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フランクフルトの駅でレンタカーを借りることになりました。 ところが大変、カードをさしこんでもゲートが上がらないのです。 カードは時間制だったのです。ソーセージを堪能している間に15分の制限時間が過ぎ 道路標識は日本以上に親切で分りやすいのですが、明細な地図だけは用意するべき でした。 日本のようなコンビには無く、ガソリンスタンドがその役をになっています。 |
郊外に出てしまえばこっちのもの、アウトバーンA3をひた走りビュルッツブルグインターで降り旧市内へ向かいました。 と言うより「向かうはずでした」どこでどう間違えたのか郊外へ出てしまい、ガソリンスタンドで明細地図を慌てて買い求める仕儀となりました。 そしてどうにかたどり着いたのが「日時計の村」。 村中に色々な日時計があり現在も十分実用活用され、相当な正確さに驚きました。 |
なにわとも有れ今宵の宿を探さなくてはならないと、「ZIMMER」 の看板を頼りに飛びこんだのがこの家です。 TAUBERZELL と言う本当の田舎の集落ですが、清潔で大変便利に出来た宿を探すことが出来たのです。ガストホーフは、朝食付き¥4.000位です。
ここまでくればローテンブルグは目と鼻の先。 夕暮れともなると大家族が集合してきます。 東洋の田舎者が珍しいのが、ぺらぺら話しかけてくれるのですが全く通じずもどかしい限りです。
そこは万国共通の笑顔とボディーランゲージで交際親善を果たします,気まま旅行の醍醐味ですね。これが、TAUBERZELL
タウバーゼル集落の全景です。 小さな教会の鐘が1時間毎に哀愁を込めた音色で響き渡ります。
裏山に上がるとブドウ畑が一面に広がり、ワインの産地であることが良く分ります。 夜になるとただただ静かで、時々響く鐘の音が一層静けさを感じさせます。 ツアーでは味わえぬ「気まま旅行」の
良さを、噛みしめています。ローテンブルグはあまりにも有名なので割愛します、次に訪れたのがディッケンスビュールです。
城壁と掘割を通って町に入ります。 ローテンブルグと違い、戦火に遭わなかったので大変古い町並みが保存されているとのこと、いかにもそれらしい町並みが続きます。高速道路から少し離れている為かツアーコースから外されることが多いようですが、是非立ち寄りたい町の一つです
ドライブの楽しみは、どこでなにに出会うか分らないところが、なににも変えがたい楽しみです。 「チャグチャグ馬っこ」 のドイツ版のようなお祭りにぶつかりました。 これこそ個人旅行・気まま旅の神髄です。
ここは、シュタインガーデンという集落です。バイエルン地方の民族衣装で着飾った老若男女、あるったけの飾りをつけた馬が誇らしげに首を振ります ここで炊き出しをしていたソーセージの旨いこと!
ロマンティック街道の終点は、やっぱりここ。
ノイシュバンシュタイン城でしょう!
おとぎの国に来たような気分になります。 朝日がさしてシルエットになった姿・夕日を浴びて赤く染まった姿・闇の中にライトアップされた姿。 見る時々によって変わるお城の印象はまるで違ったものを感じさせます。
是非、城の付近に宿を取ることをお薦めします。24時間全て違う顔を見せてくれるでしょう。
坂道は結構きついので、登りは乗合馬車を利用したほうが良いとおもいます。
時間に追われないのも、気まま旅行の特典です。
十数年ぶりに訪れたシュバンガウ。孫娘に見せた
くて、ザルツブルグから日帰り強行軍で来ました。
やはり、お城の中のお城西洋の御伽噺に出てくる
城としては、ここをおいては無いでしょうね。ノイシュバンシュタイン城から見える山脈を一回りしたところにあるのが
リンダーホーフ城
何から何まで金ピカづくしと表現しましょうか、とにかく派手派手な感じのこじんまりしたお城です。
時間毎に吹き上げる噴水は思いのほか高く上がるのでビックリします。フュッセンからの峠越えの道すがら出会う湖は本当に静かで、お城の中のお姫様に出会えそうな雰囲気です。 水はあくまでも透明感がありすがすがしさを覚えます。
好きなだけ見物し、好きなときに食事をし、好きな時に移動する、これぞ「気まま旅行」の真骨頂です。