バスの夢 B
乗り物の夢はよくみている。
実際に夢の中で乗っているのは、自転車、バイク、自動車、バスが多い。
乗っていなくても、乗車前や搭乗前の状況が夢になるのは、
電車であったり、飛行機だったりする。
今朝のバスの夢は、動いているバスに乗っている夢だった。
おそらく最初はわたしが運転していたのだろう。
そう感じるのは、そのバスの持ち主はたぶん「わたし」だからだ。
そのはずなのに、いつの間にか最後尾に近い座席に座っている。
バスは、わたしの座っている後ろ側からでも運転ができるようになっているらしい。
当然のことだが、前の運転席でも運転ができる仕組みになっている。
バスは坂を下っていて、スピードが出ており、
運転の技術が試されるような危険な状況になってる。
出口近くになると、バスの幅ぎりぎりのゲートがみえてくる。
ブレーキも踏まずにそのまま進行している。
わたしは、たまらず、前の運転席に移動しようと、座席をまたぎながら進んでいく。
前の方に何人かいて、何をしているのかと思えば、だれも運転などしていない。
これでは駄目だと、わたしが運転しなければならないと感じている。
運転をしないで騒いでいるのは誰なのだろうかと、少し心がざわつくのを感じている。
後ろ姿の人物が特徴的な頭をしているのに気付き、誰なのかはっきりとわかった。
チームのキャプテンなのだ。
わたしは、結局、運転席に向かってはいるが、運転席にたどり着くことはできないでいる。
バスは、ぎりぎりのゲートを神業のようにすり抜けて、終着点に到達した。
誰が運転していたのだろうかと、後ろの気配を探った。
もうひとりの「わたし」が運転していたのだった。
弟の雰囲気をまとっていたが「わたし」であり、
運転技能が優れている部分を取り込んでいる「わたしの分身」だった。
バスを降りると、わたしはそれぞれのメンバーに次の電車に乗るチケットを配布している。
何人かは、どこにいるのかわからず、手渡しできずに何枚かのチケットが残っている。
そこで、目が覚めた。
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