2001/3/16 オープン
内装設計、現場監理をしたIKMOが書く現場日誌15

この時点では、インターネットカフェはまだオープンできなかった。というのも、無線LANでMacを接続する予定で久保田さんの友人に頼んでいたそうだが、それが間に合わなかった。インターネットカフェの部分は電気を消したまま、窓のスクリーンも閉めたままのオープンとなった。 そのせいか、外を通る人の中には、まだオープンしていないと思っている人も多かったらしい。久保田さんの意向で、看板も広告も出さなかったせいもあるだろう。何屋ってわけでもないし、店内の作品を覗いていいなって思った人だけに入ってもらったらいいって考えだった。雑誌にも発表しなかったのは、久保田さんが「口コミで広まってほしい」と考えたから。「雑誌の取材が来たら、どういうルートで情報がいったのか聞きたい」っておっしゃっていたから、それほどの自信があったんでしょうね。
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