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読後メモ index

2013.012013.03

日記の フリ 日記というよりは、気になったこと、興味のあることを忘れないようにメモしてる、ってほうが正しいので「フリ」。

日付ごとにアンカー付けています。

e.g. http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/diary1302.html#yyyymmdd


2013年2月

その他


2/24(日)
バレンタインを過ぎるとひな祭りは近い。そして2月は短いのでもたもたしていると雛人形を出している期間がとても少なくなってしまう。というわけで、あわ てて午前中に出しました。1年経つのは早いなあ。

台湾版『絶対彼氏』の5話6話を観た。事情を知らない端から見たらナイトは相当おかしな人間で、ロボットであるということを知っていてもちょっとイライラ するし、リイコのいろいろな鈍さに対してもイライラする。自分の都合のいいように設定をしたロボットの彼氏のはずが、そのままでは本気で恋する要素がな かった。なのに、そっぽを向かれた途端、本気になったという王道の設定。ナイトもまた、言葉の裏を読むことができない、物事を表面でしか取れないという欠 点を今回の初期化という“事故”を通して克服してゆくのだろうか。この試練って、要はナイトとリイコがしっかりしてゆく過程なのか。再初期化への険しさを 考えると続きが気になるところ。
それにしても、ソウシが自分のことを好きだと知った後もナイトへの恋心を隠さないリイコの鈍感さは相変わらずだ。でも、余裕がなくてそういう振る舞いにな るのもわかる。それを受け止めてリイコに協力するソウシは本当に本当に大人で、安心して見ていられる存在。ファッションも好み。

2/19(火)
吉祥寺で習い事の日。中央線上りに乗ってきた人は「三鷹より向こうはすごい雪だった!」といい、下りに乗って来た私は「新宿ではぜんぜんだったのに吉祥寺 に降りたら雪が!」。帰りもそんな「降ってるの降ってないの?」の境界線を感じながら、午後にはただ寒さが残った日でした。

『レ・ミゼラブル』の2巻をやっと読み終わりました。マリウスが恋に落ちたところでほぼ終わり。恋の病へのかかり具合は、重体級。

その合間に窪美澄『ふがいない僕は空を見た』を読みました が、これが良かった。設定の興味本位で読み始めたんだけど、連作と気づきだしたあたりからどんど ん面白くなってきた。内容は“面白い”というよりは居たたまれなかったり、胸が苦しくなったりするような感じなのですが。単にあらすじを書いたら素敵に描 写できる気がまったくしない。それくらい、状況情景気持の描写がよかったです。

2/11(祝)
昨日は映画の前に整体に行ってきたのですが、面白い眼鏡屋さんのことを教えてもらいました。「眼鏡のとよふく」というところ。整体をしてくれる彼女自身も 3年くらい前にそこで眼鏡を買ったそうなのですが、世界の見え方が違うという話。検索をかけると実際に眼鏡を買った人のレポートがいろいろ出てきて面白い 体験ができそうです。今の眼鏡に少し飽きてきたところなので興味もあります。

2/10(日)
セス・マクファーレン監督『テッド』(2012年/米)を観て きました。夜中の0時終わりにも関わらず席はかなり(ほぼ)埋まっていた模様。
『フラッシュ・ゴードン』で予習をしていたおかげで楽しめる部分が格段に多かったと思います。が、映画ネタなのかどうかもわからない小ネタも満載で、完璧 には理解できなかったのが悔しいです。そのあたりを楽しめないと、ただの“下品な映画”という印象になってしまう。そこはもったいないところだよなあ。

ピアノの先生が話題にしていた、中山七里『さよならドビュッシー』を 読みました。先生は、生徒さんがこの物語を読んでいたので興味を持って読んでみたとのこと。読後感は、ズコーって感じかなあ……。事件じゃなくて事故(正当防衛になりえる)だった、ということで気をそがれてしまいまし た。そんなことを思うのは、私が汚れた擦れてしまった人間だからのような気もします。彼女の人生にとってはそういう結末のほうが未来があるのですから。

2/3(日)
世の中、恵方巻に対しての商魂たくましすぎ。なんだか気持ちが醒めて豆だけ買ってきました。

『レ・ミゼラブル』の1巻を読み終わりました。30日に書いた「司教さんの物語」というのは、司教さんの過去から始まって、今の教区の司教さんになるまで の経緯、日頃の言動、生活、お金の使い道、などが事細かに描写されていたという意味でした。その厚みのある背景を知った上での「銀の燭台」の存在がどんな ものだったのか、いやというほどわかるという次第。
そして、ジャン・バルジャンは司教さんの振る舞いに即座に反応したわけではなく、その直後に一つ犯罪を犯しています。それを経ての改心でした。ともかくド ラマチックです。

台湾版『絶対彼氏』の3話4話を観ました。少女漫画が原作の物語ですから盛り上げ要素はお手のものといったところ。意地悪な女性が出て来てこそ楽しいとい うものでしょう!

いま公開中の『テッド』を観たいと思っていたところ、マイク・ホッジス監督 『フラッシュ・ゴードン』(1980年/米)を 観ておくといいかも、とアドバイスをもらい観ました。すんごいB級なSF映画で、その昔「東京12チャンネルの午後1時頃から始まる映画枠」で放送してそ うなイメージでした。1960-70年代くらいの映画かと思ったら1980年とはびっくり!これがどう『テッド』に関係するのか気になります。来週の連休 中には観に行って謎を解きたいです。

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