 家庭の窓
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明けましておめでとうございます 幸多き新年をお迎えのこととお慶び申し上げます
本年もよろしくお願いいたします
隣接する田んぼでは二番穂が実を付けていましたが，今年は実入りは少し良くなかったように見受けていました。夜回りの仲間と側を見回っている際に，一面にそれなりの実入りをしている２番穂を眺めながら，勿体ないと言いながらも，刈り入れることができないそうだと聞いていました。
正月の青空の下，田んぼの肥やしのためでしょうか，暮れに切り置かれた２番穂が黄色の絨毯となって鮮やかです。そこに黒い烏が数羽の他に１００羽ほどのスズメが舞い降りて稲穂を啄んでいます。臆病なせいでしょうか，ちょっとした異変に驚くように一斉に舞い上がってきます。庭木の花海棠の枝に群がって留まっています。ガラス戸のすぐ目の前で，何事か一斉にさえずりながら，田んぼに飛び降りて飛び上がってとせわしなく繰り返しています。
最近はスズメを見なくなったという声を何かの折に耳にしたので，少し気にしていたのですが，こうして目の前でたくさんのスズメが舞い踊ってくれると安心します。住宅地の中のポツンと一つの田んぼですが，どうやって見つけてくるのか，どこに住んでいるスズメたちなのか分かりませんが，日中に姿を見せてくれています。有難いことです。食べ尽くすまでの数日間を，驚かせないように，見届けています。
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