フルフェイスのホイップ&スロー ㉛
フルフェイスのヘルメットをかぶっている男女が、向き合っている。
互いにフェイスの部分をぶつけあいながら、なにやら揉めているようだ。
相手の腕や手を取り合いながら、押し合い争っているうちに、
男の方が小さな子をあやす手つきで「ぶらんこ」ごっこするように
女の手を握って、「ホイップ&スロー」という名前の演技を始めてしまう。
すると、女の方は感極まったような感じて、男に抱きつき泣き出したように見える。
「ホイップ&スロー」って何なんだと思いながら見ていると、さらに回転技まで加えられている。
最後は、投げられてしまうことになるんだろうと思ったとき、目が覚めた。
※わたしは観客のようで、ことの成り行きを見ているだけだったのに、
いつの間にか男性の視点に切り替わっていて、女性を振り回している。
「ホイップ&スロー」という言葉はどこかで聞いたような言葉ではある。
どんな意味かは想像はつくが、実際ははっきりしないので不思議な感じがしていた。
※男女のどちらもフルフェイスなので、顔がみえない。
特定の誰かではない。つまり、どちらも「わたし」ということだ。
男性性と女性性が互いに主張し合い、ガチガチに闘っているということだろう。
結局のところ、男性側が主導権をとったらしいが、女性側も技の出来栄えを気に入っているようだ。
表面上は賛成できないのだろうが、反対でもないという意思表示かも?
最終的に、いろいろと反論となる根拠は述べたものの否定はしていないということなのだろう。
矛盾することを受け入れるときに生じる「葛藤」が創り出した夢のようだ。
思い当たる現実も確かにある。しぶしぶ受け入れていたものを納得したということのよう。
※なぜ、単なる男女の組み合わせでなく、フルフェイスのヘルメットをかぶっていたのか?
フルフェイスのヘルメットを使っての事件は最近増えている。しかもよく捕縛されているから…
もしかすると、そこに「悪意」が漂っていたということかもしれないということ。
「わたし」と誰かの間に、何かしらの「奪い合い」が生じるかもしれないと予測しているのかも?
「悪意」や「善意」の取り扱いに気をつけろということのようだ。もちろん、今後のことを指しているのだろう。
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