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2006.05/2006.07
日記の
フリ
日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。
日付ごとにアンカー付けています。e.g.
http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary0606.htm#yyyymmdd
2006年6月
読・
観・聴・その他
6/29
(金)
劇団ひとり『陰日向に咲く』幻冬舍
を読んだ。それぞれの物語が完全に独立しているわけじゃなくて、関連づけまでやってのけている。「Over run」がいいです。
6/28
(水)
カトリーヌ・アルレー『死の匂い』創元推理文庫
を読み終わる。昔、『わらの女』を読んだときには後味の悪さに本をすぐに処分してしまったおぼえがある。嫌いというより、勧善懲悪が崩れたものを読んだこ
とが子どもには衝撃的だったのだと思う。でも今はアルレー大好き。登場人物が少なくて、心理戦がみっちり行われる作品なんて特に面白い。処女作にはす
べてが出るというけれど、このデビュー作には彼女の基本が詰まっているなあと確かに思った。
6/27
(火)
なんとなく馴染みになりつつある花屋さん。買う鉢を決めると、「お花どれがいい?」と小さな花束をつけてくれようとしたので、そことは別の場所、もっと奥
のほうに置いてあった緑色の蕾を指差して「あれはなんですか?」と聞くと、「うちのお客さん、こういう人が多いのよね」とげらげら笑いながら言う。それは
もう売り物にならない花だけどかわいそうなのでちょっとのけておいた、という感じのものだったらしい。レジ脇にダメ寸前なのを置いておいたら「それくださ
い」と言われることが多いとのこと。結局、「これも持っていきなさいよ」とかわいらしいピンクのなでしこを付けてくれた。
6/26
(月)
上野誠『おもしろ古典教室』ちくまプリマー新書 を読んだ。
一曲をまったく間違えずに弾きとおすことができるってことがもう絶対無理だとハナっから諦めていることは間違いなのだろうか。
6/23
(金)
呉智英『言葉につける薬』双葉文庫 を読んだ。
6/22
(木)
漫画を3冊読んだ。浦沢直樹『PLUTO』小学館。コンドウアキ『フリーな2人』ソニー・マガジンズ。益田ミリ『すーちゃん』幻冬舍。
6/20
(火)
呉智英『バカにつける薬』双葉文庫 を読み終わる。
揺るがないと思っていた決心が少し揺らぐような出来事があった。問題提起というには硬い。どちらかというと柔らかな光を当てられたようなもので、だからこ
そ迷うんだなあ。確率20%というのは客観的に見ればすごく低いんだけど、今までゼロしか考えたことがなかったので私にとっては相当高い。自分の心に変化
が起きない限りは確率は0%のはずなので、なんらかの変化が自分の心に起きるのだろうか、という不思議な気持ちになる。でも、自分の気持ちなんてどう変わ
るかわかんないもんな。
6/19(月)
近藤史恵『にわか大根』光文社 を読み終わる。
6/18
(日)
渡辺有子『おいしい台所道具。』主婦と生活社。
「キャベツときゅうりのごま酢あえ」、おいしかった。六本木のリビング・モティーフに行ってみたい。いろいろ
なものをすべて捨てたら。
6/14
(水)
シ
ネマート六本木でスティーブン・フォン監督「ドラゴン・プ
ロジェクト」(香港・2005)(紹介サイト)。以
前ファンだったスティー
ブン・フォンが主演、しかも監督。おまけにアンソニー・ウォンが出ているというのでみてみました。香港映画らしいB級さも期待して。今まで見た中で、もっ
とも衝撃的なワイヤーアクションがありました!
すばらしすぎるよ、チウさん。スティーブン・フォン主演だとはいえ、彼によるアンソニー・ウォンリスペクト映画にも思えて良かったな。
6/13
(火)
きょうまでに読んだ本。竹内薫『99.9%は
仮説』光文社新書。小
池太郎『あなたを変える整体』大村書店。定
金伸治・乙一・松原真琴『とるこ日記』集英社。
など。
『とるこ日記』はウェブ
での連載をまとめたものらしく、本文に対する「ツッコミ」が本という形態で行われてる。残念ながらとても読みにくかった。おまけに、
本編じゃなくて乙一の袋とじ短編「暗黒天使」が一番良かった。
小学校のとき、自転車の乗り方の講習があったのかパンフをもらっただけなのかは忘れたけれど、右に曲がるときには右手を横に伸ばすか肘から曲げて上向きに
する、というのを読んだ記憶があって、でも、その当時だって今だって、そんなサインを見たことはなかった。が、きょう、右手を伸ばして自転車に乗っている
おじいさんを見た。まさかな、と思っていたら曲がり角でちゃんと右に曲がった。
6/7
(水)
松岡英輔『「挫折しない整理」の極意』新潮新
書。モノは、
使うものだけ整理するという考え。そして、そのモノを3つに分類してそれぞれの整理の仕方を書いている。具体的なようでいて、じゃあどうすればいいのか、
というと、やっぱりまずはいらない物を処分と始まらないのです。前段階として、まずは処分なんです。だって使うものだけ整理するのだから。3つに分類した
モノを整理する方法も、一度読んだだけでは私の頭にはスッと入ってこなかった。なので、もう一度読み直したら実感として理解できてきた。本を読んだら即動
けるというものではないけれど、使うものだけが自分の身の回りにある、と感じられるようになったらとても有効な方法だと思った。
これを読む前に、飯田久恵『「捨てる!」快適
生活』三笠書房
を読んだ。今感じている「いろいろ捨てるぞ気分」のモチベーションがさらに上がって、あせって落ち着かなくなるくらいだった。
で、今まで「文庫本だけは捨てられないな……」と思っていたのを改めて眺めたらあれもこれもいいや、という
気持ちになって段
ボールに詰めまくっている。というものの、まだちょっと甘い選択での処分だと思う。でも、文庫本以外の本は、もっとハッキリ白黒つけられそうだ。早くどん
どん外に出してしまいたい。段ボールに入れてふたをすると何が入っていたのか忘れちゃうんだよね。あんなに大事そうに並べてたはずなのに。
6/6
(火)
習い事の先生宅に行くと、まず挨拶、お茶かコーヒーか聞かれ、2階へどうぞという流れになっている。いつものように2階へ上がり部屋のドアを開けると、先
生の椅子の代わりに真っ赤なバランスボールが置いてあった。どうしちゃったんだろうと眺めつつ普通の椅子に座って待っていたら、お茶を持ってきた先生の姿
の影になにやら青いものが見えた。一回り小さいバラン
スボールだった。生徒用(私)に。なぜ私まで、と思ったけれど、これが案外いい。普通の椅子より疲れない。先生はあまり外にも出かけず、家の中にいて椅子
に座る+座
禅という、あまり運動をしない生活をしている。足の調子がよくなくて医者に行ったらこのまま悪くなると車椅子になっちゃうよと脅されて、バランスボールを
思いついたらしい。
初めてピラティスを体験してみたけれど、ヨガとはまったく違うではないか。のんびりしたところなどどこにもない地味な筋トレだ。しかし、筋トレと違って、
使っている筋肉を意識しにくい。そして、呼吸や姿勢に気をつけないといけないというストイックさも加わる。動きに気を取られ、とてもじゃないけど呼吸ま
で頭が回らなかった。おまけにその呼吸が胸式で難しい。体幹を鍛えるということの難しさがピラティスの難しさなのかなあ。でも、バランスボールも体幹だ
よね。道具をより使うか、自力に重きを置くか、か。
好みからいったら断然ヨガ。ただ、ピラティスで、バランスを取る動きをしたあとに、足の内側がピタッとくっつくようになったことはすごいと思った。たった
一度だけで。私のように身体が硬くても、関係はなくできる運動だし。ヨガは身体が硬いのでとても苦労している。でも、あ、前より少し柔らかくなってきたか
も、という
感覚が得られるのは楽しい。
6/4
(日)
毎日必ず甘いものを食べないと生きていけない。チョコレートひとかけでもいい。といっても、それじゃ物足りない。お菓子の好み。生どら焼きのほか、ロール
ケーキ(ただし一切れに切られているもの)、ナボナ系のブッセ、ダックワーズ、チョトス(のようなさくっとしたものにチョコ味がしみこんだもの)。最近の
ヒットは、ブルボンのソフスイート。チーズクリームはブッセに入っているものならいいが、レアチーズは好きではない。抹茶味のものはアイスクリーム以外は
ピンとこない。モンブランは選ばない。以前はくず餅派だったけれど、最近はわらび餅もおいしいと思うようになった。特に、わらび餅の中に餡が入っているも
のはおいしい。柏餅より断然、桜餅。
話は変わって、5月に読んだ本で書き忘れていたものがなんだったのかどうしても思い出せない。感想は書かなかったものの、結構いいこと書いていたよなあと
つらつらと浮かんでくるので改めて読み返したくなったのだけど、これじゃ探しようがない。2日に読み終わった『不勉強が身にしみる』だったっけ、とぱらぱ
ら読み直
してみたけれど違った(これも面白く読んだ)。
……。ここまで書いてきてわかりました。見つかりました。昨日からのもやもや解消。高岡英夫『だれでも「達人」になれるゆる体操の極意』講談社+
α文庫 でした。
6/2
(金)
長山靖生『不勉強が身にしみる』光文社新書
を読み終わった。
6/1
(木)
生どら焼きに目がない。
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2006.05/2006.07