巷では\14万台の中国RIGOL社製の格安スペアナDSA815が話題になっている。8月のハムフェアでは国内代理店のLEADER社がブースを出してPRに努めていた。アマチュアハンドメーカーとしてはやや気になる製品だ。ところが、それを横目に訳あって本格的スペアナADVANTESTのR3273を手に入れることになった。1Hzの分解能、100Hz〜26.5GHzの広帯域、-154dBmのノイズフロア、数々のAuto機能・・・どう見てもDSA815の出る幕は無い。 写真はコタツの間で店開きしたR3273の様子。VGA出力がありPC用モニターにも表示させてみた。オンマウスはR3265とのツーショット。実際に使ってみると同じスペアナなのにこれほども違うのかと感心する。R3265もそれなりと思っていたがとても太刀打ちできるレベルではなかった。R3273の自動IM測定は自動的に相互歪を検出し波形と値を表示する優れ機能。一度使うと病み付きになり測定や評価が楽しくなる。昔からスペアナは周波数を測る機械ではないと思っていたが、このクラスになるとその辺に転がっている周波数カウンタより精度が良い。本当に「恐れい入りました!」となる。マニュアルには2001年とあるから、それでも10年以上経過している。 |
ここ2・3日朝の気温は9.5℃程度と比較的温暖だったが今朝は4.5℃とやや冷えた。一ヶ月前なら大慌てだろうが、一度3℃台の日があり、体も大分寒さに慣れ動じる事はないから、慣れって凄いと思う。 朝食後JA出荷用の早生ミカンの不足分を切る。一度カミサンたちが切った後なので中々荷が出来ないが、11時頃までに何とか形になった。面倒なのでやや着色不足のを切るとカミサンからチェックが入る。味は変わらないのにこの手間は何とかならないものかと呟くが、外観で格付けしたがる日本文化か・・・。 写真は田んぼ(昭和37年まで田んぼだった)のミカン畑から見る自宅のアンテナタワー。8時20分にようやく畑の南西角に日が差してくる状況で、日照時間の少なさが良く分かる。 ちなみに現在の日没は14時半から15時。朝起きた頃から晩飯前まで陽が当たる土地とは全く異なる成長(独特の味)をするからミカン作りって面白い。 オンマウスは昨夜交換した自作トランシーバのDC100V(MATSUSHITA製)リレー2個。この時代のリレーは筐体金属をソケットへ導く回路が構成されているが、新規投入品にはそれが無かった。 |
この日も朝からミカンの撰果。陽ざし具合で色が異なって見えるから均等な撰果は難しい。昔から外光を頼りにしているが、曇りと晴れでは光の色温度が異なり、元々アバウトなことをやっている。定額契約の電気があるので専用照明を付けたくもなる。午前中にほぼ目的量を確保したが、気持ちはもう少し欲しい。 写真は午後、畝を崩し里芋を掘り出した様子。オンマウスは家の東側にある借用地「舞台」でのスナップ。遠方を見てたたずむ親父と里芋堀に忙しいカミサン。 実は、昼休みに懸案だった屋根裏シャックへの連絡同軸(8D-2V)を階段から屋根裏へ変更した。ヘッドランプを着けて靴を履き久し振りに屋根裏へ侵入。同軸は電灯線から離し1間おきにナイロン紐で梁へ縛り付け、一旦軒先へ出し、通線孔からシャックへ引き込みANT同軸SWへ。屋根裏運用する場合はこのSWで屋根裏を選択する。 これで階段と2F物置を貫通していた同軸が消え快適になった。ことのついでに、この日の深夜は復活させた自作トランシーバのスタンバイリレー(DC100Vx2)を交換。これでRIT電圧が安定した模様。JN4UCA・JA2LWOと3.5MHzでラグチューし床に就く。 |
今日は午前中お寺で観音会の集まり、午後は27日の早生ミカンJA出荷にあわせて撰果作業に時間が流れた。 写真は朝10時から菩提寺である保福寺で始まった小雨の中の秋の観音会。遠くに東名〜新東名連絡路が見える。最初はお寺の観音像前でお経と線香をあげ、引き続き本堂に開場を移しお経と線香をあげた。 その後別室で観音像入りの写経を行い昼食となった。こうしたお寺と檀徒とのふれ合いは貴重だと思う・・・集まった皆さんの顔を見ていると、こう言うのって理屈じゃないなぁって感じてくる。 オンマウスは27日の早生初出荷に備えた撰果の様子。ミカン越しに自作のストレートラジオが見える。これでR1を鳴らしている。中々良い音で地元静岡のJOPKが鳴る。ラジオの話をネタにカミサンと世間話するのも楽しい。 早生ミカンのJA出荷が終わると残った早生ミカンの処理で恒例のOrangeVillageを開村する予定。ミカンはその後青島温州、太田ポンカン・ハルミの収穫へと移って行く。これから1ヶ月忙しい時間が流れる。ますます無線が遠ざかって行く様な気がするが踏ん張るぞ!。 |
徹宵業務があり浜松で夜を明かす。風があり寒い。白々と夜が明ける。6時過ぎ業務完了、浜松を後にして静岡へ向かう。行き交う車は未だヘッドライトを点けている。何とも言えない夜勤明けの気だるさが漂う。この仕事は予定されたものだったが、実は前日18時半に帰宅し22時の出勤に備えていると、市内で緊急業務が発生し対応。そのまま浜松へ向かったため、本日帰宅する14時半頃まで1日半以上眠っていない。まだまだ元気だと思っているが、最近は翌々日かそれ以降に影響が現れるので要注意だ。 写真は6時41分、東名高速道路牧之原SA付近からの日の出。運転は同僚で、助手席から撮影。オンマウスは文豪ミニ7RXワープロ修理の御礼で届いた桑名のハマグリ。味噌汁に鍋料理に活躍。 12時退社。真っ直ぐ帰宅せずトヨムラへ向かう。ところが休み。モービル電源フィルタの物色を考えたのに残念。南幹線を清水方向へ走り入江岡を左折して巴川を渡る。魚町を過ぎて江尻小学校方面へ左折。お馴染み局を探す・・・あった!。アイボールは次回の楽しみと決め帰路を急ぐ。旧R1を渡り秋葉神社前を下って一中の通りを左折。ユニオン無線前を通り袖師へ。お決まりのコースで帰宅。早々に床へ。 |
カミサン所用のためニヤニヤの朝。しかし、モチノキの剪定や親父の運転手に食事の準備、そして友人宅のお通夜参列と忙しい。剪定は恒例で、伸びた枝を払い枝同士が接触しない様にする。気が多く物持ちの良い者にはちょっと難儀。でも意を決し刈り込むと何とかなるもの。それを見た親父が上手く刈ってあると呟く。カミサンは講釈をのたもうたがこちらは馬耳東風。7MHzモービル受信がザッザッとレベル変動するため様子を診る。IC-706をシャックへ持ち込んでアンテナをつないだが問題ない。それではとIC-756を車へ運び確かめると同じ状況でTRCVは無罪。ではTuner?と中コネでスルーするがこれも同じ。結局SAGANTが犯人と結論。調べるとアンテナ基部内で、エレメントが揺れると接触状態が変わる模様。ザッザッの間隔はエレメントが揺れる周期と判明。基部を分解しネジの増締を実施、何とか落ち着く。事のついでに偶然聞こえた川崎の旧友JR1TQRを呼ぶ。応答があり数年振りの交信が実現。だが今度はダイナモノイズが気になってきた。電源に フィルタが要るか…アマチュアなら自作しなきゃと勇ましい。ところで昨日のワープロ。無事到着したと依頼主から電話。諦めていたことが叶って本当に嬉しいと…こちらも同様と告げる。 |
11月13日に三重県の御仁よりメール。80歳を超えるご高齢の友人のワープロ「文豪ミニ7RX」の電源が入らず困惑、何とかならないものかとする内容だった。その友人は30年も短歌を親しまれ、ワープロに記録されて来られたようだ。動かなくなったワープロや読めなくなったデータを前に、途方に暮れられる姿が頭の中を過ぎった。即OKの返信をしてワープロの到着を待った。実はネット検索中に拙作サイトを発見しメールに至ったらしい。そして本日、昼食前にワープロが届いた。食後、慣れた手付きで分解して様子を見る。やはり電源のOVP制御が働きインバータを停止させている。これを苦肉の策で制御スルーさせて無事復活。お役に立てて幸いとする簡単なメッセージを添え、16時には依頼主のもとへ旅立った。 写真は修理途中、電源投入しワープロ起動を確認している様子。メニュー画面まで立ち上がっているが、プリンタの組み込まれている上カバーは未だ外れたまま。オンマウスはコタツの間で始まったワープロ修理風景。奥に分解したワープロ文豪ミニ7RX、手前のコタツに電源部と拙作HPの文豪サイトを表示したノートPC。それに関係資料と依頼人からの熱いメッセージが書かれた便箋がある。 |
先週昨年まで勤めた会社の甲府在住の旧友から電話があった。名古屋時代に一緒だった仲間が東京から来るので集まろうと声が掛かった。二つ返事でOKを伝えたが、早いものでその当日になった。 午前中は富士に所用があり車で往復すると14時半。午後半休を頂きR1とR52をつないで甲府を目指した。 途中R52のローカル電波伝搬に興味があり、JA2AYH風間氏にお付き合い頂き51.14MHz/FMで県境まで交信テスト。新清水IC前まではポイントを選べば交信が可能であることが分かった。しかしその先はNG。バンドを7.099MHz/SSBに替えてみたがスキップ状態でNGだった。150Km以上も離れた関西や新潟方面の信号が良好だった。 甲府へは17時頃到着したが既に真っ暗、交通渋滞に遭遇し目的地着は17時半だった。懐かしい友人たちとの再開で深夜まで盛り上がったのは言うまでもない。翌朝は5時45分に宿を出てR52を南下、新清水ICから新東名へ入り新静岡ICからの出勤となった。 写真は16時27分頃、甲府へ走るR52身延町西島地区のスナップ。右に富士川、前方の山の上に細長い雲が横たわり、夕日で赤く染まっている。看板には「つむぎの湯」とある・・・今度家族で来てみるか。 |
既に早生ミカンの出荷が始まっている。当地は日照時間が少なく着色も遅いため、昨年の反省から月末27日に出荷を予定している。その直前がミカン切りになる訳だが、それまで日当り改善や肥料撒に農薬散布等ケアが続く。10日は、朝から田んぼのミカン畑で、枝を吊ったり下から支えたりと忙しい。時々早稲の小玉を口にすると中々濃厚な酸味と甘味。 さてオンマウスは伊野のポンカン畑で生育の悪い木を切り倒した様子。台風で45度以上も倒れ根が浮き上がり、実をつけても成長が止まったままだった。切ってみたら写真の通りカミキリ虫の住処になっていた。台風さえなければ今年くらいは収穫が出来ただろうと思うと残念だ。意を決し根元から伐採・・・3本程あっただろうか。普通はこんな時期には切らないよねぇとカミサンと苦笑。1年間手を掛けてきたのに・・・自然って中々厳しい。 写真は11日親父とカミサンと尋ねた口坂本温泉。周辺は紅葉が始まっていた。昼頃から雨が降り出し帰宅する頃には本降りとなった。ここの温泉のヌルヌル感は素晴らしく、肌はすべすべになる。往路、51MHzで清水のローカルを呼ぶが、牛妻を過ぎると不通だった。 |
今日まで4日間、沼津港で所用があり毎日5時起床の朝が続いた。さすがに晩秋、晩は17時にもなると真っ暗で外の仕事はやり難い。したがって夜明けの時間に合わせた始業が効率的な作業には必要だ。夏場なら日が長いからアバウトな時間設定でも何とかなるが、この季節からは気をつけないと通勤渋滞もあいまって、十分な作業時間が確保出来なくなる可能性があるので気を使う。昨年まで勤務した雪国(北陸福井)方面では、12月には絶対の山で工事は行わない・・・雪が積もったらアウトだから。天候不順や半分屋外の環境の中、おかげ様で所期の目的を果たし作業は完了した。 写真は沼津港の日の入り後の様子。遠く駿河湾越しに見える稜線はどの辺りだろうか・・・7日17時22分撮影のもの。夏ならまだ日が出ているなぁと、日が短くなったことを同僚たちと嘆いた。 オンマウスは最近コーヒーに凝っているカミサンが、毎日入れてくれたコーヒーポットとカップ。出勤時に月極め駐車場でいっぷく。それにHimoundの膝打ち電鍵MK-707。こんなモノを膝に挟み込んでモービルでCWを打つなんて、本当に物好きだと思う。これでも極東ロシア辺りなら7MHz辺りで何時でも交信できる。 |
ずっと前からもう一度登りたいと思っていた田代峠(1020m)。東海自然歩道が山梨の南部町から静岡の清水区へ入る県境に位置する。前夜、登って来る!とカミサンに告げ、朝5時半に家を出た。何故そうなったかは10月8日の記録を参照されたい。6時25分、大平の集落を抜け林道のゲートに到着。車を捨て暫く歩くと懐かしい登山口。ところがそこにロープ。先にも登山口がある様だが「当時」に拘りロープを突破。すると直ぐその意味が判明。台風で橋が流され崖が崩れていた。そんなの何のそのだが、こんな所でよく自転車を担いだものだと当時を偲ぶ。そして7時半、無事田代峠に到着。 写真は34年振りの田代峠。愛用のランドナー(FujiFeatherCompo)を担いで超えた。当時は植林間もない木が多く眺望も良かった。今は森に成長し眺望はゼロ。あの暑く苦しかったシーンが目に浮かぶが、この風景からは当時を想像することはできない。峠を越えると4Kmで南部町奥山温泉。左に行けば青笹山、右に行けば徳間峠に至る。また林道が整備され(一般車通行禁止)静岡県側は峠手前200mで林道への出入りが可能。山梨県側も林道が延びている様に聞く。オンマウスはカミサンと尋ねた大道芸ワールドカップ駿府城公園会場。凄い人出だった。 |
午前中はカミサンと舞台でサツマイモ掘り。どうだろう、今年最後だったが30Kg程はあっただろうか。竹の背負籠に山盛りと南京袋に詰め込んで家まで運んだ。 サツマイモが片付くと今度は子供たちへ送る早稲ミカン切り。今年初のミカン切りだ。夏の日照りと水不足が手伝い、今年のミカンは味が濃厚。大した量じゃないがビクに2杯程度を持ち帰った。 すると畑の垣根のマキの枝の伸びが気になり枝払いが始まってしまう。植木屋だ。そして日当たりの悪い青島ミカンの枝支えのために竹薮で枯れ竹の切り出しなど。いくら時間が有っても足らない週末を過ごしている。 写真は翌日、小玉が好きで摘果しなかった早稲ミカン。それに柿とサツマイモにサトイモを詰めている様子。手元はカミサン。おっと、新聞紙の中の大根を忘れていた。これらが我が家の秋の味覚だ。この日の午後、北名古屋市在住の長男一家へ発送。東京の次男と群馬の三男へはミカンと柿を詰めた。オンマウスは午前中に掘り起こした今年最後のサツマイモ。背中はカミサン。朝の日差しを受けた逆光が中々グッド。ところで今年の柿の最悪の出来だった。 |
久し振りにHFモービルがやりたくなり、ここ暫く色々なトライをしてきたが、ようやく一定の形になった。当初は、先代の愛車カリーナワゴンに倣い、LDGのAT-11やSGCのSG-230を組み込んでみたが、50MHzに対応してないため最終的に除外。50MHzを含んだLDGのZ-100PlusがIC-706MKUとの親和性も良いため急遽購入することになった。購入先は円高を生かしてリーズナブルにLDG製品を取り扱うキャッツインターネット。実は最初は半信半疑だったが、友人のJJ2NYT中西氏の勧めもあり試してみると、これが中々の優れもの。 写真はフォレスターの後部ハッチ・ガラスへ吸盤で取り付けたLDGのZ-100Plus。手の平に乗るATUで15年程前に使っていたLDGのKit_AT-11と比べると小型軽量高性能で隔世の感ありだ。50MHzまで使えるので、IC-706MKUをANT-1/HF〜50MHz、ANT-2/144〜430MHzで使い分ける場合に好都合。IC-706MKUのTUNERボタンを押すとCW低電力でチューニングを開始する仕掛けになっている。 SAGANTの7/50MHzホイップへ同軸長30cmで給電しているが、10〜29MHzの全バンド運用が可能となった。膝元で横振れ電鍵を叩き7/10MHz/CWのモービル運用も楽しんでいる。 |