11月末からベルリンはクリスマス気分。1週間ごとに蝋燭をつけたり、毎日小窓を空けて中からチョコレートを取り出して食べたり、いくつか慣わしがあります。このチョコレートはバッド・サンタという映画にも出て来ます。記事はいずれ出します。

日本のように華やいだ色とりどりのクリスマスではなく、日本で言えばさしずめお正月。飾りの色は白色電球中心。デコレーションは藁のストローで作ったような色中心、そういう飾りを深緑のクリスマス・ツリーにつけるので、地味ですが上品です。で、比較的静かな雰囲気になります。イブまではそれでも繁華街にクリスマス市が開かれ、プレゼントに良さそうな品々を売っています。

この季節になると売り出すのが、砂糖で包んで煎ったアーモンド、おとそと似た香料が入った温かい赤葡萄酒など。

いよいよクリスマスになると、皆帰郷したり家族が集まって一緒にご飯を食べます。この時期だけはお酒の好きなドイツ人もやや控え目。クリスマス独特のケーキとコーヒーなどで過ごします。家の窓を点滅する電気で飾る人もいます。七色の場合もありますが、控え目でけばけばしくしません。ツリー他の飾りはクリスマスが終わっても新年の最初の週ぐらいまで飾り、その後はまた現実世界。

今年の12月もジャズが大きな顔をしていて、ソウル、ブルースはやや劣勢。それでも夏に比べるといくつかありました。John Lee Hoocker Jr. & Band なんてのを発見しましたが、あの John Lee Hoocker の子供なんだろうか。とにかくアメリカからのグループなので、もしかしたら・・・本当？カシモドなんて一流の店だし、間違い無い？

いずれにしても Utam さん、Othum さん、井上さん、その他音楽好きの皆さん、良いお年をお迎え下さい。