back to top page

読後メモ index

2013.022013.04

日記の フリ 日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。

日付ごとにアンカー付けています。

e.g. http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary1303.html#yyyymmdd


2013年3月

その他


3/28(木)
泉屋のクッキー の袋入り詰め合わせ(11種類で1050円)を買って毎日少しずつ食べる楽しみ。リッチというよりドライな食感は、素朴でクセになります。懐かしい味。
『レ・ミゼラブル』は最終の4巻に入ってからペースダウン。米澤穂信『リカーシブル』を読んだりしてしまう。

3/21(木)
愛用の箸をなくしてしまったらしくがっかりしている。まちがって捨ててしまったのかもしれない。

3/20(祝)
家にいたらきっとこのまま一日が過ぎてしまうと思ったので、伊勢丹に行ってきた。3月の頭にリニューアルした伊勢丹。しかし、久しぶりすぎて、私にとって はなんでも新しい。それにしても、とことん疲れた……。洋服売場が迷路のようなつくりは相変わらずだったし、どれだけ服があるのだろう……と、人 に酔うより服に酔ってしまった。若いときには足を棒にして半日くらいたっぷり歩き回ってじっくり吟味したものだけど、今やそのエネルギーはないと実感し た。数がありすぎても選べないという“法則”がなかったっけ? それも思い出しました。もともと見るだけのつもりでしたが、やっぱり何も買いませんでし た。ちょくちょく行って慣れたいような、年に4回くらいでいいような、自分でよくわからなくなってしまった。
頭が痛くなったので、早めに休みました。こんな休日で良かったのかしらん。

3/19(火)
フランス語の授業の最初には、この一週間なにがあったか聞かれます。今回は昨日誕生日でケーキを食べたと言いましたが、プレゼントはもらったのか聞かれた ので、ケーキがプレゼントですと言うとあまり納得されなかった。まあ、ケーキは厳密にはプレゼントじゃないかもですけど、お互い誕生日なんてそんなもん で、帰宅途中で降りて買ってきてくれただけでも結構ありがかたかったりします。
ちなみに、フランス語でケーキは“ガトー”、プレゼントは“カドー”です。文章にするとちょっと駄洒落のようになって面白いです。

別の話。授業が始まる待ち時間の間にお茶を飲んでいると、溝口健二が好きな先生に「ミゾグチ、知ってる?」と聞かれました。「『雨月物語』しか観たことな いです。『羅生門』は違いますよね……」と言ったら「それはクロサワ」と訂正されました(物知らずでスミマセン)。いまは、You Tubeで無料で観られるらしい。

3/18(月)
誕生日でした。ロートンヌのケーキを買って来てくれたので、久しぶりに堪能しました。やっぱりおいしい!

3/17(日)
少し前に中山七里『おやすみラフマニノフ』を読んだけど、 もう内容を忘れてしまった。なにかに似ているなあと思いながら読んでいたのだが、その「なにか」 すらも忘れてしまった。

『文豪短篇傑作選 BUNGO』。読んだことのあるものが 少なかったので。収録作品を書いておきます。「黄金風景」が一番よかったな。
森鴎外「高瀬舟」/谷崎潤一郎「富美子の足」/芥川龍之介「魔術」/宮沢賢治「注文の多い料理店」/梶井基次郎「檸檬」/岡本かの子「鮨」/太宰治「黄金 風景」/林芙美子「幸福の彼方」/太宰治「グッド・バイ」/永井荷風「人妻」/坂口安吾「握った手」/三浦哲郎「乳房」

最近、大相撲を見るのが少し面白くなってきた。まあ、以前から北の富士さんの解説のときにはワクワクしてたりしたんですが。

16日から利用する電車が横浜のほうまで延びました。時刻表や、最寄り駅の電光掲示板の「元町・中華街行き」なんというのを見ると、ちょっとしたカル チャーショックです。

3/11(月)
台湾版『絶対彼氏』を最終話まで観終わったところ……。先日、二人の行く末がどうでもいいなんて書いてすまなかった。
ネタバレ書きますが反転させないんで、適当に視線をそらしてください。

機械につきものの故障という概念をすっかり忘れていたが、人間に置き換えれば要はこれは不治の病なのだと思う。それをお互い知っていて気遣い、最後の瞬間 まで寄り添おうとする。最後は泣いてしまいました。結婚式のシーンで終わってたら泣いてないのよ。ナイトの残りのエネルギー10秒の意識が見た、リイコと の思い出の再現に泣いた。その映像も、もう鮮明ではなくて曖昧だったり、途切れていたり、フィルムのネガのように色がなかったり。

なんか思ったよりズシッと来たので、きょうはもう早めに寝ます。

3/10(日)
スポーツクラブのあと、お昼ご飯を食べている1時間くらいの間に外の世界が変わってしまった。強い風に少し遠くがかすんで見える。ということが私も同様に この埃の中にいるってことなのだ。駅に着くと、電車が強風のために止まっているとアナウンスがあり、
これはしばらく動きそうになさそうに思えた。なので、自宅まで歩くことにしたんだけど(ゆっくり歩いて20分くらい)、思った以上の強風。そして、マスク をしていない人がいないくらい。私はタオルを口と鼻に当てて対処したけれど、それでも口の中がザラザラして気持悪い。
途中、花粉症もそろそろ耐えきれなくなってきたのでドラッグストアに寄ったものの、薬剤師さんがいなくて効き目がありそうな第一種の薬は買えずじまい。明 日また行ってみることにしてあきらめた。

3/9(土)
デヴィッド・O・ラッセル監督『世界にひとつのプレイブック』(2012年/アメリカ)。ネタばれがあるので反転させます。
ティファニーの目の表情を読みたくて画面に釘付けになり、薄着になったらすごいスタイルに見とれた。身のこなしはいつもキリッとしていたのに、ダンスコンテストのあとにパットから逃げる後ろ姿が、無防備で頼りなげでとっても素敵だっ た。
ただ、パットがティファニーへの愛に気づいたのは、あの手紙が代筆であったと知ったのがきっか けと思って良いのだろうか? あれほど「ニッキーニッキー」言っていたと彼だけに、ラストで「一週間前にラブレターを書いた」ことだけの説 明だけだったのが少し物足りなかった。

3/8(金)
『絶対彼氏』を7話から11話まで。一話一話の展開が早い! 正直言うと、リイコとナイトのカップルに対して「うまくいけばいいなあ」という感情があまり湧かないのだった。ナミキリ氏の「近くにこんないい男がいるの に、なんでナイトを発注したんや」は、すごく納得するセリフだ。二人の結末は確かに気になるが、それよりもソウシの行動に注目をしている。あと2話!

『レ・ミゼラブル』の3巻を読み終わる。やはり、厚みのある物語。

クッキーというお菓子にあまり興味はないんだけど、おいしいクッキーは生ケーキや他の焼き菓子よりも強烈な印象を残すなあと思う。興味がないからこそ期待 してないところに、先入観をひっくり返される衝撃? きょう食べたクッキーにそう思った。

明日は『世界にひとつのプレイブック』を観に行きます。

back to top page

2013.022013.04