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天怒雷公 |
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古塘秋水浹蒼生, 雷響雲門天未淸。 勿弄神州寒暑事, 不須紫電使獒驚。 |
古塘の秋水 蒼生を浹し, 雷は 雲門に響きて 天 未だ淸しからず。 弄ぶ勿れ 神州 寒暑の事, 須ゐず 紫電 獒をして驚かしむるを。 ***************************** |
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暑い。 雷が遠くで鳴っていた。ところが、突然近くに稲妻が走り、爆発的な雷鳴が響きわたった。我がワン公は、魂消て家まですっ飛ぶように駆けだした。 雷公よ、天には天道というものがあり、季節の推移はそれに則(のっと)ってするものだ。恣(ほしいまま)に気候を弄(もてあそ)ぶものではない。犬らを驚かすこともなかろうに…。 |
平成二十二年八月二十八日 |
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