バトルグリップ【ばとるぐりっぷ】
TX877ブレード・レールガンシステム
イコノシャフト用に特化して開発された
小型リニアレールガンと格闘用超振動ブレードが一体となった武装。
コストパフォーマンスと使い勝手に優れた完成度の高い武器であり、
実際、ニビル戦役序盤ではイコノシャフトに対し有効な兵器となり、
特に第X艦隊ファイナリスト部隊、
さらに特定するならただ一人のドライバー、
ミール・ホワイトロータスによって驚異的な戦果をあげるに至った。

基本的に両脇にマウントされている2つのバッテリーパック
(実際は発電機)が各々レールガン超振動ブレードへの電力供給を
行っているが、ドライバーの武器使用に応じて供給割合の変更も可能である。
またレールガンの発射スピードを変更する事によって威力の調節も可能。
マキシマムパワーだとチャージにロスタイムが生じるため、連射が出来ない。
この辺もドライバーの好みによるところであろう。
チキなどは威力は落ちるものの高速連射が可能なモードを好んで使うが、
 フーメイレミィなどは一撃必中タイプのためマキシマムパワーでの使用が多い)

レールガンの弾丸には薬莢の必要が無く、1カートリッジに100発装填されている。
予備カートリッジはコマンドシェルの腕の両肘の部分に計4本装備。

バッテリーパック1個に対してのスペックとしては
レールガンが連射モードで500発、フルパワーモードで120発の発射が可能。
ブレードは連続で5分40秒使用可能。
通常、対象物を切断する瞬間にのみ振動スイッチをオンにする。

軍用コマンドシェルの武装であるが、同小型モデル
(火薬発射式ライフル、ヒート[高熱]ブレード)がLBTでも使われていた。

本文:金子良馬、山口恭史 
初出:II-p6 「未完兵装ルナシャフト設定資料集・用語集」
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