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南側全景 |
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クリニックのテーマカラーであるグリーンの壁の裏が一般外来の入り口。 |
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木のぬくもりを感じる外観。中央のアルミドアは隔離部門への出入り口。 奥に小さく一般の玄関が見える。 |
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待合室 内装材に木を露出した空間。左には感染対策を行った受付。 |
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木に囲まれた林の中のイメージのナースルームの相談コーナー。その奥には処置コーナーを配している。 |
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ナースルームの相談コーナー。 |
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ナースルーム奥の検査コーナー。
左手のドアは隔離部門となる3つの診察室。 |
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(写真撮影/松村芳治) | |
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パンデミック時代の安全と安心のクリニック
パンデミックの時代において、感染症への対応を重要な課題としてとらえ、隔離部門の充実と換気を重視しました。隔離部門としては、外部のポーチから直接出入りできる通路に面し、小さな3つの隔離用診察室を設け、一般の患者さんの動線とは分離できるプランとしています。ただし分離により隔離部門への観察がおろそかにならないように、この隔離診察室はスタッフが常時業務している処置室とバックヤードに隣接した配置としています。
換気設備は一般診療部門から隔離部門への風の流れができるように、窓や吸気口を一般診療側に設け、隔離部門には大きな容量のストレートシロッコファンを設置し、運転時は隔離部門が陰圧になるようにしています。
周囲の低層住宅に対しての影響を抑えるため平屋建てとし、また来院患者用の駐車場は19台確保し、近隣への騒音等の配慮をしながら配置計画を行いました。
木のぬくもりが感じとれるクリニックが患者の癒しの場となり、森に入り込み、林の中のような居心地の良い空間の中で子供たちが診察を受けることができればと願っています。また無垢の木材を利用した在来木造建築とすることで資源の循環を図り、断熱性能を上げることで環境に対する負荷の低減を行っています。
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(株)古田建築設計事務所
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