陸奧望鄕臺 看電視即事
胡軍空襲殺千萬,
一億同胞揮淚來。
渡過艱難男子漢,
不須陸奧望鄕臺。
胡軍
空襲
(
くうしふ
)
して 千萬を殺し,
一億 同胞 涙を
揮
(
ふる
)
ひて
來
(
きた
)
る。
艱難
(
かんなん
)
を渡り過ごす 男子漢,
須
(
もち
)
ゐず
陸奧
望鄕臺
(
ばうきゃうだい
)
を。
*************
(福島に関しての)テレビ番組を見て、感じるところがあった。
『ふるさと』の歌には、心を強く動かされるものの…。
大難といえば:
戦争末期、苦難に耐え、生き残ったわたしたちの先輩の方々は、廃墟の中から立ちあがった。
わたしたちは、未来を見つめて、前進しよう。(過去はふり返らない。故郷は暫く置いて。強く進もう。…涙は星降る夜にだけ、静かに流して……)
(後日記:三年後の平成二十八年三月六日に、こんな詩を作った:『何以爲安』「嗚呼哀哉辭京時,空襲劫灰生死離。天地新開流浪後,不聞大正望鄕詩。」
。)
平成二十五年三月二十四日
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