2012.12
現存する風車が60基、運河の水は現在では傍らに作られた電動の水車が汲み上げています。 空から見ると
オランダ全土が水とのせめぎ合いの中にあるのが良く分ります。 運河と水路が張り巡らされ、その間に土地
がある、汽車からも飛行機からも、車に乗っていてもその間の事情が伝わってきます。 (画面タッチ 変換)
キンデルダイクの水車群はロッテルダムから行くのが一番簡単です。 アムステルダムの中央駅から
ロッテルダムの中央駅まで新幹線みたいなもので約45分です、帰りはインターシティーで1時間30分も
かかってしまいました。 夏季にはバスの乗り継ぎやフェリーの乗り継ぎでキンデルダイクの運河
前まで行けますが、冬は寒いのと乗り継ぎが悪くタクシーを奢ることにしました。 ロッテルダム中央駅
から往復と見学待ち時間も入れて140ユーロ(本日の換算で¥15000) 高いか安いか考えようですが、
寒さと待ち時間のロスを考えれば安い物、人数によってはその方がお勧めです。
ここがアムステルダム中央駅前です。 駅前の道路を横断すると、そこはもう運河アムステルダムの
語源となったダムの後だそうです。 道路が主体なのか運河が主体なのか遊覧船と遊覧バスが出ています
水の中からでは眺望が悪かろうと日本語解説付きのバスを選びました。勿論船にも日本語付があるはずです。
(画面タッチ 駅前に続く運河の広場 何でもありの都会です)
ノルウエーの北極圏で刻み込んだリズムのままに新宿以上にごちゃごちゃなアムステルダムの駅に降り立つとは、
北海道の開拓村からいきなり東京のど真ん中に放り出されたようなもので 、すさまじい落差に立ち直るのが大変
その繁華街は半端な人出ではないのです。 大人のおもちゃやポルノ雑誌、マリファナから売春まで自己責任で
合法と言うオランダです。 福祉国家ののんびりムードから、生き馬の目を抜く競争の世界、どちらも現実なのです。
自転車王国とか聞いていましたが、ペンギンのコロニーに親鳥が帰ってきて間違いなく子供を見つけ出すより
このすさまじい放置自転車から、自分の自転車を探し出すのは、特殊技術と勘が要るのではないでしょうか?
(画面タッチ もうブッタマゲの極みです)
信号を待っているとまた信号が変わってしまう。 先に出た方が勝ち! それは言い過ぎかな? |
教会の保護のもとに赤線があると言うのはなかなか理解が難しい。 しかし白鳥が泳ぐ水辺にピンクの光が
映えているのは事実である (画面タッチ 一寸した風景)
アムステルダム中央駅で切符を買おうと、自動販売機にチャレンジしてみましたが残念ながら後から後ら人が来て もたついている訳に行かず、使用法理解不能でギブアップ。 窓口で 購入することにしました。 機械に強いと 思っていたので大変残念! 自動販売機より窓口の方が手数料だけ高いと言う、この合理性に脱帽。 画面表示の+5は、五分遅れの標識です。 スイスや日本の様な正確さはありません。 |