十二月九日から十二日までの日程で、台湾北部のミニ旅行をした。
memo: 九日の午後は九份(きゅうふん)を巡り、 十日は台北市内で、林森公園の明石総督の墳墓跡→台北二二八和平紀念館((昼食:サンドイッチ)~二二八和平公園)→総統府→信義(誠品書店→台北101)を廻り、 十一日は新北投(北投温泉博物館→地熱谷)→圓山(孔子廟→保安宮)、
十二日…帰国
十日の昼前に台北二二八和平紀念館に行った。ここは、曽て二二八民変(=二二八事件) で檄を飛ばしたところで、今は事件の顛末が公開されているところ。
------------------
・放送局: |
台北放送局のこと。1930年、NHKの技術指導の下、日本と台湾のラジオ番組を放送していたところ。事件当時は、ここから檄が飛んだ。現・台北二二八和平紀念館。(写真:最上段)。 |
・蓬莱: |
ここでは台湾を謂う。 |
・二二八民変: |
事件の発端となったデモが1947年(昭和二十二年)2月28日に起こったことからこう呼ばれる。第二次大戦後、台湾から日本が撤退した後、大陸から中華民国国民党政府軍が進駐し、行政を引き継いだ。やがて、大陸からの中国人(外省人)と台湾在住の人(本省人)との間で軋轢が生じ、衝突と鎮圧の結果、数万人の血が流された事件 。 |
-------------------
なお、前回(平成二十六年五月三十日)、ここを訪れた時の作に『訪二二八民變紀念館』「七十年前帝國終,狂濤亂響蓬莱空。一身可滅爲親愛,此處還留易水風。」 がある。
|