ペトリュス、ペトリュス、ペトリュス


1958年
2001年12月24日 クリスマス・イヴ 珍しく、家で

久しぶりにお家でペトリュスを飲むことにしました。
何年振りでしょうか。しかもイヴの日にお家に居るのも何年振りでしょうか。
出来れば、どこかのレストランへ預けて、、、と思っていたのですが、
お家のほうがゆっくり出来るし、酔ってもすぐ、そこで寝れるし、結局、何処へも行かないことにしました。

1958年は、実は2回目なのですが、今回はシャトー瓶詰めではありません。
ラベルに「購入者による瓶詰め」と、書かれています。
キャップ・シールには、JULES VAN DE VELDE EEKLOと書かれていますが何処でしょうか。
ベルギーでしょうか。
さて、抜栓です。
意外とちゃんとしたコルクです。
幸いボロボロにはなりませんでした。

シャトー・ペトリュス・プルミエ・クリュ・ポムロールと刻印しています。
シャトー瓶詰めのコルクとは異なります。
色は年相応の色です。暗い色で、オレンジがかったガーネット。
香りはミネラル、腐葉土そして白トリュフが感じられます。
問題の味ですが、なかなかしっかりしています。
先に飲んだ嫁が「美味い!」と申しています。

この嫁は10年程前にアンリ・ジャイエのクロ・パラントー1983年を飲ませたときに、
喜んでいまして(贅沢な嫁です)、
それ以来その系統のブルゴーニュが好きになったようです。
ボルドーの若いのは、あまり気に入ってもらえませんが、古酒は大好きなようです。

確かにこれは美味いペトリュスです。
1958年のワインはほとんど(私のように?)死にかかっているのですが、
これはまだ若いですね。
もし、ブラインドで出されたら1977年のそれなりのクラスのワインと間違えそうです。
やはり、ペトリュスは非常に長持ちするワインのようです。


このペトリュス1958非常に安く提供いただきました。
某百貨店の店頭で¥65,000(だったと思います。)


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