惑星科学者 竹内 覚 | Planetary Science

木星・惑星大気・太陽系科学

研究分野

  • 木星大気の力学構造とダイナミクス

  • 太陽系における惑星大気と気象現象

竹内覚 プロフィール

satoru takeuchi 竹内 覚は、博士課程在学中、天文学史に残る大事件であったシューメーカー・レビー第9彗星の木星衝突の研究に強く惹かれ、この貴重な機会を逃さぬよう、あえて博士論文の提出を遅らせてまで研究に没頭した研究者である。
当時、国立天文台に所属していた 渡部潤一、長谷川均 らと共同で観測・解析を行い、彗星衝突によって大量に生成された塵(ダスト)の正体と、その生成メカニズムに迫る研究成果を論文として発表した。この研究は、彗星衝突が惑星大気に及ぼす影響を理解する上で重要な手がかりを与えるものとして、世界的な注目を集めた。
この研究テーマは、科学雑誌でも一般向けに紹介されている。 彗星の木星衝突 ― 塵生成の謎を追う(日経サイエンス)

博士課程修了後は、宇宙開発事業団(現 JAXA)に招聘研究員として迎えられ、月探査計画 RUNA-A に携わった。この計画は最終的に2007年に中止となったものの、日本の月探査構想の重要な一段階を担ったプロジェクトである。

その後、福岡大学理学部地球圏科学科の創設にあたり教員として招聘され、現在は同学科にて、助教として地球・惑星科学の教育と研究に従事している。

-----------

博士(理学), 九州大学

●研究分野
気科学, 天文学, 太陽系科学
●経歴
1996年 - 1998年:宇宙開発事業団 招聘研究員
1998年 - 現在:福岡大学理学部地球圏科学科
●学歴
1988年 東京都立大学, 理学部, 物理学科
1996年 九州大学, 理学研究科, 物理学専攻
●受賞
1997年「日経サイエンス創刊25周年記念論文賞」最優秀賞
彗星の木星衝突―塵生成の謎を追う
共著:渡部潤一 長谷川均 竹内覚
●所属学協会
日本天文学会,日本気象学会,日本惑星科学会

もう一つのプロフィール

中学時代よりクラシック音楽を愛聴し、聴くだけではあきたらず、現在はアマチュアオーケストラでヴィオラを演奏している。ビールにはこだわりがある。