月刊短波2026年6月号(第3版)
編集 赤林隆仁 時間 JST
◎VORW Internationalアジア・太平洋向放送の周波数を変更 3版新規
近隣周波数(具体的にはRadio New Zealand Pacificの9700kHz)の混信をさけるため、VORW
Internationalは毎週木曜日18:00-19:00に行なわれているアジア・太平洋向放送の周波数を9705kHzから9740kHzに変更する。送信所は台湾褒忠、出力300kWで変わらない。受信報告を歓迎する、宛先は<vorwinfo
@ gmail .com>。(VORW
International 6/16) 2025年11月6日に9740kHzで出た(誤送信)ことがあります。
◎RTIフランス語放送が試験送信 3版新規
フランスのBaste Franck氏によると、Radio Taiwan
International(RTI)のフランス語放送部門は2026年8月7-30日に淡水送信所より、欧州・北米向けに生放送の送信を実施することにしているが、そのための事前評価用に2026年6月21日(日)に以下の周波数で試験送信を行う。
14:00-14:10 15145
14:15-14:25 11955
14:30-14:40 11955
14:45-14:55 9545
上記の試験送信で好成績であった2波を8月の生送信に使用する予定である。この試験放送に対する受信報告には特別QSLカードを発行する。受信報告の宛先は<fren @
rti.org.tw>である。(WORIG 6/15)
◎VOA朝鮮語放送、G7サミット特別番組を放送 3版新規
VOA朝鮮語放送は、2026年6月15日から17日のG7サミット(2026年6月15日から17日にフランス・アルプス地方のエヴィアンで開催)の期間中特別番組を放送すると発表した。毎日21:00から、9940kHzで放送され、各オンラインプラットフォームでも同時配信される。なぜVOAがこれほどまでに朝鮮半島(主として北朝鮮)の聴取者を対象にG7サミットの特別報道を行うのかの理由は不明である。(小林放送局
6/7-13)
◎Atalantic
2000が創立44周年記念特別放送 2版新規
フランスのAtalantic
2000は1982年6月の創立から44周年を迎える。これを記念して特別放送をドイツChannel 292より以下の様に行う。
6/13 17:00-18:00 6070 9670
6/15 04:00-20:00 6070 (再放送)
なおhttp://radioatlantic2000.free.fr上ではストリーミング放送も行われる。受信報告は15分以上聞いたものを<atlantic2000international
@ gmail.com>に、特別eQSLが発行される。(Atlantic 2000)
◎NHK World Radio
JapanがNauen中継を中止 2版新規
米国のJoe Hanton氏によると、2026年6月28日を以てNHK
World Radio JapanはドイツNauen送信所からの中継を中止する。Nauen中継は以下のように行われていた。中東向日本語: 10:00-12:00
9440、12:00-13:00 11960、13:00-14:00 13750。欧州東部向ロシア語: 13:30-13:50 6165。
6月29日以降も放送そのものは八俣送信所からの直接送信に切り替えることで維持される。なお周波数の変更が予想される。(WORIG 6/1)
◎Radio For Peace Internationalイラン向放送の時間変更 2版新規
英国のAlan Holder氏によれば、フランスのRadio For Peace
Internationalはイラン向の昼のペルシャ語放送の時刻を17:30-18:30から19:30-20:30に変更した。周波数は15500kHz(多分Tashkent送信)で同じ。イランはこの放送にジャミングをかけていない。夜の放送は04:30-05:30
9770kHzで変更なしである。(WORIG 6/2)
◎USAGM
Botswana中継局HFCCに登録
英国のAlan
Pennington氏によると、HFCCにUSAGMのBotswana中継局の4940kHz等の周波数が新たに登録された。またフィンランドのMauno
Litra氏によると、15610、17690、12060kHzでも17:52頃試験電波(同じ音楽の繰り返し)を出しているのが確認された。復活への予兆か?
(WORIG 5/22)
米国のGlenn
Hauser氏によると、この試験送信は送信設備の維持が目的で、今後具体的に放送電波を出すかどうかは決まっていない。(WORIG 5/23)
送信設備を廃棄しないで維持していることは、将来何らかに活用する可能性もあります。100kW短波送信機4基、600kW中波送信機1基があります。
BotswanaのSelebi-PhikweにあるBotswana中継局(米国政府の資料より)

◎カナダの短波時報局CHUが6月21日で閉局 2版追加
カナダのTony Pavick氏によると、カナダのNational Research of
Council(NRC)は3330/7850/14670kHzで行われている短波の時報放送を2026年6月21日(現地時間)で廃止すると発表した。以降はNRCの「web
Clock」(https://nrc.canada.ca/en/web-clock/)または電話時報サービス(英語は+1-613-745-1576)を利用して欲しいとしている。詳しくはhttps://nrc.canada.ca/en/certifications-evaluations-standards/canadas-official-time/nrc-shortwave-station-broadcasts-chuを参照のこと。(WORIG
5/21)
カナダのSheldon
Harvey氏によると、CHUの維持コストは年間36万カナダドル(約4,000万円)に上るが、カナダ人で同局の存在や価値を知る人はほとんどいないという実情がある。(WORIG
5/23)
同局は閉局まで受信報告を受付QSLカードを発行することを米国National Radio
Clubが確認している。受信報告の宛先はRadio Station CHU, 1200 Montreal Road, Building M-36,
Ottawa, Ontario, K1A 0R6 Canadaである。(DARC Deutschland-Rundspruch 21/2026 via
WWDXC TP 1656) CHUの送信は1938年より連綿として行われてきました。周波数は2009年より7335kHzが7850kHzに変更となっています。出力は7850kHzが5kW、他は3kWです。
◎FRS-Hollandが2026年初の特別短波放送
FRS-Hollandは2026年初の特別短波放送を2026年6月1日の01:52-05:50に7700/9300/5875(またはその近傍)/7400/3985kHzで実施する。1970年代から現在に至る音楽を中心とした番組である。この番組について直接
FR-Holland, P.O.Box 2702, 6049 ZG Herten,
Netherlandsに直接郵便で受信報告を送った人には9種類の印刷されたQSLカード(A5版)が用意されている。また同局のコラージャポスター(60✕40cm
€7.5)、45周年記念CD(€10)も販売されている。詳しくはhttps://frsholland.nl/frs-holland-may-31st-2026/を参照のこと。(FRS-Holland) E-mailは<frs
@ frsholland.nl>。
◎VOAが中国語放送を拡充
2026年4月28日より、VOA中国語放送は放送時間を10分から30分に延長した。火-土曜の07:00-09:00の放送となり、07:00-07:30の放送がその後3回繰り返して放送される。番組内容はトランプ大統領の活動に関するものが大半である。中国政府はこの放送に強力なジャミングを発射している。(小林放送局 4/26-5/2)
更に2026年5月5日より、放送開始時刻が06:00に繰り下げられ火-土曜の06:00-09:00の放送となった。これはVOAが新たに中国語TV放送を開始したことに伴うもので、更に拡張された06:00-07:00の時間帯は06:00-06:15の「VOA今日焦点」という番組を07:00まで4回繰り返し放送している。周波数は9535(Tinang
250kW 332°)及び11590kHz(Kuwait 250kW 70°)である。(小林放送局 5/3-5/9)
◎米国USAGM系放送の最新スケジュール
Radio Farda (イラン向ペルシャ語)
09:00-23:00 9360 Kuwait 24H 5860 Kuwait 7460 Kuwait
16:30-18:30 15770 WRMI
23:00-09:00 9360 Tinang 23:30-02:00 12070 Dhabbaya
23:30-06:00 7470 Tashkent 7570 Tashkent
00:00-02:00 1395 Erevan
02:00-06:00 12070 Woofferton 02:30-08:30 1296 Orzu
Radio Free Asia
21:30-21:45 15245 褒忠 ビルマ語
07:30-07:45 9455 Orzu 中国語
22:30-22:45 9900 褒忠 朝鮮語
08:00-08:15 7620 Orzu チベット語
10:00-10:15 7580 Orzu ウイグル語
Voice of America
火ー土曜 07:00-09:00 9625 Tinang 11590 Kuwait 中国語
火ー土曜 01:30-02:00 972 Orzu
9370 Kuwait ダリ・パシュト語(Ashna Radio)
(BDXC "Communication" May 2025 via WWDXC TP 1654)
◎RFAがクメール語・ラオ語の短波放送も再開
Radio Free
Asia(RFA)2026年5月中旬、クメール語およびラオス語の短波放送番組を再開した。放送時間と周波数は以下の通りである。
クメール語 21:30-21:45 11885 褒忠
ラオス語 09:00-09:15 15210 褒忠
(小林放送局 5/17-23)
(左)クメール語ロゴ (右)ラオス語ロゴ

◎石家庄送信所からの「中国之声」短波放送が停止
CNR第一放送「中国之声」の短波放送(05:25-03:05)の内河北省石家庄の第723送信所からのものが2026年4月14日以降出ていない。停波している周波数は、17595/6125、15370/9710、11760/7365/7215,、11750/7305, 9500kHz。(海外からのラジオ放送
http://hiroshi.mediacat-blog.jp/e159298.html)
ドイツのWolfgang
Buseshel氏によると、中国ではこの数年間4~8月にかけて、烏魯木斉、喀什、拉薩、昆明、東方などの大規模短波送信所で改修やメンテナンス工事が行われているので、その一環の可能性もある。(WWDXC
TP 1653)
◎モンゴルの長波3波とも健在
フィンランドのMauno Litola氏は、Mongolian
Radioの国内向長波放送が164、209、227kHzで3波ともに出ていることを確認した。07:00にインターバルシグナルでs/onする。227kHzが最も強力であった。アジアに残存する最後の長波放送局である。(WORIG
5/2) 164kHz-Ulaanbaatar 250kW、209kHz-Choibalsan/Dalanzadgad/Ulgil
40kW、227kHzーAltai 40kW、終了は24:00。
◎WRMIがUS$15で出演募集
WRMIは15分15ドルで短波放送への出演を募っている。同局のメッセージは以下の通り; 短波は過去の遺物だと思っていませんか?
それは間違いです。デジタル検閲、アルゴリズム主導の情報閉鎖、インターネット遮断が横行するこの時代において、短波こそが言論の自由の究極のフロンティアなのです。希望のメッセージを伝える宗教指導者であれ、変革を訴える政治家や活動家であれ、あるいは未開拓の市場を求める企業ブランドであれ、WRMIは一杯のコーヒー代よりも安い費用で、世界的な舞台を提供します。世界では数億台の短波受信が出回っており、国境を越えるのに光ファイバーは不要でデータ量の制限もありません。信号は空を駆け抜け、辺境の村から賑やかな都市に至るまで、あらゆる場所のリスナーに届きます。自宅やオフィスで録音していただければ、私たちがあなたの声を地球の隅々までお届けします。デジタル広告費は急騰しています。WRMIなら、わずか60ドルで1時間分の世界規模の放送時間を確保できます。アクセスのしやすさ:電波の世界には「デジタルデバイド」は存在しないのです。希望する方は今すぐ<info
@ wrmi.net>へご連絡を。(NZ DX Times May 2026 via WORIG 5/4)
◎スイス放送協会FM放送再開を計画
英国のMike Terry氏によると、スイス放送教会(SRG
SSR)はFMラジオ放送の再開を計画している。2026年第三四半期より開始する予定だが、早ければ2026年7月1日より開始される可能性がある。第一段階で最大45基のFM送信機を再稼働し人口の85%をカバー、第二段階では67基、人口の90%、第三段階では156基、人口の95%カバーとなる。この再稼働で年間コストは810万スイスフラン増加する。(WORIG
5/5) スイスではラジオを持って行っても何も聞こえない地域が増加していますが、FM放送復活の真の理由は?
◎スイス政府FM放送終了計画を撤回
英国のMike
Terry氏によると、2026年5月28日、スイス連邦通信局(OFCOM)はFM放送の周波数パッケージを公表し、FM放送終了計画を撤回した。FM放送は2026年以降も継続され2031年7月31日までは申請可能となった。また2025年12月の議会議決に従って2027年1月1日以降のFM放送免許の新規入札も実施される。(WORIG
5/28)
◎BBCが大幅リストラ ~BBC Newsには特に厳しく
英国のMike Terry氏がThe
Guardianの報道として伝えたところによると、米国のトランプ政権によるBBC報道偏向訴訟により、BBCでは昨年末にTim
Davie総裁が辞任した。後任の総裁は元Google幹部のMatt
Brittin氏で、氏は「偏向報道の是正」と大幅なコスト削減を行うことを表明している。2026年9月にBBC全体で現在21,500人いる職員の10%を解雇し約6億ポンドを削減することが計画されている。特にニュース報道を担当するBBC
Newsに対してはより厳しい削減が課される。現在800人以上いるジャーナリストの約15%を解雇することになる。ニュース部門の費用はほとんどが人件費であるため、部門全体としても15%の費用削減になるとしている。また出張費は既に40%削減されている。また給与の高い上級管理職(現在237名いる)の整理も行う。原記事はhttps://www.theguardian.com/media/2026/may/02/bbc-news-to-bear-deepest-cuts-amid-2000-planned-job-lossesを参照のこと。(WORIG
5/5)
◎Iran International TVの最新スケジュール
ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、Londonをベースにイラン向に放送しているIran
International TVは2026年4月末現在以下のスケジュールで放送している。送信所はブルガリアのKostinbrod、周波数は若干変動することがある。
04:00-13:00 5890
05:00-13:00 9525
13:00-04:00 15750
19:00-00:30 17900
イランは各周波数に対してジャミングを発射しているため、これを回避するために周波数を動かす場合がある。
(WWDXC TP 1653)
◎コロンビアAlcaravan Radioが短波で復活
米国のRon Howard氏がコロンビアのRafael
Rodriguez氏から得た情報では、コロンビアのAlcaravan
Radioが2026年3月31日、5910kHzで数年振りに復活した。送信機の修理は終了したが、現在もまだ調整中である。放送は100%英語の番組に変わっている。16世紀の宗教改革期に編纂された「Jubilee
Bible」の朗読などが行われている。局名はそのままだが、放送の目的が変わったのかははっきりしない。(BDXC "Communication" May 2026
via WWDXC TP 1653)
◎Radio Prague Internationalを下院メディア委員会は擁護
英国のMike Terry氏がRadio Prague
International(RPI)の報道として伝えたところによると、チェコではPetr
Macinka外相が、RPIは不要として、今年度の予算を25%削減し、来年度は廃止すると発表した。これに対してチェコ下院のメディア委員会は、RPIはチェコの国際コミュニケーションに役立っているとして、国際放送の安定性と継続性は、外務省の予算を通じて確保されるべきだという声明を出した。原記事はhttps://english.radio.cz/lower-house-committee-continuation-radio-prague-international-8885030。(WWDXC
TP 1653)
◎マリの短波送信所近くで戦闘
英国のChris
Greenway氏によると、マリでは治安の悪化が著しく、2026年4月25日には首都Bamako郊外のKati短波送信所近くにある軍事基地で戦闘があった。この報道を受けて米国のRon
Howard氏が5995、9635kHzのRadio
Maliの放送をカナリア諸島のリモートSDRで確認したところ、05:30前からフランス語の放送が確認された。放送では特に戦闘に関する情報は流されていなかった。在マリ米国大使館によれば、Katiの他Modibo
Keita国際空港でも爆発音や銃声音が確認されており、米国市民はその場に留まり、これらの地域への移動を行わないように勧告している。(WWDXC TP 1653)
オーストラリアのRob Wagner氏によれば、不安定なRadio
Maliの電波は、直接の戦闘によるだけではない。4月20日にはカナダ政府の勧告で、マリ全土で燃料不足が発生しインフラが逼迫していることが伝えられている。既に首都Bamakoへの燃料供給ルートが遮断されており、火力発電に頼っている同国では停電が多発しており、短波送信に必要な電力の安定確保が困難となっている状況も影響している。突然の放送終了、放送時間の短縮、あるいは片方または両方の周波数での一時的な放送停止はそれを物語っている。(Monte
Everyn DX Report 4/29)
マリではロシアの支援を受ける軍事政権とこれを打倒しようとするアルカイーダ系イスラム勢力との間で激しい戦闘が起きています。日本では危険レベル4で「退避勧告」が出ています。
◎A26 Music Programmes on Shortwave最新改定版発行
英国のAlan Roe氏はA26の「Music Programmes on
Shortwave」の最新改訂版を発行した。短波放送で行われる音楽番組を時間順に掲載している。
https://app.box.com/s/kbdxb4c5lwpju0kpoi27aiwc35br2g2a または
http://tinyurl.com/shortwaveprograms よりpdf版をダウンロードできる。(WWDXC TP 1653)
◎カナダBCL界の重鎮Edward Kusalik氏死去
カナダのHarold Sellers氏らによると、カナダBCL界の重鎮Edward
Kusalik氏が、2026年4月30日ガンのために死去した。76歳であった。氏は1949年に同国オンタリオ州Chathamで生まれた。1971年に米国のDeVry工科大学(現在はDeVry大学)通信工学部を卒業した。趣味はBCLと園芸で、「カナダ第一のBCL」とされた。BCLは高校時代の1965年に学校にあったNational
NC-190受信機で短波放送を聞いたのがきっかけで、すぐRCA A-25型全波ラジオを購入してDXingを始めた。大学時代にはHallicrafters
SX-28A、Hammurlund HQ-129-XにレベルアップしてDXingにのめり込んだ。地元カナダのOntario DX
Associationの他、Numero-Uno、SpeeDX、FRENDX-NASWA、CIDX、FineTuningなどにも籍を置いて活躍した。1980年には家族とともにアルバータ州に移動、Lethbridge市の職員となり更にDXingに打ち込んだ。2009年に退職した後は同州Dayslandに移り市会議員や市長を務めた。2012年に妻を亡くしたが、その後も現在までPerseus受信機でDXingを続けていた。獲得したQSLは生涯で250カントリー分をこえると自分で言っていた。(赤林)「DX
is my Game」と日頃言っていたそうです。
Edward Kusalik氏 (facebookより)

◎ベルギーのラジオ局業界がEU内でカーラジオの義務化を要請
英国のMike
Terry氏によると、ベルギーのラジオ局業界は、欧州連合(EU)内で登録されるすべての新車にFMおよびDAB+ラジオ受信機の搭載を義務付けるよう、EU当局に要請している。ベルギーのラジオ局maRadio.be、RadioZ、La
Craxx、Digitale Radio
Vlaanderenの各局が2026年5月7日に発表した共同プレスリリースによると、カーラジオを搭載しない新世代の車両が登場していることを受け、各局は「普遍的かつ自由で、差別のない情報へのアクセス」がもはや保証されなくなるとを懸念している。カーラジオの排除で、IT業界大手が車内での情報提供を独占的に支配する利益構造になってしまう恐れがあるとしている。現在車内でのオーディオ聴取の95%はカーラジオによっている。原記事はhttps://www.rtbf.be/article/le-secteur-radiophonique-appelle-a-conserver-le-signal-hertzien-dans-les-vehicules-en-europe-11717353。(WORIG
5/7)
◎英国長波時報局MSFの休止計画
英国のMike
Terry氏によると、英国の長波時報局MSFはAnthorn送信所のアンテナ系統のメンテナンスのために2026年は以下の期間60kHzの報事信号の送信を停止する、その間は英国や欧州西部では電波時計の使用ができなくなる。予定期間は短縮される可能性もある。
6/29~7/17 16:00-翌日02:00
9/10 18:00-22:00
12/10 19:00-23:00
原情報はhttps://www.npl.co.uk/products-services/time-frequency/msf-radio-time-signal。
(WORIG 5/6)

◎西側メディアを追い出すアフリカ諸国
英国のMike
Cooper氏が、AFPの報道として伝えたところによると、2026年5月8日、ニジェールの軍事政権はFrance 24、Radio France
Internationalなどのフランス系9メディアに活動停止命令を出し、衛星放送、ケーブルネットワーク、デジタルプラットフォーム、web、携帯アプリを含むすべての情報提供を禁止した。同国ではFrance
24、Radio France
Internationalは直接のFM中継を行っていたが、2023年7月の軍事クーデター直後に禁止されていた。また2024年12月にBBC
WSのFM中継も禁止された。ニジェールの隣国ブルキナファソも5月5日、フランスのTV5
Mondeの放送を禁止した。反政府勢力の攻撃にさらされているマリでもフランス系メディアの放送は全面的に禁止されている。まだニジェールでは西側やそれに協力するジャーナリスト13人が拘禁されている。「国境なき記者団」の発表では2026年の報道の自由度ランキングで同国は180カ国中120位と37位も下落した。アフリカではロシア、中国の影響力拡大に伴い、旧宗主国フランスをはじめとする反西側感情が煽られている。原記事はhttps://www.nampa.org/text/22924760。(WORIG
5/9) VOAの中継局は自己閉鎖してしまい、アフリカではCGTNやSputnikへの置き換えが進んでいると言われています。
◎Broadcasting In Russian Handbook 2026年版発行
ロシアSt. Petersburg DX ClubのAlexander
Beryozkin氏によると、同クラブはこのほど「Broadcasting In Russian
Handbook」2026年版を発行した。初版から数えて第40版となる。A26シーズン中有効な長波・中波・短波におけるロシア語放送の総合的なガイドである。例年通り4つのパートで構成されている。
①略語、専門用語、前版からの主要な変更点
②世界45局についてのロシア語放送の詳細情報(周波数、番組、送信所、対象地域、住所、webサイト等)
③世界28局のロシア語インターネット放送についての情報
④St. Petersburg DX Clubの40周年、Radio Canada
Internationalの歴史-第3回
A5版80ページで、すべてロシア語で記述されている。pdf版はUS$2.0である。希望により印刷版の発送も行う。支払方法等についての問い合わせはE-mailで<dxspb
@ nrec.spb.ru>または<spbsxclub @ gmail.com> へ。(RUS-DX #1293 via WORIG 5/9)
◎KNX News Radioが元の中波局に戻る
米国のGlenn Hauser氏がIRCA io groupのChris
Rogers氏からの情報として伝えたところによると、同国Los AnglesのKNX News
Radioは2026年5月11日よりFMの97.1MHzの放送を停止し、元の1070kHzのみの放送に戻る。97.1MHzはスポーツ専門局「97.1 The
Fan」となる。(WORIG 5/10)
米国のStephen Luce氏によれば、新しいスポーツ専門局は正式名称を「Sports "97.1 The
Fan" KNX-FM Los Angeles」といい、KNXのコールを残しており、2026年5月18日より開局する。(WORIG 5/11)
2021年12月6日(月)より「KNX News
97-One」というスローガンで、FMへのシフトを目指していましたが、結局中波専門局に戻ることになりました。97.1MHzでのHD2(デジタルラジオ)の放送権は残しているとのことです。
(左)新しいKNX News Radioのロゴ (右)Sports ”97.1The Fan"のロゴ

◎Kari Lake氏は次期駐ジャマイカ大使に
英国のMike Cooper氏が、Washington
Postの報道として伝えたところによると、トランプ政権はKari
Lakeメディア担当官を次期駐ジャマイカ大使に指名した。同氏はアリゾナ州の共和党員で、同州の上院議員、州知事選に立候補して何れも落選したが、そのことで有名になり、第2次トランプ政権でUSAGMを解体する指示を受け同庁のトップに就任した。そして2025年3月より契約社員の解雇、常勤職員の無期出勤停止を実行した。従業員に提訴され、ワシントン連邦地裁は2026年3月、「Lake氏は大統領に同庁のCEOとして指名されたことがなく、したがって正当な権限を有していなかったため、USAGMを違法に運営しており、その決定は無効」との判決を下していた。上院で承認されれば正式にジャマイカ大使になる。米国はバイデン政権以降、ジャマイカに常駐大使を置いておらず、現在は臨時代理大使が配置されている。Kari氏はジャマイカ大使指名を歓迎する意向を示したが、上院の承認前にUSAGMを離れるかどうかについては明らかにしなかった。原記事はhttps://www.washingtonpost.com/business/2026/05/11/kari-lake-jamaica-trump/。(WORIG
5/11)
◎デジタルにシフトする英国のラジオ聴取
英国のMike Terry氏によると、最新の英国RAJAR(Radio Joint Audience
Research)の聴取者調査データで、英国における週間のラジオ聴取の76%がDABなどのデジタルプラットフォームで行われ、アナログ(AM/FM)ラジオによる聴取は24%に減少していることがわかった。デジタルプラットフォームによる週間聴取時間は計7億6500万時間に達しており、内DABが57%、スマートスピーカーが25%、webやアプリが15%となっている。カーラジオに関してはDABは60.7%に達し、1年前より4%以上上昇した。英国の15歳以上の成人人口の87%(約5,060万人)は毎週決まったラジオm局を聴取していた。原記事はhttps://www.rajar.co.uk/docs/news/RAJAR_DataRelease_InfographicQ12026.pdfまたはhttps://radiotoday.co.uk/2026/05/rajar-q1-2026-radiotoday-observations-facts-and-figures/を参照のこと。(WORIG
5/14)
◎中国海南島には3短波送信拠点
中国の海南島には3つの短波送信拠点がある。いずれも送信所名DOF(Dongfang
東方)と記載されている。
DOF#1サイト:北緯18度53分25.12秒 東経108度39分41.70秒 最も昔からあった100kW送信拠点で6基のカーテンアンテナ、2012年に増設された無指向性アンテナを有する https://maps.app.goo.gl/XZDDtC33jD5bU9TK9
DOF#2サイト:北緯18度52分19.93秒 東経108度40分49.02秒 500kW送信拠点
Thomcast社製送信機のクーロンを設置 22基のカーテンアレーアンテナ(2009年設置)を備える https://maps.app.goo.gl/Tg3FV126Jj8rkitX8
DOF#3サイト:北緯18度54分17.00秒 東経108度39分37.78秒 北緯18度52分19.93秒
5基の150/500kW送信機 11基のカーテンアレーアンテナ(2009年製) https://maps.app.goo.gl/HC3E8pevNNWoSeQS6
2基の回転式Allis形式アンテナ(2011年製)https://maps.app.goo.gl/ev1YevNSsskQMgz88
https://maps.app.goo.gl/DuU39qSRUXtpg32z5
(WWDXC TP 1654)
◎「謎のDRM放送」Music 4 Joy
Digital Radio Mondialeによると、ドイツからの「謎のDRM放送」Music 4
JoyがA26シーズンもドイツNauen送信所から以下のスケジュールでDRM送信されている。出力は100kW。
火・木曜 22:00-23:00 17670 62° 極東向
水・金曜 03:00-04:00 13730 158° アフリカ東部向
水・金曜 03:30-04:30 11710 113° 欧州・中東向
水・金曜 05:00-06:00 11615 213° アフリカ西部向
(赤林)この数年続いています。IDなしの電子音楽だけが流れます。日本ではなかなか復調できません。
◎Radio Europeが周波数変更
オランダAlphen an der RijnにあるRadio
Europeは2026年4月1日より、周波数を6005kHzから7265kHzに変更している。6130kHzの放送は従来通り出ている。
(BDXC "Communication" May 2026 via WWDXC TP 1654)
◎Caribbean Radio Lighthouse中波送信再開
英国のMike Terry氏によると、アンティグアの宗教局Caribbean Radio
Lighthouseは2026年5月14日に新中波送信機の調整を完了し、1160kHz(10kW)で中波放送を再開した。カリブ海の島々での受信状態が改善することが期待される。受信状態を知らせて欲しいと言っている。(WORIG
5/15) 連絡先は<LighthouseBIMI @ gmail.com>。
◎BBC WSがハンガリー語・ルーマニア語のコンテンツ制作を再開
インドのAlokesh Gupta氏がBBCのPress Releaseとして伝えたところによると、BBC
World
Serviceは6月よりハンガリー語(ハンガリー向)とルーマニア語(ルーマニア・モルドバ向)の番組制作を新たな形で再開する。AI翻訳技術を駆使した新たな番組内容で、ハンガリー語は「BBC
News
Magyarul」と称してhttp://bbc.com/magyarul、Facebook、Instagramで2026年6月16日より、ルーマニア語は「BBC
News Romania」と称してhttp://bbc.com/romania、Facebook、Instagram上で6月23日より開始される。BBC
World
Serviceのハンガリー語放送は1939-2005年、ルーマニア語放送は1939-2008年に行なわれており、以後はweb上の情報提供のみになっていた。これは先に開始されたポーランド語番組「BBC
News Polska」が女性を中心に週平均80万8,000人からのアクセスを得たという成功に基づいている。BBC World
Serviceではこの新サービス開始の理由として「報道の自由が縮小し、偽情報が蔓延し、世界的な不確実性が高まっているために独立かつ公平なニュースを届けることが重要になっている」としている。(WORIG
5/22)
◎DWキーウ支局がロシアの攻撃で被弾
ドイツのHansjörg
Biener氏によると、2026年5月23日夜のロシアによるミサイル90発、ドローン600機によるウクライナの首都キーウに対する大規模な攻撃(死者2名、負傷者数十名を出した)で、DWのキーウ支局の窓や天井が損傷した。誰もいなかったため支局では死傷者はなく翌日より活動は正常に続けられた。DW総局長Barbara
Massing氏は「DWの同僚に被害がなかったことは幸いだが、衝撃的なことであり、ウクライナで起きていることを報道するためにジャーナリストたちがどのような状況下で働いているかを改めて浮き彫りにした」と語った。なおこの攻撃でドイツ公共放送連盟ARDのスタジオ施設はスタジオが破壊され甚大な被害を受けた。原記事はhttps://corporate.dw.com/en/kyiv-dw-bureau-damaged-in-russian-attacks/a-77279721を参照のこと。(WORIG
5/24)
ロシアの攻撃で破損したDWキーウ支局の天井(DWウクライナ語facebookより)

◎HCDXのサイトにDDos攻撃
HCDX(Hard Core
DX)のサイト(https://www.hard-core-dx.com/)に2026年5月13日大規模なDDos攻撃(乗っ取った複数のコンピューターを遠隔操作して一斉に大量のアクセスやデータを送りつけるサイバー攻撃)があり、サーバーがクラッシュして一時ダウンした。運用者Risto
Kotalampi氏が懸命に対応し、すぐに復旧した。(SW Bulletin #2106 via WORIG 5/24)
◎中国局改廃
・福建音楽広播の終了に伴い、福州局の周波数91.3MHzは福建経済広播を中継するようになった。
・安徽省滁州(じょしゅう
Chúzhōu)市の滁州文藝故事広播(97.0MHz)は2026年4月29日01:00に放送を終了した。この局の一部番組は滁州広播電台の他の放送で行われることになった。
・河北省廊坊(ろうぼう
Lángfáng)市の大城県電台(87.9MHz)はこれまで河北新聞広播の番組を中継していたが、このほど終日「中国之声」を中継するようになった。
・河北省廊坊市の霸州広播電台(93.0MHz)は放送を再開した。
(小林放送局 4/26-5/2)
・河北広播電視台の公告によると、河北経済広播(石家庄では 1125kHz
107.9MHz)、河北文藝広播(同 900kHz
90.7MHz)はTVの河北文旅·公共チャンネル、河北雑伎チャンネルとともに2026年5月9日01:00で放送を終了する。
・広東省潮州(ちょうしゅう
Cháozhōu)市の潮州交通音楽広播電台(91.4MHz)と潮州綜合電台(94.0MHz)が2026年5月1日より統合放送となり、両局の番組が両周波数で交互に放送されている。
・湖北省十堰(じゅうえん
Shíyàn)市の十堰旅遊生活広播(92.0MHz)は十堰交通音楽広播(101.9MHz)と統合して放送されている。
・遼寧省葫蘆島(ころとう
Húludăo)市の龍港区電台(90.3MHz)は最近電波が途絶えている。原因は発表されていない。
・山東省臨沂(りんぎ
Línyí)市の臨沂交通旅遊広播(612kHz)、臨沂経済広播(747kHz)、臨沂音楽広播(1008kHz)の3局は中波放送を2025年11月1日に終了したことが分かった。現在は臨沂綜合広播(873kHz)のみが中波で放送している。また臨沂私車広播(1557kHz)は臨沂交通旅遊広播の番組を全時間放送中である。(小林放送局
5/3-9)
・北京地域のCNR文藝之声(747kHz)、CGTN
Radio(846kHz)、CRI環球資訊広播(900kHz)、CNR維吾爾語・蔵語広播(1098kHz)の中波放送の電波が5月中旬現在途絶えている。送信所の点検作業による一時的停止と考えられる。
・以下の大電力CNR中波放送が最近送信を停止した。
江蘇省常州(じょうしゅう
Changzhou)のNRTA第623送信所からのCNR1「中国之声」-1593kHz(400kW)、福建省泉州(せんしゅう
Quánzhōu)のNRTA第641送信所からの台湾向CNR5台海之声ー837kHz(1000kW)、CNR6神州之声-909kHz(600kW)。福建省南平(なんへい
Nánpíng)のNRTA741送信所からの台湾向CNR5台海之声ー1116kHz(600kW)。
(小林放送局 5/10-16)
・黒竜江省双鴨山(そうおうざん
Shuāngyāshān)の交通文藝広播(103.2MHz)は2026年5月12日ひっそりと放送を終了した。双鴨山広播電台からは2019年10月以降3つの放送が出ていたが、この結果同電台からの放送は綜合広播1波のみとなった。
・広東省恵州(けいしゅう
Hùizhōu)の恵州経済環保広播(98.8MHz)は2026年5月24日01:00に放送を終了した。
・山東省菏沢(かたく
Hézé)の菏沢綜合広播の103.5MHzの放送は放送設備の緊急点検・保守作業のためとして放送を停止している。再開時期は未定でこのまま消滅する可能性もある。この周波数は実際には菏沢市牡丹区向の放送であり、本当の菏沢綜合広播は87.5MHzで継続している。
・山東省の青島広播電台は新たに「新地電台新地886」を88.6MHzで開局した。この周波数はかつて青島即墨区電台が使用していたものである。
・吉林省長春のNRTA第525送信所では設備のメンテナンス作業が行われており、その影響で同地のCNR中国之声(981kHz)、CNR民族之声(朝鮮語
1071kHz)は放送を行っていない。
・甘粛省臨夏(りんか
Línxià)の甘粛省広播電視局臨夏中継局はアンテナ鉄塔を設置するため、2026年5月24日08:00から7月1日01:00までCNR中国之声(540kHz)及び甘粛新聞綜合広播(873kHz)の中継を停止する。
(小林放送局 5/17-23)
・雲南国際広播のFM放送(昆明101.7MHz)が2026年5月31日01:00で終了した。インターネット放送及び短波放送(6035kHz
50kW 19:00-21:00)は変わらない。
・安徽省の安徽農村広播について、2026年7月1日より、合肥・淮北・安慶・滁州・淮北・風陽他の各都市でFM放送は103.6MHzとなる。合肥からの中波放送(720kHz
50kW)は継続される。
・北京地区で一時停波していた中波の747kHz(CNR文藝之声 10kW NRTA#582天壇送信所)、846kHz(CGTN Radio 10kW
NRTA#582天壇送信所)、900kHz(CRI環球広播 10kW NRTA#491双橋送信所)、1098kHz(CNR維吾爾・西蔵語広播 10kW
NRTA#582天壇送信所)はすべて復旧した。代替として一時的に放送されていた短波放送(2026年5月11-25日に昆明、東方送信所より臨時短波送信があった)は消滅した。
(小林放送局 5/24-30)
◎元モスクワ放送日本語アナウンサー西野肇氏死去
元モスクワ放送日本語アナウンサー西野肇氏が、2026年5月11日慢性肝不全のため東京都大田区の病院で死去した。78歳であった。(東京都 鳥居英晴氏)西野氏は局の日本語アナウンサー募集に応募し1973-1983年(日本ではBCLブームの時代)に当時のモスクワ放送の日本語アナウンサーを務めました。「鉄のカーテン」の向こう側で、西側の音楽など御法度だった時代、初めてビートルズの曲(「Back
in the
USSR」-「ウクライナ娘は最高だ」と歌っている!)を日本語放送に載せた逸話で当時のBCLの間では有名になりました。「冒険のモスクワ放送ソ連“鉄のカーテン”内側の青春秘話」(2022年
学研出版 ¥1,100)の著書があります。
「冒険のモスクワ放送ソ連“鉄のカーテン”内側の青春秘話」の表紙

◎台湾国際放送2026年夏季リスナーの集い
この度、下記の要項にて、RTI台湾国際放送リスナー会(玉山会)の2026年夏季リスナー集いが開催されることとなった。局から、張瑞昌総局長、劉夏如常務理事、黄美寧海外放送部長、本村大資日本語課長、呂学臨氏が出席する予定である。
日時:2026年7月20日 (月) 11:05 受付開始 11:15-13:15 リスナーの集い 13:15-15:15 懇親会
会場:大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT 5階 名家 華中華 ハービスENT店 TEL:06-6342-1168
JR大阪駅 桜橋口より徒歩2分
会費:リスナーの集い 無料、懇親会 6,000円(飲み放題付き)-当日会場にて支払
参加希望者は「こくちーずプロ」(https://www.kokuchpro.com/event/rti2026s/)上で「玉山会」と検索し、7月10日(金)までに申し込む。当日録音や写真撮影が行われる可能性があるため、希望しない場合はその旨申込フォームに記入する。
なお「玉山会」では7月18日10-17時、19日10-16時に大阪府池田市民文化会館(池田市天神1-7-1)にて開催の「KANHAM2026(関西アマチュア無線フェスティバル)」(入場無料)にもブース出展を予定している。(玉山会
植村昭男氏)
◎ニュージーランドAucklandでは中波局大幅削減
ニュージーランドのBryan
Clark氏によると、同国Aucklandでは、2基の共用中波送信鉄塔が老朽化のために撤去されることになった。代替用に同市西側のHenderson地区に110mの中波鉄塔が新設されたが、これを機に送信を終了する中波局が相次ぎ、2026年4月15日には15局あった中波局が5月15日には8局に半減した。残った8局は以下の通り;603
Waatea、756 RNZ Radio National、882 Parliament/Sanctuary、990 Apna、1080 NewsTalk
ZB、1251 Rhema、1386 Radio Tarana、1593 Radio Samoa。廃止された7局は以下の通り;531 531pi、702
Humm、810 BBC World Service、936 Chinese Voice、1179 Ake、1332 Gold Sport、1476 Sport
Nation。この内FM化を行ったのは531piとHummのみである。(WWDXC TP 1655)
ニュージーランドでもラジオ放送局の経営は苦しい状況なのでしょう。
◎イラン向秘密局Radio Payamが出現
ギリシアのZacharias Liangas氏によると、新たなイラン向秘密放送「Radio
Payam」("payam”はペルシャ語で「メッセージ」の意味)が2026年5月25日の03:00頃11815kHzで確認された。この局はRadio
Payam-e
Azadi(「自由のメッセージ」放送)という名称のイラン国外の反イラン団体から行われている秘密放送で、放送は元々衛星経由でも供給されたものである。なおイランIRIBには「IRIB
Radio Payam」(この場合の"payam"は「ニュース」の意味)というラジオ放送があるが、これとは別物である。(WWDXC TP 1655)
同氏によれば、IRIB Radio
Payam(http://www.radiopayam.ir/)の方は9330kHzで同時間に電波を発射してきた。FMで流されている同放送の中継である。(WORIG
5/29)
英国のAlan Holder氏によると、Radio Payamは2026年6月1日より周波数を11815kHz(02:00-06:00
Woofferton 250kW 92°)から15615kHzに変更した。ジャミングの影響を受けにくくするためと思われる。(WORIG 6/1)
秘密局Radio Payamのロゴ

◎VOA朝鮮語放送1日8時間に
米国のVOA朝鮮語放送は2026年5月30日の終了アナウンスで、6月3日(水)から1日8時間の放送になると予告した。
放送時間は火-土00:30~08:30で、周波数は9940kHz。生放送、再放送の時間帯については言及しなかった。
5月26日に放送時間を6時間(生放送3時間、再放送3時間)に拡充したばかりだが、わずか8日後の再延長である。 尚、日本時間の日・月曜日は放送はない。
(アジア放送研究会 山下透会長)
カナダのTony Pavick氏によると、前半4時間は生放送、後半4時間が再放送になる予定である。(WORIG
5/30) HFCCによると、00:30-08:30 9940kHz(Tinang 250kW 21°)。従来は火ー土00:30-05:30
9310kHzでした。
出典略称
WORIG : World of Radio io group
WWDXC TP:World Wide DX Club Topnews
HCDX: Hard-Core-DX
JSWC: Japan Shortwave Club
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