山腹に彫られたアジャンターの仏教遺跡は、健脚向きの名勝で我々老人組には、荷が重い拝観場所となります。
駕籠かきは昔の日本もそうでしたが「雲助さん」と言われた位で、考えて見ればこんな大変な家業はありません。
大の大人を四人で背負い山坂階段を、しかもやっと通れるような狭い通路も揺らさずに足並みをそろえて担ぎます
多分、以前はいろいろ料金トラブルがあったのでしょう。 今はポーターの制服を着て親分が仕切っています。
全行程を歩いて見学したら数時間は優にかかるところを、約一時間で見る事が出来るのですから安いものです。
屈強な四人組を見て下さい。 帰り道人気の途切れる場所で、さっと輿を下ろし「チップくれ」とやられたら、どうします皆さん! 料金とは別だと要求されるのです。 これぞ雲助の根性表したり、と思いましたが、一台500ルピー(¥800)二台で1,000 ルピーで済みましたので。 これは本当にご苦労さんと言う範囲、この辺もおおらかに料金に明示した方が、観光客としては 有難いのにと、思うのです。 多分親分に払った料金+チップの、チップ部分がポーターにわたるのかどうか分りません。 |
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キトラ古墳の壁画が発掘でダメになったそうですが、ここの漆喰に書かれた壁画はどうなるのでしょう。 フラッシュは禁止されて いますが、撮影は問題ありません。 精緻に書かれた壁画や彫刻は感動の連続です。 矢張り籠は推奨いたします! |