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3/8の夢 私は「彼」から電話で呼び出されました。 私はパジャマ姿のまま、黒いリュックを背負って家を出ました。 電車に乗ります。 乗っている途中で「やはり洋服に着替えた方が良いかな」と考え直しました。 このまま行けば、3時に到着しますが、引き返しました。 私は洋服に着替え、再び電車に乗りました。黒リュックは変わらず背負っています。 公園の広場のような場所の、時計の下に着いた時は4時になっていました。 私はカンボジアにやってきました。そこではブルーベリーの栽培をしています。 働いている人々は、皆男性のようでした。少年から大人まで、幅広い年代のようです。 ブルーベリーは、小さい葡萄の房のような形で実っています。 私は少しお手伝いをしながら、ブルーベリーを御馳走になりました。 木の机と椅子に腰掛けて、斜向かいに彼が座っています。 とても大きなブルーベリーでした。 食べ終わった頃、そこのボスがやってきて、 ブルーベリーの皮2個分と1本の糸を持って来ました。 『こうやって(皮を糸で繋いで)飾りにするんだ。 日本にも(似たような物が)あるだろ』というような事を言いました。 私はいよいよ帰るようです。小舟で川を下るんでしょうか。 岸に皆が見送りに来てくれています。その中に少年が一人混じっていました。 ロープに両腕を置き、手の甲に顔を乗せるような姿勢でこちらを見ていました。 少年の目が強く印象に残りました。 私は日本でお風呂に入りながら、その少年を思い出していました。 U.ブロンズ像 [私は少女漫画を読んでいます。] ヒロインは黒髪の女性です。 雨の日に、ヒロインが女友達と歩いていると、男性に呼び止められました。 その男性はプレイボーイだという噂のある人のようです。 近々、男性の部屋に行く事になったようです。 黒髪のヒロインは『ふーん、なるほどね』と言い、何故か女友達に『お金』と請求しました。 二人はルームメイトのようです。 ヒロインはベッドの中で、色々と考え事をしているようです。 『私もいつまでも彼女とその母親の身体と心臓の弱さに付け込んでてもなぁ・・・』 そんな内容の事をごちゃごちゃ考えていたようです。 男性の部屋にやってきました。今日も雨です。 その部屋にはモニターの画面がいっぱいあります。 女性は『怖いわ』と言いながら服を脱ぎ始めました。 [その後、裸のシーンが長く続いたので、私はどんどん飛ばして先に進んでしまいました。] 彼と彼女の姿を象ったブロンズ像が登場しました。 二人はこれを製作していたようです。 彼は作品の完成を待たず、死んでしまいました。 彼女はたった一人で像を作り上げます。 ついに彼女は作品を完成させました。タイトルは『愛』です。 地面に屈んでうずくまるような彼に、彼女が覆い被さるような形です。 ただ、実際に触れ合ってはいません。 たった今、空から飛び降りてきたように、彼の頭上(宙空)に止まっているのです。 その身体は、一本の円柱が支えています。円柱が二人の身体を貫いています。 彼女は、専門家を部屋に招いたようです。 専門家は『素晴らしい!』と興奮気味に賞賛しています。 彼女は『でも私の作品ではないんです』と言いました。 専門家は言います。『でも、君も一緒に作ったんだろう?』 『でも、私じゃないんです!』と言って、彼女は泣きながら部屋を飛び出して行ってしまいました。 彼女は心の中で何度も叫びます。『私じゃない、私じゃない、私は陰。彼の陰。』 彼女はそのまま姿を消してしまいました。 噂によると、袴姿にスカートを羽織った彼女の姿を目撃した人がいるそうです。 [ラストシーンは、死んでしまった彼が、ヒロインの彼女を肩に乗せ、天に向かって掲げている絵でした。] [彼女は陽の光を浴びるように、両手を軽く広げ、顔を上げていました。] [ただ、彼女の目からは涙がこぼれていました。] この夢は一ヶ月くらい前に見たものです。 ▼ Q 1 私が食べたブルーベリーは大きいも のでした。裸のシーンでは白黒のはずの画面がカラーに・・・。
呼び出されたのですから・・・あなたには・・・そのつもりがなかったと いうこと。 だから・・・パジャマ姿でリュックを背負って出かけたのでしょう。 でも・・・あまりにも似つかわしくないと感じ・・・洋服に着替えました ね。
3時は・・・おそらく23歳で・・・4時は・・・24歳ということか も? 外部から・・・何らかのきっかけがあっ て・・・あなたは「着替える」必要を感じたということのよう。 そのきっかけとは・・・彼からの「呼び出し」・・・23歳のとき?
着替えるということは・・・自分の見え方を変えるということ。 そのためには・・・あなたはカンボジアまで出かけ・・・ブルーベリーを 食べ・・・ 意味ありげなブルーベリーの「皮の飾り物」の 存在を確認しなければならないみたいですね。 あなたがしたことは・・・ほんの少しのお手伝い。教えてくれたの が・・・ボス的存在。 あなたにとって・・・お手伝いやボス的存在は・・・どんな現実とつな がっているのでしょうか?
ブルーベリーを食べたのは・・・あなたに足りないものだったから。 大きいブルーベリーだと意識しているのは・・・熟してきたということ。 たぶん・・・これまで無視してきたものなのかもしれません。おそら く・・・「乳首」のイメージ。
2つ目の夢で・・・漫画を読んでいる設定になっているのは・・・ 自分のことを客観的に・・・しかもドラマ仕立てでとらえようとしている からでしょう。 つまり・・・ヒロインは・・・当然あなた自身。ルームメートの女友達 も・・・あなた。 ヒロインは・・・変身後のあなたで・・・ルー ムメートは・・・過去のあなた。
ヒロインは・・・男性に誘われ・・・部屋に行きます。もちろん・・・恋 愛をするため。 ブロンズ像の作品のタイトルが「愛」でしたが・・・彼は完成前に死んで しまいますね。 つまり・・・彼との恋愛は・・・未完了のまま ということ。触れ合っていないのは・・・そういう意味。
ふたりの身体を円柱が貫いて支えているのは・・・身動きがとれない状態 ということ。 彼との関係に固着している「あなた」がいて・・・まだ・・・ふっきれな いでいるということかも?
彼との共同作品のはずでしたが・・・いつのまにか・・・あなたが賞賛さ れている。 専門家に対して・・・「私の作品ではない」と否定しているのは・・・ あなたの一方的な創作・・・つまり片思いであ ることを指摘されるのが・・・辛いから。 そこに・・・彼の関与があってほしいという気持ちが強いから・・・「私 は彼の陰」と言い張るのでしょう。
尋常ではない異様な格好をしているのは・・・あなたの内面と外見上の見 え方にアンバランスがあるから。 スカートを羽織っているのですから・・・「女性性」を大切にしていない ということ。 袴という仰々しさを・・・あなたは大事にしていて・・・スカートという 軽やかさを粗末にしていたのかも? 私じゃない「私」がいて・・・私じゃない 「陰」を必要としている。それは・・・もちろん「スカート」
さて・・・ラストシーンで・・・死んでしまった彼の肩に乗せられている 「あなた」の絵が登場するのは・・・ あなたの微妙な気持ちを彼にわかってもらいたいから。言葉では表せない 気持ちを知ってもらいたいのかも? 涙を流しているのは・・・心の中にあった「しこり」のようなものが溶け 出してきたからでしょう。 あなたは・・・ヒロインなのですから・・・女性だということ。そこ に・・・喜びを求めるべきかもしれません。 そろそろ・・・陽の光を浴びるように・・・受け入れてはどうかと・・・ 夢は伝えてきています。 by エリカ
▼ @彼から電話で呼び出されていますが・・・どんな用件だと思いますか? >「彼」というのは「例の彼」の事です。ボラ
ンティアグループの先輩の。 Aカンボジアとブルーベリーから連想されることは何ですか? >カンボジアは・・・、そういえば中国と繋が
るイメージがあります。 Bこの夢はあなたのどんな現実がきっかけになっていると思いますか? >私は今まで、父母に縛られ女性として生きる
事が叶いませんでした。 Cブルーベリーの皮2個分と1本の糸から飾りらしいものが出来ました
ね。 >あ・・・、ひょっとしてブラジャーでしょう
か? Dブルーベリーの夢でもブロンズの夢でも・・・ >いや・・・、特にはないと思うんです
が・・・。 E「弱さにつけこむ」という部分から・・・イメージされるものは何です
か? >「母親の弱さ」につけこんでいるのかもしれ
ません。 F部屋のモニターには何が映っていましたか? >ざっとしか見てないんで、よく分からないん
です。 G円柱が貫いている二人は何か身につけていましたか? >いえ、二人共裸でした。だから女性が服を脱
いでいたんだと思います。 H袴姿にスカートを羽織った彼女の様子を・・・あなたはどう思います
か? >袴姿にスカート。変ですね。しかも、スカー
トは羽織る物じゃありません。 Iブロンズの像の夢は・・・どんな意味が
あると思いますか? >私が認めようとしないのを、嘆いているのか
もしれません。 >では、診断しますね。
▼ 夢診断のポイントは、ブルーベリーを食べたのは・・・失われた「乳首」
を取り戻すため。女であることを受け入れること。
→カンボジアは無茶苦茶にされて・・・まだまだ大変だけど・・・再生に 向かって頑張っているというイメージ。 あなたの胸も・・・かつてはそのように扱われましたね。母親から も・・・そしてあなた自身からも。 大き目のブルーベリーを食べることで・・・女性としての自分を取り戻 し始めているということのよう。
→ルームメートに「お金」を請求したのは・・・過去の自分の在り方に原 因があると思っているから。 うまくいかない結果の代償として・・・お金を要求しているということ になります。 彼女とその母親の弱さにつけこんでいるのは・・・それを言い訳とし て・・・誤魔化してきたからでしょう。 でも・・・それは過去のこと。服を脱いだのですから・・・あなた自身 が生まれ変わろうとしているということ。 by うらら
▼ Q 2 どう受け止めればいいの? どう すればいいの?
あなたは・・・着替えたり・・・裸になったり・・・異様な格好をしたり している。 外見的な印象に・・・変化を求め・・・それを 意識している。なぜなら・・・自分を変えたいから。 最初の夢では少年を登場させ・・・2つ目の夢ではルームメートが出てく る。どちらも・・・あなた自身。
少女ではなく少年であった自分を・・・岸に配置することで・・・過去を 振り返っているのかもしれません。 川を下るのは・・・自然な流れに身を任せると いうこと。穏やかさを得られるという予感がありそう。 到着した場面が・・・お風呂の中の「あなた」ですから・・・不自然さが 解消されたということなのでしょう。
ルームメートにお金を請求するのは・・・これまでの損失の補填を過去の 自分に求めているということ。 同時に・・・「自分と母親のセット」という「つけこまれる」関係と縁を 切るタイミングだとも感じているのでしょう。
ところで・・・男性の部屋に行くことに なってから・・・お金を請求し・・・ あれこれとベッドで考えているのは・・・ 彼との関係に・・・つけこむチャンスがあれば・・・ 「お金」という愛情の代価を求めること・・・ つまり・・・自然な意味で性的な欲求状態にあるということになります。
最初の夢では電話で呼び出され・・・2つ目の夢では声をかけられ・・・ あなたは別のところへ出かけることになり・・・そのことを回想するとい う同じパターンの夢ですね。 出かけた先でしていることは・・・たくさんのことでなく・・・ほんの少 しばかりのこと。 ブルーベリーにしても・・・ブロンズ像にしても・・・あなたは手伝うの ですが・・・ 結果としては・・・過分な報酬を味わい・・・ 不相応な賞賛が与えられ・・・戸惑いを感じています。 ブルーベリーは・・・とても大きいものを食べましたね。ブロンズ像で は・・・彼でなくあなたが賞賛されています。
まとめると・・・性的な欲求に対する過分な報酬と不相応な賞賛に対し て・・・戸惑いがあるということ。 男性と触れ合わないまま・・・円柱によって下腹部を貫かれるのは・・・ オナニーの快感。 もちろん・・・それは・・・あなた自身が一人で作り出した「快感」であ り・・・彼の「陰」の部分。
男性の部屋にモニターがたくさんあるのは・・・ そのような自分であること直視する必要があるからですが・・・なぜか避 けているのでしょう。 裸のシーンを飛ばしたのは・・・そういう意味。白黒がカラーに変わった のは・・・もっと見るべきだから。 オナニーは少しも恥ずかしいことではないのに・・・自然なことなの に・・・ダークなイメージなのかも?
ラストシーンで彼が再び登場するのは・・・彼への思いが残っているから でしょう。 現実の彼でなく・・・絵に置き換えているのは・・・自分の感情をアピー ルできないという「ジレンマ」があるから。 現実の恋をスタートさせるべきかもしれませ ん。漫画を読んでいる設定になっているのは・・・仮想体験だということ。 by ふむふむ
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うらら様▼ ▼ 診断ありがとうございました。ホトトギスです。 すみません、お聞きしたい事がございまして。 まずは感想から書かせて頂きます。 >3時〜4時 私が彼に出会ったのは、確かに23歳の時です。丁度今から一年くらい前になるでしょうか。 当時の私はいわゆる「過去の私」で、「素敵な男性に出会って恋をして」なんて考えは 微塵も持っていませんでした。 「間違って女に生まれてきた」と頑なに信じていましたから。 彼と出会った事をきっかけに「女性である『私』が呼び出された」、そんな表現が本当にぴったりです。 >ブルーベリーの皮の飾り物 まさかこれがブラジャーに結び付くとは思っていませんでした。驚きです。 母と私が蔑ろにしてきた、私の女性性の象徴なんですね。 だから私は、「ルームメイトとその母親」にお金を求めてる。 >女性性を受け入れる 今現在は、まだ「自分が女性だと自覚した」という状態です。 自分は女性である、という事実は受け入れられたと思うんですが、 それを「陽の光を浴びるように」喜ぶ事はできないです。 夢からのメッセージを受け取っても、「そんな日が来るのだろうか」と思ってしまいます。 残念ですが、まだ難しそうです。 それと、これまた耳の痛い話ですが、相変わらず彼に執着しているとは思います。 理性で押え込んではいても、「あわよくば」彼を奥さんから奪ってしまおうという気があると思います。 これはどうにもこうにも、扱いずらい代物(感情)です。 で、質問の方なんですが、何件かあるんです。 1.私にとっての「ボス的存在」って何なんでしょう? 「ほんの少しのお手伝い」が自慰行為に繋がるのは理解できたんですが、 私が「女性である」という事を教えてくれた「ボス的存在」が何なのか良く分からないんですが…。 2.「自分と母親のセット」という「つけこまれる」関係とは、 つまりは「私が母親とセットでいようとすると、私の女性性を傷付ける結果に繋がる」 と解釈して宜しいんでしょうか。 3.「白黒がカラーに変わったのは・・・もっと見るべきだから」という事ですが、 私が見るべき対象とは一体私の中のどの部分なんでしょうか。 「自然に女性としての性的欲求がある」という事ですか? それとも「私が彼に執着している」という事なんでしょうか? すみません、よろしくお願いします。 回答1 回答2 女性性を傷つけているのは・・・あなた自身。 回答3 見ないように次々とばしている「あなた」
と・・・見せようとしている「あなた」がいる。 性的欲求は誰にもあることです。彼への執着も同
じようにあります。 うらら様 今までは悲しいのと苦しいのでいっぱいで そして、それが間違いであると分かった以上、 魔法に掛かったみたいな、不思議な感覚です。 でも、そうじゃないんですね。 今までもこの考え方を知ってはいました。 でも、きちんと理解していませんでした。
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▼ ▼ 【Reflection】 「情動・感情」は何かに対する反応として、 感じられることとして、脳が受け取っているようにみえますが、それだけではありません。 結果としてそのように見えるでしょうが、実際は予測するという機能がメインとなります。 たとえば、朝起きてみたら、同棲中の彼が咳ばらいをしている。 風邪をひいているわけでもないのに、なぜかワザとらしい。 起きるのが遅かったから、「怒っているのかな?」と相手の様子をうかがう。 このとき、あなたの「感情や情動」は、彼の「感情の動き」をつかもうと働き出します。 「怒り」が生じるのではないかと「予測」するのは、あなたの「情動・感情」のニューロンクラスターなのです。 彼の「怒り」に対する身体的な「防御」を準備しなければなりません。 「生き残る」という本能によるものです。 体内では、サイトカインが細胞から放出され、危機的状況に対応します。 「サイトカイン」の放出により、体内では「炎症」が生じ、ストレスとして認識されます。 ※サイトカインは、細胞から分泌される特殊なタンパク質の総称。 これらのタンパク質は、細胞間の情報伝達を担う生理活性物質として機能する。 免疫細胞やさまざまな組織の細胞から産生され、周囲の細胞や遠隔の細胞に作用する。 ※サイトカインの働きは多岐にわたり、主に免疫系の調整と炎症反応の制御に役割を果たす。 免疫細胞の活性化、増殖、分化を助けたり、抑制したりすることで、適切な免疫応答を維持する。 細胞の成長・分化の調節にも関与しており、体全体の恒常性維持に貢献している。 新規な体験の記憶は「感情」による「予測」の部分です。 最初は「気になる彼」に関心という「感情」がありました。 それが「期待」となり、「憧れの彼」へとランクアップします。 夢見者は「憧れの彼」の情報をいくつも集め始め、自分なりの「空想」を展開しました。 その時点で、夢分析を受けるようになり、「期待」は「警戒」へと変化します。 親密度が増すと徐々に 「関心→期待→警戒」という具合に「感情」はランクアップされます。 「関心」または「期待」という感情は「憧れの彼」の何気ない言動を繰り返し想起します。 思い出しながら、「予測」します。 夢見者へ興味を示しているのではないだろうか? 夢見者のことなど、気にも留めていないのだろうか? 何度か声をかけてもらったり、話を聞いたりしたけど、どう思ってくれただろうか? 今度、会えたら、どのように応対すればいいだろうか? 「頑張る気持ち」を伝えれば、夢見者を理解してくれるだろう、きっとそうにちがいない。 奥さんは、「気になる彼」とうまくいっていない感じがするし、不満もあるだろう。 以上が、「期待」という感情がしている「予測」となります。 では、ワンランクアップの「警戒」はどうなのかということになります。 夢見者は自身の「関心」について、次のように語っています。 今現在も彼に執着しているとは思うが、もしかしたら 「自分がこうなりたいと願ってた男性的要素」を彼の中に見つけて 自分の男性的要素を投影していただけなのではないかという気がしている。 つまり、自分の中の「男」の部分を外に見出したことによって、 「関心」を向けたことによって その下に隠れていた「女」の部分が顔を覗かせたんじゃないかと・・・ しかも、その「女」の部分こそが「私自身」で、 「今までずっとずっと奥底に閉じ込められてきたけど、私は女なんだ」って叫んでいる。 「関心」が「期待」に変わり、次のランクに入ろうとしたとき、 「警戒」という感情が夢見者に、以下のような「予測」させたのです。 「妻子もちの男性」を好きになるのはいいかもしれないが、「不倫」であってはならない。 不倫をすれば、大嫌いな「父親」と同じ末路をたどることになるだろう。 「母親」から、引っ越しという方法で離れることができたのに、母と同じ「境遇」をつくろうとしている。 拒絶しているのに、その否定してきた「両親の生き方」をなぞることになるのではないか。 「憧れの彼」に対して、女性として恋心を抱いているようにみえるけど、 実は、私は私自身に「私は女だ」ってアピールしたいだけじゃないのか? さて、上記の「感情の予測」を前提として、最初の夢をみていきましょう。 電車に乗っているとき、パジャマでした。「関心」のない段階です。 洋服に着替えて、いつもの黒リュックで公園のような場所に到着します。 公園のような場所とは、ボランティアを行うスペースだと思われます。 洋服を着ることで、「関心」という感情の領域に入りました。 当然のごとく、「憧れの彼」が出かけたという「カンボジア」に場面は切り替わります。 ブルーベリーの栽培。働いている人はみな男性。これは、夢見者の事務所。 事務所に、「憧れの彼」を登場させたということ。 「ご褒美」に「御馳走」になっています。 「憧れの彼」がいる前で、「とても大きなブルーベリー」を食べたのです。 「食べる」という行為を「憧れの彼」の前で演じたのですから、「期待」というランクです。 「皮2個分と糸」からできる「飾り」は「ブラジャー」 日本にも似たようなものがあるだろうとは、「日本」にいるはずの夢見者にもあるだろうという意味。 「女性性」はあるでしょうということ。 ここから、一気に・・・「警戒」という感情領域。 「不安や恐れ」と「喜びや驚き」を生じさせます。 小舟で小川を下ります。見送りにきた人たちの中に少年が1人混じっています。 つまり、他にも人はいたけど、その少年が気になったということ。 ロープは、船をつなぎとめるもの。手の甲に顔を載せる姿勢ですから、「祈り」 ブルーベリー農園に、少年を置いてきたのですね。なぜなら、自分自身だから。 少年という「自分」を棄てて、いまは「女性性」を取り戻してお風呂に入っている。 「日本」にいることを強く意識するのは、「カンボジアの彼」の影響から逃れたいという「警戒」の感情。 少年をカンボジアに置いてきたことは、「憧れの彼」への人質であり、放置でもある。 成り行きに任せて、「とらわれてもいい」し、「そのままにされてもいい」という意味。 「不安があり、喜びと驚き」が混じっている奇妙な感情が露呈している。 2つ目の夢は「少女漫画」的進行 ヒロインがプレイボーイの男性と部屋にいくのは 「愛」というタイトルの「ブロンズ像」をつくるため。 「円柱」が二人の身体を貫いています。その作品を専門家に鑑定してもらいます。 「円柱」は「憧れの彼」、専門家は「夢分析者」 となれば、「少女漫画」は夢見者の「夢」となりますね。 鑑定の結果は、「素晴らしい」、「君もいっしょに作ったんだろう」と賞賛されますが、 「愛」というタイトルに納得がいかないのか、「でも、私じゃないいんです」と否定する。 何を否定しているのか? 「私じゃなくて、私の影」 つまり、女性性を取り戻していない「私」を否定している。 「私の影」がほんとうの「私」であって、それは「彼の影」だと言っている。 姿を消してしまうというのは、「引っ越してひとり暮らし」を始めたという事実。 噂は、感情が「予測」した内容のこと。 スカートを羽織るのは、袴をはいているからですが、 時機がきて、袴を脱げば、スカートが必要になるから。 それは、ヒロインの涙で象徴されています。 夢見者が語っているように、「涙」には・・・。 私が認めようとしないのを嘆いているのかもしれません、夢の中の女性性は、ずっと日陰の存在でした。 それと合わせて、その女性性が抱いている、「彼への思い」を認めないことも嘆いているのかもしれません。 「少女漫画」という仮想体験の中で、 夢見者は「感情」の「予測」に基づき、リハーサルをしているのです。 |
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