Nゲージ蒸気機関車>2025年のメモ>2025.12.30(2025年の蒸機)
2025年の1年間に発売された9mmゲージ蒸気機関車を、それぞれのページから寄せ集めました。写真の縮尺はばらばらです。
基本的に鉄道模型メーカーが製造した一般流通の日本型です。ショップ特製品や個人販売品、イベント商品などは含みません(把握不可能です)。
・キット・完成品があるものは、キットのみ載せています。
・写真は前回ロットや他のバリエーション製品の場合があります。
2025.12.30
●ユニオン・パシフィック鉄道 ビッグボーイ#4014 KATO U.S.A.

話題になったKATOの超大作が今年も発売されました。いつ見てもすごい迫力です。
一部仕様を変更しての再登場です。目立つところとして、ついに窓が開きました。門鉄デフタイプは終了となりました。
6年ぶりの単品販売です。最近のKATOの仕様に合わせ、クロスヘッド等の質感変更がありました。
これに先立って4月には16.5mmゲージ版のD51も新たに発売されています。ちょうどこれを拡大したようなイメージです(まあ、元が同じ機関車ですし)。
●スターターセット D51 SL列車【再生産】 KATO
単品に合わせ、こちらも久しぶりの生産です。
今年の静岡ホビーショー限定受注品のひとつでした。既存製品の車輪を好評の5mm車輪に差し替えたもので、よりリアルな外観です。
●チビロコセット たのしい街のSL列車(新動力) KATO

2019年に動力ユニットが刷新された製品の再生産です。
スロー動力で確実に走る、日車Cタンクの2年ぶりの再生産です。今回は動力組立済キットのみとなりました。
●宮崎交通株式会社鉄道部 編成セット 津川洋行(機関車3DP部はトーマモデルワークス)

これも静岡ホビーショー限定受注品のひとつです。未塗装キット形式のダミー機関車を動力貨車で押す方式で、見た目に楽しい編成です。
12月にまとめてドカドカ来ました。
●5形蒸気機関車 動力組立済キット【再生産】 トーマモデルワークス

現在の低速仕様の動力を使用した、最初のキットの再生産です。
●南薩ボールドウィン6号機 動力組立済キット【再生産】 トーマモデルワークス

一緒に再生産されました。従輪組み立て用の0.98mmドリルは別売ですが、1.0mmドリルでもできます。
衝撃の初登場から16年たち、50年前の1975年の最終列車をイメージした仕様で再登場しました。ヘッドマーク取り付けもしやすくなっています。
どちらも久々の再生産で、品番は同じですが価格が改訂され、クロスヘッドの質感等が変更されています。
●C62 2 梅小路機関区“KATO京都駅店企画製品”【再生産】 KATO京都駅店

今までもC62 2が発売されるたびに発売されてきた関連製品です。クロスヘッドの質感等が変更されました。KATO京都駅店の扱いといっても、ショップ製造品ではなく(株)関水金属製造によるメーカー品ですので載せました。
今年はトレインショップやワールド工芸の閉店という寂しい出来事がありました。
以前より伝わっていたことなので、ついに来たかと淡々と受け止めるしかありませんでしたけど。

ワールド工芸の閉店前、最後に買っておいたC53のキットです。C53は以前からいくつも組み立てていましたが、ぜひワールド工芸にも出してほしいと思っていた形式でしたから。部品が品切れになっても、ダイカスト輪心にしたりコアレスモーターにしたりと、ぎりぎりまで生産を続ける努力をしてくださったように思います。
その一方で各社からD51・C62・C57といった人気形式や、小型タンク機キットの生産が手堅く行われ、バランスよく製品が発売された年だったように思います。
Nゲージ蒸気機関車の新形式が次々出るという時代はピークアウトしていると思いますが、量産できそうな主要製品はほぼ出ていますので、今後も在庫がなるべく切れないように再生産が続いてくれればいいのですが。
今年の夏は思いがけず入院し、その後色々な製作予定が吹き飛びました。その前から3Dプリンターに入れっぱなしだった樹脂がもうタンクごと固まっているような気がして、怖くて見ていません(笑)。

KATOのD51標準形で何か作ろうとモデリングだけは終えていましたが、復帰してからそのデータを見ると、何をどうしようとしていたのかまったくわからないです。
一見、形はできているのですが、どこまでが種車のパーツで、どこまで自前のパーツにするつもりだったのか、テンダー集電をどうするつもりだったのかなど、覚えていないんですよね。まあ、最初から考えていなかった説もあります。というわけで、今は無理に進めず、いったん引っ込めることにしました。本人もわからないんですからどうしようもないです(笑)。
→まさに今、3Dプリンターを恐る恐る開けてみたところ、かろうじて樹脂は液体の状態を保っていました。正常に硬化する能力があるのかはわかりませんが。一応安心したところで来年につなぎます。
あと、D50とかD60とか出ないですかね。興味として、このメーカーが作ったらどうなるか、など見てみたいです。もう、ここまで年月が経ってしまったら需要が枯渇しているでしょうか。