初から23号機用のナンバー取り付け台座が付いています。
半流 半流型(北海道タイプ)
北海道型ということで、発電機の排気管はキャブまで伸びておらず、火室上部は標準型各種に比べてすっきりしています。
なめくじにはライトの後ろに給水温め器がないので、ライトの導光材がはっきり見えてしまいますが、機構上どうしようもないかもしれません。このような処理にするか、ライトを後ろに引っ込めて処理するか、ダミー化するか、どれが一番好まれるか悩ましいところなのでしょう。

ボイラー後部の外装は、ちゃんとテーパーがついたプレス加工になっています。

その他

バックプレート 今回、バックプレートのメーターに白が入りました。これは密閉キャブですが、キャブの真後ろにもきれいに白線が入っています。密閉キャブの白線入りを見たことがないので、この辺がどうなのかは考えたこともありませんでした。
なお、他の写真でわかりますが、公式側ランボードの屈曲部の上側と後ろ側には、白線が入れられていません。上から配管が重なっているため、塗れなかったものと思います。私としては白線がないほうが好きなのですが、高価な模型なので自分で塗りつぶす気にまではなれません。
連結 標準型も同じですが、前部カプラーは左右に首を振るようになっており、ちゃんと重連で走り回ることができます。ただし前部カプラーは開かないため、自動連結・開放はできません。上下からかみ合わせて手で連結します。
KATOと比較 KATO(約1/140)との長さの差は1センチくらいあります。

全体

やや遠目から、先に発売された標準型、およびマイクロエースの全流と比べてみると次のようになります。

天賞堂 498号機 天賞堂 498号機
天賞堂 半流 天賞堂 半流型(北海道タイプ密閉キャブ)
天賞堂 全流 天賞堂 全流型
マイクロエース スーパーなめくじ マイクロエース D51 23 スーパーなめくじ

走りなど

走りは前回の標準型同様滑らかですが、標準型と比べると速度はかなりダウンしていました。通常遅くて困ることはありませんが、半流・全流の2両を手持ちの数種のパワーパックでテストしたところ、全開でスケールスピードに達するかどうかという感じでした。

カーブはR315以上、ポイントは6番以上が推奨されています。標準型ではR280以上となっていましたので、少し厳しくなったことになります。私の小レイアウト(R280+R249)でテストしたところ、R280でも走りはしましたが、先輪がピストン尻棒に接触して回転が止まりがちになります。R249では脱線することもありましたので、無茶はしないほうがよさそうです(私は走らせるでしょうけど…)。

ライトはかなり明るくなり、標準型と比べて2〜3倍に感じます。

D51貨物列車

デフやテンダー外板などはしっかりした厚みがあって、平面性も高いです。薄い金属板で作られているワールド工芸の製品に比べ、丈夫な印象を受けます。


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