映画のページ
2005年4月16日-17日
別にファンの次がファンタと洒落たわけではないんです。偶然発表の時期と重なっただけ。
今年のラインアップが発表になりました。今年は6本でなく5本。前回と違い自分の見たい物だけを選んで見られるようになりました。ベルリンでは初日が欧米系の作品、2日目がアジア系の作品という風になっています。他の都市ではごちゃ混ぜになっている所もあります。
まだ見ていないので本当のところは分かりませんが、パンフレットの説明を読むと期待をしても良さそうです。つまらないのははずそうと思いますが、5本とも良さそうに見えるので、結局は全部見ることになるでしょうねえ。
では軽くご紹介を。
ファンタでは東欧の作品は珍しい方で、去年のオープニングがハンガリー映画(あまりおもしろかったので、一般公開された時にまた見てしまった)だったのも東欧にとっては快挙。ロシアの映画はソビエトにせよ、ロシアにせよ滅多にというか、ファンタで私は見たことがありませんでした。しかもこの作品はかなり期待してもいいという話が届いています。狼男の話らしいですが、大昔見た文芸物などとは全然イメージの違うスケールの大きい特殊撮影大盤振る舞いのアクション映画だそうです。期待しちゃうなあ。
後記: 見ました。ハンガリー映画は全く違うテーマ、違う演出ですが、稀に見るおもしろさです。指輪物語、マトリックスなどと同じく三部作として企画されています。次が楽しみです。できれば大きなスクリーンで見ることをお薦めします。
出て来るのは狼男ではなく、妖怪大集合。とは言っても、全然安っぽい話ではありません。第1話には熊男などもいるのですが、熊になっているところは画面に出ません。ちょうど人間になっているところで人間語を話すので熊語の通訳は必要ありません。《特殊撮影大盤振る舞いのアクション映画》というのは本当でした。脚本は深く考えて書かれているので大人向き。
見ませんでした。
ウェス・クレイブンなのである程度の質は保証されているでしょう。点が甘いかな。もう1つの興味は美貌のクリスティーナ・リッチ。(実はお気に入りの)リース・ウィザースプーンがプリティーでスターなのだったら、リッチも同じぐらいの美貌だと前から思っていたのですが、2人の歩む道は正反対。ウィザースプーンは名門の出だからお姫様役は仕方ないのかも知れませんが、彼女、本当は変な役がとても上手。逆にリッチはこれまで変なメイク、変な役ばかりやっていましたが、実はクラシックな美しさも持っているという人。Cursed の宣伝では珍しく非常に美しいリッチの写真が掲載されています。それだけでも見る価値あるかも知れません。
見ませんでした。
あまりおもしろくないという評判も聞きましたが、予告編はなかなかいい出来で、珍しくリンクを載せてみようかという気になりました。
http://www.clubcultura.com/clubcine/clubcineastas/delaiglesia/ferpecto_index.htm
初日の深夜、3本目、最終回なので、深刻なホラーよりコメディーがいいだろうという判断。それに乗せられて、見ようかと思う私が浅はかなのか、はたまた正しい判断なのか。結果は後ほどここに載せます。
内容はよう分からんのですが、超一流のスタッフが協力しているという話。クンパオ! 怒りの鉄拳といい勝負のお笑いかも知れませんが超騒がしい予告が日本語でもできています。これもついでに紹介。
http://www.sonypictures.jp/movies/kungfuhustle/site/index.html
井上さん、もう見た?
どうやら見たようですね (上から2つ目の記事)。そして自信を持ってのお薦め作品らしいです。これは絶対に見なければ。私は少林サッカーを見る機会にもまだめぐり合っていないのですが、こちらの評判もまずまず。井上さんの話だけでなく、ドイツの巷でも噂は耳に入っています。
見ませんでした。いずれ見たいです。
鈴木杏 / Anna Paquin (レイ)
小西真奈美 (スカーレット)
中村嘉葎雄 (ロイド)
津嘉山正種 / Alfred Molina (エディ)
児玉清 (ロバート)
沢村一樹 / Robin Atkin Downes (デイビッド)
斉藤暁 (サイモン)
寺島進 (アルフレッド)
アキラの評判が物凄く高いので、ドイツでは絶対に得をしています。大ヒットしないとしても、ビデオ、DVD店には残る作品ではないかと見ないうちから予想しています。恐らく日本語版だろうと思いますが、英語では大スターが声を担当しています。私はレトロSFみたいなのが大好きなので、そういう趣味とも合うかも知れません。これも期待しちゃうなあ。
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