映画のページ
結果
話を聞いた時期:2008年1月
結果発表:2008年2月
オスカーが決まりました。どうやらデイ・ルイスは今回はおちょくられなかったようです。ストはぎりぎり終了。いつものようなパーティーが開かれたようですが、こちら野暮用で忙しく、まだどんな様子だったか調べていません。
第80回オスカーのノミネーションが発表されました。今年は80回などと切りのいい年なのですが、脚本家がストライキをしていて、俳優が合流したので、ゴールデン・グローブの授賞式は中止。アカデミー賞も危ぶまれています。
アカデミー側は脚本家や俳優が来る、来ないに関わらず、セレモニーは開催すると言ったそうです。ところがこの記事を書き始めてから様子が流動的で、中止かという話も出始めています。
作品
オスカーにはドラマ部門とコメディー、ミュージカル部門の区別が無いので狭き門。
後記: 今年はコーエンの年らしいです。
主演男優
こちらも部門が1つなので狭き門。トミー・リー・ジョーンズはゴールデン・グローブではノミネートされていませんでした。
後記: タイトルだけを聞くと物騒な感じですが、どんな内容かまだ調べていません。ルイスがイギリス人だと聞くとちょっと意外な感じがしますが、ロンドン生まれ。オスカーは2つ目です。最初が1990年。間2つノミネートがあって4回目に2つ目を取りました。ノミネートも受賞も全て主演です。前回は取るかと思われながら逃しています。
主演女優
男性にトミー・リー・ジョーンズ、女性にローラ・リニーと渋い俳優を加えています。ブランシェットはまたダブル・ノミネートで票が割れる危険があります。1年に2作もノミネートされるのは名誉なことではありますが。
後記: ハル・ベリーの年が黒人年だったように、今年は外国年なのかも知れません。ブランシェットは前のエリザベスでも取っておかしくない演技でしたが、今回もエリザベス:ゴールデン・エイジでは受賞はだめでした。
監督
ゴールデン・グローブと半分以上違う顔ぶれです。
後記: 監督と作品の両方にあげないと兄弟が別の家に住んでいるから困るのでしょうか。
助演男優
やった!と思える人も入っています。トラボルタはオスカーからは好かれていない様子。
後記: ウィルキンソンやアフレックは取らないと思っていましたが、同じようなタイプのホフマンが取ったこともあるので、この部門は予想がつきませんでした。
助演女優
後記: ブランシェットはつまらない役でオスカーを貰ってしまい、今年はダブル・ノミネートで票が割れたのでしょうか、それともロビーが弱かったのでしょうか。
脚本
クルーニーの周囲は男性社会という雰囲気で、女性があまり進出できないので、40年、50年前でしたら、女性解放運動のいいネタになりました。最近は女性は女性で進出しているので「そんなの関係ねえ、別に」という話で納まります。脚本に女性が進出するのは本当の意味で女性が社会の一端を担い始めたと言えるでしょう。いよいよ見せかけの女性解放から解放される時期が来たのでしょうか。お互い相手をつぶし合わずに共存できると考える人が出る日は来るか。
脚色
こちらは男性が多いですが、それでも女性も1人入っています。
後記: コーエン兄弟3つ目のオスカー。その上ノミネートがあと1個あります。この兄弟はすでにノミネート、受賞経験がある上、監督をした兄弟のどちらかと寝た主演女優も受賞したという過去があります。彼女が受賞した年のインタビューで「どうやってその賞取ったの」と聞かれた時の答が「監督と寝た」でした。その人は長年一緒に暮らした亭主だったのです。コーエン一家は貰う時は家族でごそっと賞を持って行ってしまいます。
長編アニメ
レミーのおいしいレストランは話はおもしろそうなのですが、鼠の絵がかわいくありません。マウス・ハントの鼠を流用すれば良かった。
短編アニメ
ラスキン、ラビス、チェルボフスキーは第1作でいきなりノミネートです。全体に新人が多いです。ピーターと狼は音楽の方が有名ですが、どういう仕上がりなんでしょうか。
後記: 取ればいいなと思っていた作品が取ったのはいいのですが、オスカー受賞の短篇のアニメを見るにはどうしたらいいんでしょう。
外国語映画
最初から順に、ロシア、イスラエル、オーストリー、ポーランド、カサクスタンです。モンゴルというタイトルの映画がカサクスタンの製作で、主演の1人が有名な日本人という複雑な映画。カサクスタンという名前を表に出してありますが、お金はドイツ、カサクスタン、ロシア、モンゴルが出しています。これをカサクスタンが受賞とするのでしょうか。どうもその辺のシステムが分かりにくいです。
オーストリーのタイトルは訳すと贋作者とか贋金作りなどという意味。何を偽造するかで日本語では言葉が違って来ますが、ドイツ語では全部まとめて偽物を造る人という意味です。
後記: 日本は逃しました。どこに日本が入っているかと言うとカサクスタン映画のモンゴル。それでも最近日本人がスタッフだけでなく、キャストでもノミネートされるようになったのはうれしいことです。
撮影
美術
後記: 作品は見ていないのですが、バートンの作品だったら美術はいいだろうと予想していました。
衣裳
後記: 歴史物なので衣装に凝ったのでしょう。前作もそう悪くなかったような記憶があります。
音響
ボーン・アルティメイタムの音響が特に良かったとは思えないのですが。
後記: これが不思議なんです。私映画見たんですが、何か賞をあげるのならストーリーとかスタントがいいのではと思うのです。脚本賞をあげようと思っても原作の小説があるので、脚色賞になってしまいます。小説がしょうもないのに映画がおもしろくなったので、脚色賞が適していると思います。スタント賞というのは今の所ないので、納得するのは脚色賞。
編集
後記: これも納得しませんねえ。編集賞ってのはメメントとかパルプ・フィクションにあげるような賞でしょう。ボーン・アルティメイタムはそれほど凝った編集ではないのです。筋運びとか扱うテーマがおもしろい作品です。
音響編集
後記: これは陰謀だ!ボーンがこんな部門でオスカーを貰うなんて。理由は上を参照。
視覚効果
後記: これおもしろそうなので、いずれ見てやろうと思っています。
メイクアップ
後記: 日本人の名前もノミネートに入っていました。パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンドが受賞したらジョニー・デップのメイクということなのでしょうか。あれは確かに愉快でした。
音楽(オリジナル・ソング)
後記: 魔法にかけられてが3回も出て来るので、どこかに行くかと思いましたが、予想は見事はずれました。
音楽(作曲)
短篇
ドキュメンタリー(短篇)
ドキュメンタリー
功労賞、科学技術賞、特別賞
Gordon E. Sawyer 賞
この他イーストマン・コダック社とか、科学技術の関係者など芸能関係でない人も大勢受賞しています。
この後どこへいきますか? 次の記事へ 前の記事へ 目次 映画のリスト 映画以外の話題 暴走機関車映画の表紙 暴走機関車のホームページ