夢はあなたを少しづつ変える

ノンレム睡眠の第一段階、N1のステージは

入眠幻覚と言われるようなたいへん短い夢を展開している。

レム睡眠の短縮版のような感じが、ノンレム睡眠「N1ステージの夢」だといえる。

単なるイメージであったり、何かしらの場所や雰囲気だけだったり、
何かが登場する映画のワンシーンのような夢なのだ。

浅い眠りなので、幻覚をみているのではないかと感じるほど、はっきりしている。
その瞬間に強制的に起こせば夢の内容を聞き出せるから、実験的研究の対象となりえる。
ここに視点をあてた研究でわかったことがある。

夢は、目覚める前の10秒ほどの間に展開されているイメージを思い出したものだということだ。

鮮明なので、思い出すときに、余分なものは追加されない。
二次加工されていない純粋な夢内容そのものであって、
その瞬間(10秒間)の脳波や脳血管の血流の動きから、どの脳領域が関与しているのかがわかる。
どの領域がどの記憶と関連しているかはすでに明確になっている。
顔、物、場所、動き、話すといった部分だ。

レム睡眠は浅い睡眠段階であって、一晩にいくつかありますが、
夢が思い出されるのは特別な事情がないかぎり、最後のレム睡眠ですね。
目覚めの前には、レム睡眠からノンレム睡眠にいったん戻りながら、
夢の記憶を消去するようにシステム化されていますが、
最後のレム睡眠の夢内容にあなたの意識が反応し、
ノンレム睡眠に入らず目覚めることになれば、夢を覚えていられるのですね。
ここが重要な部分です。
夢を覚えていようとする「意識」がなければ、夢を忘れてしまうということです。

覚えているといっても、10秒間ほどの夢なのかもしれませんが…。

夢は二次加工によって、つまり、夢を思い出し、言葉にするとき、メモをするとき
目を覚ます前の短い印象をもとに、あなたなりの物語を生み出す作業が自然に追加されます。
それが「現実認識」というあなたの生き方を左右する枠組みであり、
物語化を推進する「スキーマ」というエンジンです。

現実認識を変えることで、夢は変わります。
夢を変えることで、現実認識は一層強化され、あなたの人生を変える力となります。
なぜなら、あなたの「記憶」が変わるからであって、あなた自身が別の存在として生まれるからです。

生まれ変わるためには一人では難しいこともあります。
夢を誰かに話してみる、夢日記を読み返してみる、夢分析をしてもらうなど…。
試してみる価値はあります。

自分だけの力でしたいのなら、その方法を学ぶことですね。
夢の止まり木はそのお手伝いができます。夢の止まり木で基礎から学べます。

https://www5a.biglobe.ne.jp/~yumeyume/dream8.html