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転・送・密・室/西澤保彦 |
2000年発表 講談社ノベルス(講談社) |
*1: 当然ながら、“リモート・ダブル”によってアリバイが成立した(ように見える)状況を一度は作っておかないと、鴻田を超能力者だと見せかけるのが少々難しくなってきます。
*2: もっとも、多恵子の立場からするとそもそも、 “鴻田が多恵子と間違えてリミを殺したのだ、という偽装”(58頁)のために第一の事件を起こす、という必要が薄く感じられるのは否めません。 *3: どこかへ逃亡した後で、念を入れて未来へジャンプしてほとぼりを冷ます、というならまだわかりますが。 *4: とりあえず本書では、神余響子が(能解匡緒とはさておき)遅塚聡子と対面する事態には至っていませんが、どう考えても時間の問題でしょう。 *5: 私自身は『幻惑密室』を先に読んだので、特に違和感はありませんでしたが……。 2014.07.15読了 |
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