月刊短波2026年9月号
編集 赤林隆仁  時間  JST

◎フィリピンFEBCがB26で短波送信所閉鎖に
 
フィリピンのFEBC(Far East Broadcasting Company)は2027年3月にBocaue及びIbaにある短波送信施設を閉鎖すると発表した。送信所の設備は売却される予定である。フィリピンからの直接短波送信が消滅することになる。現在行われている短波放送についてどうなるのかについては不明である。(小林放送局 8/16-22)
 インドのJose Jacob氏が、米国のNational Associtation of Shortwave BroadcastersのfacebookページにFEBCから寄せられた情報として伝えたところによると、同局Broadcast EngineerのDavid Creel氏は以下の送信機の売却情報を寄せている。すべて米国Continental社製である。
 418F 2基 2001年導入
 418F 2基 FEBC Saipan局より移設した418Dを改造
 418F 1基 418DまたはE1を改造(Iba送信所)
 418D 1基 Iba送信所
 この内418FはDRM対応に改造済である。送信機だけでなく、補修部品、付属品、モニター機器、オーディオ機器すべてが売却対象となる。(WORIG 8/21)


◎国境なき記者団がミャンマー独立系メディアMissimaと協力して短波放送開始
 
インドのAlokesh Gupta氏によると、2026年8月9日より、「国境なき記者団」(RSF:Reporters sans frontières/Reporters Without Borders)はミャンマーの非政府系独立メディアMizzimaと協力して、内戦や軍事政権による検閲の直面しているミャンマー国民に重要な情報を提供sルすることを目的とした短波放送「Voice of Independent Myanmar」を開始した。放送は毎週日曜日21:30-22:00 17665kHzである。詳しくはhttps://rsf.org/en/myanmar-rsf-and-mizzima-reopen-vital-information-lifeline-shortwave-radioを参照のこと。(WORIG 8/10) YouTube上のhttps://www.youtube.com/@VoiceofIndependentMyanmarでプロモーションビデオ等が確認できます。


◎ロシアSt. Petersburg DX Clubが創立40周年

 ロシアのSt. Petersburg DX Clubは今年で創立40周年を迎える。同クラブはソ連では硬直的な体制が終わり、ゴルバチョフによるペレストロイカが始まった1986年6月22日。St. Petersburg DX Clubはそんな中の1986年6月22日に当時の都市名をつけてLeningrad DX Circleという名称で、同地の3人のDXer、Willy Vaarapaev、Mikhail Timofeev、Alexey Osipov氏らによって設立された。当時のソ連国内のDX愛好家を集めて結びつかせ、海外のDX愛好家やクラブとの交流を図るというのが設立目的であった。詳しくは"radiorama"7月号の記事https://www.air-radio.it/wp-content/uploads/2026/07/Radiorama_137.pdf
を参照の事。(RUS-DX #1405 via WORIG 8/2)



◎旧ソ連時代のVEFラジオラジオ製造工場の今
 ビンテージコレクターの間では、旧ソ連製の輸出向用ラジオVEF"Spidola"の人気が今でも高い。このラジオは現在のラトビアにあったVEFの工場で生産されたもので、1960-70年代に外国に輸出された。VEFは1919年Rigaにあった小さな電話修理店から始まったが、数十年後のソ連時代には欧州最大級のラジオ・電子機器メーカーに成長した。その工場が今どのような状況にあるかのレポートがhttps://dzen.ru/a/abOzbWHB-Se4knGLに掲載されている。(RUS-DX #1405 via WORIG 8/2) WRTHに当時珍しいソ連製ラジオとして広告が掲載されていたのを覚えています。旧ソ連の重工業の中心はウクライナ、電子産業の中心はラトビアやエストニアでした。それらの国は1990年以降独立してロシア領ではなくなりました。

今でも中古市場に出されているVEF "Spidora" 約3万円で取引されている


◎世界のDGPS局(長波・中波ビーコン局)リスト
 Hermod Pedersen氏によると、現在参照可能な世界のDGPS(Differential Global Positioning System)局のリストには以下のようなものがある。
 WORLD DGPS DATABASE FOR DXERS(NDB List)      https://www.ndblist.info/index_htm_files/worldDGPSdatabase.pdf
    Differential GPS (DGPS/DGNSS)/Differential GPS (DGPS/DGNSS)/radiobeacons List  https://www.iala.int/technical/positioning-navigation-and-timing/world-dgnss-stations-list/
    Additional NDB List  https://rxx.classaxe.com/en/reu/signals
   NASA Global Differential GPS System  https://gdgps.jpl.nasa.gov/
(SWB 8/2 via WORIG 8/2)
   米国のRick Kunath氏によると、NDBについての更なる情報はhttps://www.ndblist.info/beacons.htmを参照のこと。Ivan Monogarod氏制作のPskov NDB v2.1aはNDBの信号を解読するにに役立つソフトで、https://www.youtube.com/watch?v=skg_js6OZowに使用方法が解説されている。(SWB 8/16 via WORIG 8/16) DGPSとは衛星GPSの精度を高める目的で、基準ビーコン局からの電波を利用して補正するシステムです。北米ではビーコン周波数として285-325kHzが使用されています。日本で海上保安庁により実施されていましたが、2019年に廃止されました。

◎WRNのロシア語放送
 ドイツのRoger Thauer氏によると、英国のWRN(World Radio Network)は毎日02:00-05:00に9820kHz(Dhabbaya 250kW)でロシア向ロシア語短波放送を実施している。その内訳は以下の通り。
 Radio Exterior de Espana 火曜 02:00-02:30 日 04:00-04:30
    Radio Prague International 木 02:00-02:30
    Radiopanorama 金曜 02:00-02:30 日曜 03:00-03:30 月曜 02:30-03:00
    BBC WS Russian 日曜・月曜 02:00-02:30 日曜 02:30-03:00
    Radio Slovakia International 毎日 04:30-05:00
    以上の内"Radiopanorama"はWRNの独自制作番組で、ロシアのBCLのための技術的話題も取り上げている。同番組に関する連絡先は<letters @ wrn.ru>である。(WORIG 8/1)



◎TWR-BonaireがブラジルRTMを中継

 ブラジルのRudolf Grimm氏によると、同国São PauloのRadio Tarns Mundial(RTM、ブラジルのTWR)はTWR-Bonaireより800kHzで17:00-19:00に「RTM Brasil」または「RTM」の名称で中継放送(ポルトガル語)を毎日行っている。ブラジルのRio de Janeiroには同じ800kHzで高出力(100kW)で放送している「Radio MEC」があるので混同しないように注意する必要がある。(NZDXT Augusut 2026 via WORIG 8/4)

◎IRCA Slogans Listの最新版発行
 米国のKraig Krist氏によると、同氏編集による米国およびカナダの中波局のスローガンを周波数別にまとめた「IRCA Slogans List」の最新版が2026年6月IRCA(International Radio Club of America)から発行された。4,647局のスローガンが掲載されている。(IRCA DX Monitor 8/8 via WORIH 8/4)

◎オーストラリアのQRP局2局の状況
 オーストラリアのCraig Seager氏によると、5045kHzでRussel島のBay Islands Radioが7/28の21:22頃受信確認できた。
 また同国のRob Wagner氏によると、Queensland州South JohnstoneのRadio 4DXは5055kHzで7/2218:40に試験電波を発射しているのが確認できた。社長のAl Kirton氏によると、第二送信機(TX2)より300Wで送信中とのことで、第一送信機(TX1)より1kWで送信するべく努力中とのことであった。現在の放送時間は16:00-20:00だが、もっと遅く終了する日もある。(Australina DX News August 2026 via WORIG 8/5)
 米国のRon Howard氏によると、Radio 4DX(5055kHz)はカリフォルニア州Asilomar State Beachにある同氏自宅(100フィートロングワイヤー+Mlite-880受信機)で直接受信できるようになった。放送時間は拡張されている模様で23:30過ぎにも信号が確認できる。(WORIG 8/24) 同局は欧州でも音声が受信できたとのことです。Mlite-880はディスプレイ上で波形表示のできるポータブルDSPラジオで、約3.5万円位で販売されています。
 
◎VOAがウクライナ語放送を復活に
 RadioworldはKyiv Independentの報道として伝えたところによると、米国VOAのウクライナ語サービス責任者Ruslan Petrychka氏は2026年8月5日、同局が8月中旬にウクライナ語放送を再開し、従業員の一部を復職させると発表した。これはロシアが、ウクライナ各都市を攻撃し、ウクライナに対する大規模なプロパガンダやフェーク情報のキャンペーンを展開している事に対応ものであるとした。なお同氏自身も現在は無期休暇を言い渡されている状況である。原記事」はhttps://kyivindependent.com/voice-of-america-to-relaunch-ukrainian-language-broadcasting/を参照のころ。(CIDX August 2026 via WORIG 8/7) これはデジタルプラトフォームの話で短波放送の復活はないようです。

◎南スーダン/スーダン向放送の最新スケジュール
 ドイツのHansjoerg Biener博士によると、オランダの団体から南スーダン・スーダン向けに行われているRadio Tamazuj、Radio Dabangaの最新スケジュールは以下の通りである。SMG:Santa Maria di Galeria、MDC:Madagascar。
 南スーダン向 Radio Tamazuj
        火-金曜 13:00-13:30 11640 SMG
     スーダン向 Radio Dabanga
         毎日 13:30-14:00 117640 MDC 02:00-03:00 15550 SMG
(BDXC "Communication" August 2026 via WORIG 8/9)

◎USAGM Botswana送信所について駐ボツワナ米国大使が発言
 米国のKim Andrew Elliott氏が2026年7月26日付のBotswana Guardianの報道として伝えたところによると、米国の駐ボツワナ大使Howard Van Vranken氏は、先日Gaboroneで行われた公式会議で、記者団の質問に答え、同国にあるUSAGM Botswana送信所について、次のように語った。USAGM Botswana送信所はは事実上停止状態だが、施設の運用能力は維持されている。現在でも40名の保守員や警備員が働いている。最近同送信所を訪れて完全に稼働していることを確認した。ただし現在放送を行っているのか、どのようなメッセージを発信しているのかについてはコメントできない。原記事はhttps://www.pressreader.com/foryou?popupArticleId=282119233323189を参照のこと。(WWDXC TP 1661)

◎Rádio Nacional da Amazôniaの短波放送縮小の背景
 ブラジルの国営放送局Rádio Nacional da Amazôniaは、11780kHGと6180kHzで行われている短波放送を年内は縮小することをを発表したが、、その背景には送信機の老朽化がある。同局の送信所は首都Brasiliaの北西Rodeador Parkにあるが、送信所を管理する同国EBCの技術者Manoel Caetano氏は米国KSKOのPaul Walker氏に対して次のように語った。現在の送信機は放送を開始した1977年に導入され、約50年間使われている。終段管の4CX5000に不具合が生じており交換を待っている状況である。(NZ DX Times August 2026 via WWDXC TP 1661)

◎イランIRIBのロシア語オンライン放送再開
 ロシアのVladimir, Rybinsk氏によると、イランIRIBのロシア語海外放送(オンライン)は、2026年1月8日にwebサイトが閉鎖され、オンライン放送は受信できない情況であった。このwebサイトは2026年7月25~26日頃再開され、podcast形式で聴取可能となった。なお提供内容に時事問題(ニュース、解説、情勢分析)は含まれていない。アクセスはhttps://iranradio.ir/ru/。なお海外向放送webサイト「Pars Today」(https://parstoday.ir/ru)には現在印刷物や写真資料のみが掲載されている。(RUS-DX #1406 via WWDXC TP 1661) IRIBの短波海外向放送にロシア語はありません。



◎Radio Maliの短波放送復活
    スペインのManuel Mendez氏によると、内戦で信号が中断していたRadio Maliの短波放送が復活した。9635kHzでは2026年8月12日02:28にs/off(現地方言、フランス語)するのが、5995kHzでは同日02:59にフランス語ID「Radiodiffusion Television du Mali émettant de Bamako」でs/onするのが確認できた。(WORIG 8/12)

◎中国局改廃
    ・広西壮族自治区の貴港(きこう Guìgăng)交通文藝広播(106.8MHz)は2026年8月2日01:00に放送を終了することを正式に通告した。(小林放送局 8/3-9)
    ・雲南省の紅河(こうが Hónghé)州交通広播(101.9MHz)は2026年8月22日01:00に放送を終了すると発表した。また紅河州綜合広播(101.4MHz)は2026年8月20日より「紅河之声」に局名を変更する。
    ・黒竜江省の七台河(しちだいが Qītáihé)交通広播(98.8MHz)は、TVの民生・社教チャンネルとともに2026年9月1日以降放送を停止する。
(小林放送局 8/10-16)
    ・新疆維吾爾自治区の伊犁(イリ Yīlí)新源(キュネス Xīnyuán)県融媒体中心は、ラジオ、TV放送を近日中にラジオは綜合広播(102.6MHz)、TVは綜合チャンネルのみに一本化する。
    ・新疆維吾爾自治区の阿克蘇(アクス Ākèsū)新和(トクス Xinhe)県融媒体中心は、は2026年9月1日よりラジオ、TV放送を、ラジオは綜合広播(107.6MHz)、TVは綜合チャンネルのみに一本化する。
(小林放送局 8/16-22)

◎中国瀬府老朽化したFM送信設備を更新の方針
 中国の国家中央広播電視総台は、2026年8月17日、FM送信設備の更新・改造に関する調達方針を発表した。各地の放送局で使用年限を越えて著しく老朽化し、数回修理しても、部品入手が困難な設備いついては更新・交換を行う。また一部の送信所には予備送信機を配備するという内容である。東部地域、中西部地域向別に計28の省・自治区・直轄市に所在する112送信所がその対象となっている。詳細な更新地点はhttp://cgyx.ccgp.gov.cn/cgyx/pub/details?groupId=27cedd43-6c78-4f41-90f7-317cb0df05beを参照のこと。(小林放送局 8/16-22)

◎韓国が中波放送・DMB放送・超高解像度地上波TV放送周波数再編に
 韓国・朝鮮日報によると、韓国放送通信委員会は2026年12月までに中波放送・DMB放送・超高解像度(UHD)地上波TV放送の周波数再編計画を策定する。現在は中波放送が526.5~1606.5kHz、DMB放送が174~216MHz、地上波UHD放送は698~710MHz・753~771MHzを使用している。再編の背景には何れの放送も利用者数が著しく減少している。中波放送はノイズが多いため、DMB放送はスマホやOTTサービスの普及により、UHD地上波TV放送は専用の受像機とアンテナを必要とするためである。(小林放送局 8/16-22) UHD地上波TV放送とは地上波による4K、8Kの超解像度放送で日本では実施されていません。OTT(Over the Top)サービスはネット配信のTV・ラジオ放送のことです。

◎KBS国際放送がリスナー調査を実施中
 韓国のKBS国際放送は海外リスナーの満足度調査を実施中である。期間は2026年8月3日~9月11日。公式サイトから言語を選んで参加できる。https://world.kbs.co.kr/special/survey/2026/。(小林放送局 8/3-9)

◎RFE/RLの公式サイトにサイバー攻撃
 Radio Prague Internationalの報道によると、プラハに本部を置くRFE/RLの複数のwebサイトが2026年8月10日が、ベラルーシからと見られるサイバー攻撃を受けた。サイバー攻撃は既に8日から始まっていたという。(小林放送局 8/10-16)2008年頃よりしばしば大規模なサイバー攻撃を受けています。

◎IRCA Mexican Log 2026-27版発行
 International Radio Club of America(IRCA)のPhil Bytheway氏によると、同クラブはメキシコのすべての中波局を周波数別に記載した「IRCA Mexican Log」の2026-27年版(第29号)を発行した。コールサイン、州、市、昼夜の出力、スローガン、スケジュール、番組フォーマット、ネットワークなどの情報が記載されている。コールサイン、都市名でも引けるインデックスがついている。また送信所の緯度・経度を記載した送信所インデックスも付属している。更にwebサイト、オンライン放送、facebookの情報もまとまられており、メキシコ中波局ファンには欠かせない資料である。pdf版で以下のサイトからダウンロードできる。https://www.ircaonline.org/editor_upload/File/2026-27_IRCA_Mexican_Log.pdf。(WORIG 8/16) A4版64ページ。

◎フィンランドRadio Hiekkaが短波放送開始
 フィンランドのKari Kallio氏によると、新局Radio Hiekkaが8月初めに短波放送を開始した。周波数は7400kHz。正式開始日は2026年8月9日だが、前日にはスウェーデンで受信された。同局のURLはhttps://www.radiohiekka.fi/である。同局は海外で受信されることを想定していなかった模様である。URLによれば同局のスタジオの所在地はJukupolku 5, 85100 Kalajoki,Finland、連絡先メールは<studio @ radiohiekka.fi>である。代表者のRick Random氏によればTraficomの許可を得た合法局とのことである。(SWB 8/16 via WORIG 8/16) URLによるとKarjoki(98.0MHz)を含む6カ所から既にFM放送を行っているとのことです。Karjokiはフィンランド西部のボスニア湾に面した人口約1.2万人の町です。フィンランド語で"hiekka"とは砂のことです。



◎更に新しい「面白局」フィンランドで開局予定
 フィンランドのKari Kallio氏によると、新しい趣味の「面白短波局」Fyrryradioが2026年秋に開局することになった。所在地はVähäkyröで、周波数は49mbとなる予定である。既に英国9G Communications社製短波送信機を取得済みで、当局の送信許可を待っているところである。(SWB 8/16 via WORIG 8/16) URLはhttps://fyrryradio.fi/、元々FM局のようです。Vähäkyröはフィンランド南西部のボスニア湾に面した町です。人口は約4千人です。

◎HFCC B26調整会議アルメニアで開催
 ウクライナのAlexander Miatlikov氏によれば、HFCC(High Frequency Coodination Conference)、ASBU(Arab States Broadcasting Union)、ABU(Asia-Pacific Broadcasting Union)合同のB26周波数調整会議が2026年8月24-28日にアルメニアの首都Yerevanで開催される。ホストは同国のRed Telecom、Armenian Radio International、Radio CJSCである。2026年10月25日~2027年3月27日のB26シーズンにおける短波の周波数・時間を調整する。(WORIG 8/18)

◎ベトナムの声日本語放送夜の放送時間を変更
 ベトナムの声(VOV5)の日本語放送では2026年9月より夜の最終放送の時間を30分繰り上げて22:30-23:00(9840 12020kHz)に変更するとアナウナンスしている。(東京都 小笠原孝氏)英語放送の時間と入れ替えのようです。9月1日は語が出ていたので、7日からの可能性があります。

◎Radio Rebeldeが減力送信
 米国のRick Barton氏、ドイツのWolfgang Bueschel氏によると、キューバのRadio Rebelde(5025vkHz)はki19:00台に聞こえてはいるが、信号が弱く5ないし10kWに減力して送信為ている模様である。(WWDXC TP 1662)公称出力100kWで24時間放送の筈です。同国の電力危機の深刻さが感じられます。

◎欧州中継のTexas Radio Shortwave 9-10月の予定
 米国Texas Radio Shortwaveによると、同局の欧州中継は以下の予定で放送される。放送は1時間。SWRG:Shortwave Radio Gold、C292:Channel 292.
    9/5 10/3 23:00 SWRG 6160
 9/6 10/4 03:00 SWRG 3975 6160
 9/6 10/4 21:00 C292 9670
 9/7 10/5 08:00 C292 9670
 9/18 10/16 04:00 SWRG 3965 6160
 9/20 10/18 19:00 C292 6070
 なお10/31には両送信所からハロウィン特別番組が放送される。
(WWDXC TP 1662)

◎Voice of Indonesiaが81周年記念メッセージ募集
 日本のAkiyoshi Teraoka氏によると、Voice of Indonesiaの母体Radio Republik Indonesiaは2026年9月11日(インドネシアでは「ラジオの日」)に、創立81周年を迎える。これを記念して、Voice of Indonesiaは世界中のリスナーから記念のビデオメッセージを募集する。〆切は2026年9月7日で、宛先は<voilisteners @ gmail.com>である。また「番組の質とリスナー意識に関するアンケート」も実施している。https:\\forms.gle/2VEAzKDkc9CVi1FY9より回答できる。(WWDXC TP 1662)

◎台湾国際放送がリスナーアンケート
 日本のAkiyoshi Teraoka氏によると、台湾国際放送(Rti)は、web上でリスナーアンケートを実施している。実施期間は2026年10月19日の00:59までである。アンケート回答者には抽選で賞品が当たる。当選者は11月4日に発表される。https://2026survey.rti.org.tw/en/。(WORIG 8/19)

◎BBC WSが多言語統合アプリをリリース
 英国のMike Terry氏がPress Gazetteの報道として伝えたところによると、BBC World Serviceは英語以外の聴取者向多言語スマホアプリをリリースした。今まで別々に提供されていた、アラビア語、ヒンディー語、スペイン語、ロシア語ニュースアプリを1つに統合したもので、英国・米国以外のリスナーが利用できる。単一アプリにすることで、遠洋を簡素化し、言語の追加や内容の改善を容易に行えるようにするのが狙いである。
 同局に対する英国政府の補助は予算全体の1/3を占めており、今後3年間で年額1100万ポンド増額されることになっている。これは毎年8%の増額に相当する。原記事はhttps://pressgazette.co.uk/news/bbc-world-service-app/を参照のこと。(WORIG 8/19)



◎ロシアが北極上空の成層圏からFM放送実施
 ロシアのホスティングプロバイダーRUVDSは2つの企業、Murmansk北極大学、Mayak Radioと共同で、20268月20日、北極点の真上で高度30kmの成層圏からVHF帯でFM放送を送信し、一般のFM受信機で受信する実験を実施した。北極点上空は産業等による電波干渉がなく、また法律上の規制もないため自由に実験ができるとしている。原記事はhttps://tass.ru/nauka/28027681を参照のこと。(RUS-DX #1408 via WORIG 8/21)

◎RFE/RLがタジキスタンDushanbe支局を閉鎖
 英国のMike Cooper氏が「Pamir Inside」の報道として伝えたところによると、RFE/RLは同局のタジク語サービスRadio Ozodi(Радиои Озодӣ: 自由という意味)のタジキスタンDushanbe支局の活動を2026年8月19日で停止し、9月1日の支局を閉鎖する。スタッフはフリーランスのジャーンリストとして引き続きRadio Ozodiで働くことができる。閉鎖は経営部門の意思決定によるものである。理由が財政上の理由はか、タジキスタンとの間の政治的理由かについては現時点では明らかにされていない。ただしRadio Ozodi自体は存続し続けるが、現地拠点がなくなることによる報道力の低下は否定できない。タジキスタンは報道の自由指数で世界180カ国中155位の国で現在も7人のジャーナリストが投獄されている。同局は同国政府を批判する報道を行ってきたが、親組織である米国USAGMはこれを嫌い(RFE/RL全体に対する)資金支出停止措置を一時とっていた。原記事はhttps://pamirinside.org/15463(ロシア語)。(WORIG 8/22)
 
◎Hans Knot International Radio Reportの2026年夏版発行
 英国のMike Terry氏によると、欧州海賊局の歴史・現況を専門に扱っている「Hans Knot International Radio Report」の2026年夏版が発行された。今号は「特別号」で、伝説のラジオ船「Caroline」と「Mi Amigo」について集中的に扱っている。海賊放送に使われた両船は1968年の捕獲、差し押さえられ、「Caroline」は解体されたが、「Mi Amigo」は波乱の復活を遂げた。https://offshoreradio.info/wp-content/uploads/2026/08/hans-knot-int-radio-report-2026-04-Radio-Caroline-From-1971-to-1973.pdfよりダウンロードできる。(WORIG 8/25) 両船の名前は今でも後継者達による放送局名に残っています!

◎BBC Monitoriingが創立87周年
 米国のChris Cambell氏によると、BBC Monitoringの創立87周年記念の記事がBBCにより公開されている。https://monitoring.bbc.co.uk/inside-bbcm/2。(WORIG 8/29)
 米国のJoe Hanlon氏によると、BBC Monitoringの情報収集活動について説明したBCLに興味あるビデオ「How BBC Monitoring Intercepts The World's TV & Radio Signals」(BBCモニタリングは、いかにして世界のテレビ・ラジオ信号を傍受しているのか)がYou Tube上で公開されている。https://youtu.be/gHP4ik4m1TU?is=YX9Id99q5QmlnU6Z。(WORIG 8/27) 約11分、日本語自動翻訳版となっています。20。(WORIG 8/29)
 
◎フィンランドRealMix Radioが中波放送も開始
 英国のAlan Pennintonによると、フィンランドの低電力短波局RealMix Radioが2026年8月29日より1485kHz(15W)で中波放送の試験を開始する。本放送開始は10月の予定で出力は250Wになるとしている。同局のURLはhttps://www.realmix.fi/。現在放送中の短波6005kHzのスケジュールはhttps://www.realmix.fi/schedule/を参照のこと。(WORIG 8/29)


◎カナダでは放送免許の更新不要に
 ロシアのAnatoly Klepov氏によると、カナダの Canadian Radio-Telecommunications Commission (CRTC)はAM/FM放送局の免許システムを改訂し、放送免許の更新ない(永久免許)で放送を行うことが可能となった。従来は放送免許失効の1年前に免許更新手続きをとる必要があったが、今後はその必要がなくなった。(RUS-DX #1409 via WWDXC TP 1663)

◎オーストラリア放送局の公式データ発行
 オーストラリアのSam Dellit氏によると、Australian Communications and Media Authority (ACMA)は2026年7月に最新の放送局(中波、FM、TV)データを収録した「Station Book」を発表した。https://www.acma.gov.au/list-transmitters-licence-broadcast。なお放送局をコールサインでオンライン検索できるサイトも設けられている。https://www.acma.gov.au/register-radiocommunication-licences-rrl#/licences。(NZDXT September 2026 via WORIG 8/30)

◎世界長波・中波局「挑戦リスト」
 DXerが挑戦しやすい、高出力の長波、中波局リスト「Mediumwave Mega Trail」の最新版が発行された。これはニュージーランドのPaul Ormandy氏が創設し同国のStu Forsyth氏によって更新されたものである。過去10年、Kiwi SDRによって確認された局が収録されている。https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Px0R95wio2nR5su2MV8SV_D5lDb6c_k8z8gFllNewbo。(NZDXT September 2026 via WORIG 8/30)

◎スイス公共放送SRG FM放送を復活に
 ニュージーランドのStu Forsyth氏がRadio Worldの報道として伝えたところによると、スイス公共放送SRGは、2025年いっぱいでDAB+への移行を完了し、アナログのFM放送を廃止していたが、このほど方針を転換してFM放送を再開することになった。DAB+化を契機に聴取者数が25%減少し、また電波が届かない空白地域が増加したことによる。SRGではFM局を増設して国土の90%をカバーすることを目指している。原情報はhttps://www.radioworld.com/global/switzerlands-srg-to-resurrect-analog-fm-broadcastsを参照のこと。(NZDXT September 2026 via WORIG 8/30)

◎HFCCが「2026年短波国際放送の概況」発表
 ウクライナのAlexander Miatlikov氏によると、HFCCは2026年における短波国際放送についての概況(HFCC Report on Shortwave International Broadcasting 2026)を発表した。過去15年における短波国際放送の状況を、グラフを用いて11ページの資料にまとめている。https://new.hfcc.org/doc/HFCC_RAD_2026-001-Shortwave_in_International_Broadcasting.pdf 。(WORIG 8/31)



出展略称
 WORIG : World of Radio io group

   WWDXC TP:World Wide DX Club Topnews  
   JSWC: Japan Shortwave Club  
   SWB:   Shortwave Bulletin
   NZDXT:  New Zealand DX Times
   BDXC:  British DX Club
   CIDX:  Canadian International DX Club
   IRCA:  Internatila Radio Club of America
  

Top Page