ハイヤーは無駄な出費 I
会議に参加するために、タクシーかハイヤーに乗って出かけることになっている。
行く先は、地方にある国際路線がある空港だということで、距離が結構あるかなと思っている。
ドライバーが、いくぶん不機嫌な様子で、わたしに声をかけてきた。
すぐそこにある空港に行くのにハイヤーという割高なサービスは必要なかったのではと尋ねてくる。
そうか、ハイヤーだったんだと気づいたが、空港までは距離が近いという事実を不思議に思った。
ドライバーに再度確認すると、〇〇空港はすぐそばにあるし、便利だけど、国際線はないと言う。
わざわざハイヤーを使うのは経費の無駄ではないかとまで言い張る。
そのやりとりが終わる頃には全員が乗り終えていた。ハイヤーは満杯で定員ぎりぎりのありさま。
とにかく走り出し、車窓の風景が変わり始めると、一回りして到着するようだった。
ドライバーは、ほらねという感じで、顔をこちらに向けている。
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