間取りについてその1![]()
間取りの悪い家は、とても暮しにくいものです。
失敗しない家造りのためにも、間取りは慎重に決めましょう。
間取りを決めるのに大切だと思うことを下にまとめてみました。
☆ 敷地と家の配置
敷地の道路に接する方角によって、玄関の位置や、風呂、トイレの位置などが決まってくる場合があります。
極端に言えば、南側が道路に接している敷地で、玄関を北側に設けては、とても入りづらい家になってしまいます。また、道路側に浴室を設けるのも、外から見えそうで落ち着いて入浴していられませんよね。
☆ 自分達にあった間取りを考える
人によって、暮し方は様々ですから、自分達のライフスタイルをよく考えて間取りを決めることは大切なことです。
例えば、居間で団らんを楽しみながら、食事をする家庭には、あらためて食堂を設ける必要はなく、その分、居間を広く確保したほうが快適だと思います。台所は、一人で作業するのか、数人で作業するのかによって、広さやキッチン設備の配置なども異なってきます。高齢者がいる家庭では、高齢者の寝室から、近いところにトイレを設けてあげたほうが使いやすいはずです。
このように生活のパターンや、家族構成などを考慮して間取りを考えることは大切です。
☆ 動線を考えた間取り
動線(建物の内外で、人が移動する状態を示す線)が、悪い間取りは、家の中の移動がしづらく使いにくいので、出入り口や廊下の位置などは家族の動線を考えて決めます。
動線は、人それぞれ違うのですが、家事をこなす主婦の動線は第一に考えてあげたいものです。台所の中では、流し台やガス台、冷蔵庫など位置も人それぞれ、使いやすい配置が違うようです。使いやすい配置を考えたうえで、勝手口の位置や台所への出入り口などを決めると良いようです。
また、台所仕事をしながら、洗濯もする場合は、洗濯機置き場と行き来をしやすいように動線を考えます。
動きやすい間取りの家だと、家事の効率も良くなります。
☆ 風通しのよい間取り
自然の風を家の中に通してあげることは、家の寿命を長くする上でも大切なことです。また、家中の空気が流れず、澱んでいることは、人間の健康上もよくないことだと思いますから、風の通り道を考えた間取りを工夫することが必要です。
☆ 日当たりのよい部屋を考える
全室を日当たりよく設けるのは、困難です。
居間(リビング)は、家族皆がくつろぐ場所だから日当たりをよくしたい。逆に食品庫や納戸は、日が当らなくてもよい。など、家の中でも日当たりのよい方がいい部屋と、そうでない部屋があるはずです。
各室の使用目的なども考慮して、部屋の配置を決めます。
☆ 後々のことまで考えて間取りを決める
何十年も住む家です。長い間には、家族構成や暮し方も変化してきますから、ある程度の変化(改築など)には、対応できるように間取りを考えておくとよいでしょう。
例えば、将来は子ども部屋として使用する部屋も、幼いうちから区切って小さな個室にしてしまうよりは、最初は二部屋分を通して広々と利用し、子ども達が成長し個室を欲しがるようになったら、壁で仕切りを設け二つに分けるように設計しておくと良いようです。
この場合は、一部屋を二つの部屋に分けたとき、各部屋にそれぞれの出入り口と物入れを予め設けておけば、後で壁を設置するだけの簡単な工事で部屋を間仕切りすることが出来ます。
また、車椅子の使用や、介護のことなどを考えれば、廊下や各部屋への出入り口の巾、トイレや浴室などの大きさも、広めに確保しておくと安心です。
☆ 家具などは、予め置く場所を決めておく
お気に入りの家具や、購入が決まっている家具など。置くものの寸法がはっきりしている場合は、それらのものを何処に置くのかを決めて、間取りを考えます。
後で、その部屋に入りきらなかったり、入っても部屋が狭くなっては大変です。また、その置くものの大きさや高さを考えて、窓の位置や大きさ、出入り口の位置も、予め決めておくと無駄な空間も減らせます。
置くものの大きさが分かっている場合、予想できる場合は、十分考慮して間取りを考えます。
☆ 扉の種類を考える
引き戸や片開きドア、両開き戸など、建具にもいろいろ種類があります。引き戸などは、場所を取らずに開閉できますが、ドア類はドアの開け閉めにある程度の広さが必要です。
ドア式の建具を使用する場合は、安全にドアを開け閉めできる広さを確保して間取りを考えないと、ドア付近の廊下を歩く人の邪魔になるので注意が必要です。
☆ 凸凹の少ない家は長持ちする
家に凸凹があれば、それだけ屋根の形が複雑になり、谷間もできるため、雨漏りの原因になります。また、家は新築したときから老朽化していきますから、後々の修理のしやすさから考えても、欠けや張りなどの凸凹が少ない家のほうが良いようです。
☆ 収納は多ければ多いほど良いのか?
物があふれる時代、収納スペースを多く設けたくなりがちですが、収納場所が多ければ、それだけ物は増えてしまいます。
豊富な収納スペースに次ぎから次ぎと物を詰め込んでしまい、どこに何をしまったか、わからなくなるようでは、折角の収納スペースもだいなしです。
物を片付けながら簡素に暮していた、昔乍らの暮し方も見直したいものです
収納場所を設けるときは、何を収納する場所か?を考えて、収納するものにあった大きさ(巾や奥行き、高さなど)で、造ると使いやすい収納場所になります。
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有限会社 小熊工務店
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