[ポケモン・種族値/個体値/努力値]
*ここは主にポケモンのステータスについて
*参考:ジョバンニ先生のポケモン講座
*情報提供:水猫 さん
*ここでは、以下の表の項目があります。
題名 | 説明 | |
T | ステータス | ポケモンのステータス決定の仕組み |
U | 個体値 | 個体値について |
V | 努力値 | 努力値について |
W | 種族値 | 種族値について |
X | 総合 | 総合的なステータス計算について |
T.ステータス
ポケモンのステータスはこれらの数値(マスクデータ含)で決定されています。
@LV
A種族値
B個体値
C努力値
後で詳しく説明しますが、ステータスはLVアップの時とパソコンに預けた時に再計算されます。
(このため改造でステータスを999にしても無駄なのです)
U.個体値
みなさんは、同じ種類のポケモンでもポケモンによって能力値が全然違っているのをご存知ですね。それは個体値が違うからです。個体値はゲットする前にポケモンが出てきた(バトルで)瞬間に決まるもので、攻撃/防御/特殊/早さの4つの値があります。もう一つHPについてもあるのですが、これは上の4つの値で決められています。これらの数値は0〜15まで16段階に分かれていて、各数値が大きいほど能力も高くなります。
(固体値の遺伝についてはこちら)
例:メタモンLV10
LV | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 早さ | |
メタモン1 | 10 | 31 | 17 | 15 | 15 | 15 | 17 |
メタモン2 | 10 | 30 | 15 | 16 | 17 | 17 | 17 |
メタモン3 | 10 | 32 | 17 | 15 | 15 | 15 | 14 |
1.4つの個体値とHPの固体値
正式には個体値とはいわない事もあるけどHPの個体値の計算は、、、
@4つの各個体値を奇数なら1、偶数なら0で攻撃/防御/早さ/特殊の順にならべます。
Aそれを2進数として見ます。10進数や16進数にかえれば分かりやすいです。
B言い換えれば、攻撃が奇数なら+8、防御が奇数なら+4、早さが奇数なら+2、特殊が奇数なら+1です。
例:攻撃11防御10早さ9特殊3の場合
奇数偶数で見ると1011(2進数)=8+2+1=11(10進数)=B(16進数)
2.ポケモンの性別と個体値
だいたいのポケモンの性別は攻撃力の個体値によって決められています。その条件は、、、
@♂:攻撃力の個体値が8以上
A♀:攻撃力の個体値が7以下
B例外も多し、♂だけ♀だけのポケモンもいれば、イーブイのように圧倒的に2以上は♂、♀は0、1のみ等も。
3.レアポケモンと個体値
個体値は金銀Ver.以降の光る(レア)ポケモンかどうかを判定するのに使われそのレア条件は、、、
@防御/特殊/早さの4つの固体値が10(A)である事
A攻撃の個体値がF、E、B、A、7、6、3、2のいずれかである事
Bレアポケモンの出現確率は65536/8=8192、、、8192匹に1匹である。≠0.012%
4.個体値と目覚めるパワー
あまり詳しくはないですが、これについてはバトルシステム中編参照
5.個体値はタマゴに遺伝
個体値の中で防御/特殊はタマゴから生れるポケモンに遺伝する可能性があります。育て屋/タマゴ参照
6.最強の固体値15、15、15、15(FFFF)を持ったポケモンの出現確率
全ての個体値は16段階にランダムで決定されるので16の4乗=65536通りの組み合わせがある。ゆえに、
最強ステータスを持ったポケモンの出現確率は、、、1/65536=0.000015256…≠0.0015%
7.個体値による能力差
努力値がMAXでLV100の場合、個体値が1下がると能力値が2下がる。
[目覚めるパワー]
以下の表は攻撃力が最大の70となる時の個体値です。(タイプはこの2つによって変化します)
英語は16進数(10進数):A(10)、B(11)、C(12)、D(13)、E(14)、F(15)
タイプ | 攻撃/防御の固体値4種類 | |||
あく | FF | FB | BF | BB |
電気 | EF | EB | AF | AB |
鋼 | DF | DB | 9F | 9B |
地面 | CF | CB | 8F | 8B |
ドラゴン | FE | FA | BE | BA |
くさ | EE | EA | AE | AA |
ゴースト | DE | DA | 9E | 9A |
毒 | CE | CA | 8E | 8A |
氷 | FD | F9 | BD | B9 |
水 | ED | E9 | AD | A9 |
虫 | DD | D9 | 9D | 99 |
飛行 | CD | C9 | 8D | 89 |
エスパー | FC | F8 | BC | B8 |
炎 | EC | E8 | AC | A8 |
岩 | DC | D8 | 9C | 98 |
格闘 | CC | C8 | 8C | 88 |
*各タイプ威力最大値は[特殊がFかB][早さ、攻撃、防御が各8以上]です。
*8&A&C&Eが絡むと最大HPが落ちます。
*各ポケモンの個体値別ステータスを調べるならこちら。
(以下、ごろりさんの情報)
「めざめるパワー」には基本威力が”31”あります。だからこれ以下になることはありません。
それで威力も攻撃、防御、特殊、素早さの個体値で決まります。
基本威力を”31”として・・・・
攻撃の個体値が8〜Fの場合・・・・・・「威力に+20の修正」
防御の個体値が8〜Fの場合・・・・・・「威力に+10の修正」
素早さの個体値が8〜Fの場合・・・・・「威力に+5の修正」
特殊の個体値が0,1,4,5の場合・・「威力の修正なし」
〃 2,3,6,7の場合・・「威力に+1の修正」
〃 8、Cの場合・・・・・・「威力に+2の修正」
〃 9、A、D、Eの場合・・「威力に+3の修正」
〃 B,Fの場合・・・・・・「威力に+4の修正」
このようになってます。だから最高威力は70ですね。
V.努力値
みなさんは同じポケモンでも、育て屋に預けた場合と自分で育てた場合ではステータスが異なる事をご存知かと思います。では、なぜ違うのでしょうか?なぜ育て屋に預けた場合は自分で育てた場合よりステータスが劣るのでしょうか?それは、この努力値と言われているマスクデータのせいです。
ポケモンはバトルに勝利する毎に経験値を得ます。と同時にこの努力値ももらっているのです。どの様にもらっているかと言えば、、、
1.もらえる努力値は倒した相手のLVには関係はない、関係あるのは相手の種類だけ。
2.努力値はHP、攻撃力、防御力、特殊(攻撃防御兼用)、素早さの5つが存在する。
3.一度の戦闘で全ての種類の努力値にポイントが溜まる。
4.その配分は次で紹介する種族値に比例している。(つまり攻撃力が特徴のポケモンは攻撃の努力値が高い)
*基本的に種族値のバランスのいいポケモンを倒すのが、早く確実に努力値を溜められる。
*アルフの遺跡に必ず出現する『アンノーン』はLVも低く楽である。
*アンノーンは一般的に780匹倒せば努力値全てMAXにできる。(フルドーピング時)
5.学習装置を使用した場合は、この努力値も経験値と同じように分割される。
6.ドーピングアイテム(マックスアップ等)でも努力値は上がるが、捕らえた時点で各10個つかえる。
*捕らえた時点ではどのポケモンも全て努力値0である。
*バトルで努力値を溜めていくとだんだんドーピング出来る回数が減り、ついにはドーピングで努力値を稼ぐ事ができなくなる。しかし、ドーピングできないからと言って努力値がMAXになったとは言えない。
7.育て屋に預けても増える事も減る事もない。
*アイテム『ふしぎなアメ』でLVアップしても努力値は溜まらない。
8.ポケモンのLVが100になっても努力値がMAXでなければ、能力が上がる。(パソコンに預けた時)
9.最後にこの努力値はその名の通り努力しないと溜まらない。50、100匹単位でバトルに勝利しよう。
[努力値の取得計算方式]
*努力値のMAXは6種類全て『65535』ポイント(正確にはここまであげなくてもいい)
@野生のポケモンを倒した時の取得
*各ステータス別に倒した相手の対応する種族値/2づつ貰える。(参考:種族値表)
例:ポッポ(種族値40、45、40、35、35、56)を倒した場合は、、、
HP&防御の努力値へ20、攻撃の努力値へ22、特殊両方の努力値へ17、早さへ28入る。
Aドーピングでの取得
*各ステータス別にドーピング1回につき『2560』ポイント入る(特殊は1回で防御と攻撃両方に入る)
*つまり各ステータスにフルドーピングなら2560×10=『25600』ポイント入るのである。
[努力値LVの計算法式]
*努力値は一定量溜まった時にLVが上がり、この時能力値も上昇します。
*その計算は以下の通り。
(X:今の努力値LVになる時に必要な努力値、Y:次の努力値LVになるのに必要な努力値、Z:今の努力値LV)
Y=X+32×Z+8、、、ちなみにLVが1の時にはX=10である
例:努力値LV2になるにのに必要な努力値Y=10+32×1+8=50、、、累計50ポイントである。
[重要]
*戦闘終了後に低い確率でかかる『ポケルス』状態の時には通常の2倍の努力値が入る。
W.種族値
簡単に言えば、『ポケモンの種類が違えば当然能力も違う』という事である。
前作ではHP、攻撃、防御、特殊、素早さの5つであったが、金銀Ver.からは特殊が攻撃と防御に分かれ6つだ。例えば、カイリキーは攻撃力がとても高い(バンギラス、カイリューに次ぐ)これは、カイリキーの攻撃の種族値が高いからである。逆に特殊攻撃はとても低い(MAXで228)これは特殊攻撃の種族値が低いからである。
まぁ、こんな具合で全251種類について決まっているのであるがこれはそのポケモンそのもののステータスだけにとどまらず、上に書いた『努力値』にも影響を与えるのである。
例えば、カイリキーを倒せばHPと攻撃の努力値は大きく貰えるが、特殊攻撃や素早さは少ないという所である。
アンノーンやメタモン、キングドラなどはこの種族値が各パラメータのバランスがよく努力値もほぼ万遍なく入る。
(キングドラは野生にいないし、メタモンは出現率が低いのであてにはできないけども、、、)
→こちらで全ポケモンの種族値を紹介(種族値表)
1.種族値による能力の差(種族値表参照)
@努力値MAXでLV100の時種族値が1の差につき能力は2違う。
例:ミュウツーの特殊攻撃の種族値154、特殊攻撃MAX値406と
ミュウの特殊攻撃の種族値100、特殊攻撃MAX値298で差は種族値が54、能力は108
X.総合
では、いままで紹介した3つを総合したステータス計算方法を紹介する
[HP以外の5ステータス]
能力値={(『種族値』+『個体値』)×2+『努力値LV』}×現LV/100+5
(端数は切り捨て)
[HPのステータス]
上の計算式にHPの個体値/努力LVを当てはめ、結果にさらに『現LV+5』を加える
[簡略式]
MAX時の簡易式 MAX5能力値=種族値*2+98
MAXのHP=種族値*2+203