事　柄

中国語呼称

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井岡山

      （井崗山）

井岡山

１９２７

〜３４

湖南省と江西省に跨る山岳地帯。
井崗山。革命根拠地。１９２７
年、北伐軍の進出に伴い、矛盾が
激化し、国民革命の主導権争いの
結果、４月１２日、クーデターが
起こり、共産党と国民党側は、完
全に別れることとなった。同年八
月の江西省・南昌蜂起（八一南昌
起義）や収穫時の蜂起（秋収起義）
があり、後、決起した者達は省境
の井岡山に拠った。これらの隊列
が後の中国労農赤軍（工農紅軍）
となる。

毛沢東詞　西江月

長征

長征
（万里長征）

１９３４

      〜３６

江西省の井岡山や瑞金の根拠地に
いた中国紅軍が、一九三四年夏に、
国民党軍の数度に亘る包囲攻撃を
受けた。しかし、やがて支えきる
ことが出来なくなり、江西省根拠
地から撤退し、追撃を受けながら
も、苦難の末、一年後、陜北根拠
地にたどり着いた、この軍旅を指
す。     

文化大革命
までの経緯

１９４９

〜６６

政治運動。現代中国の政治運動と
その結果の流れは、国内に限れば、
およそ次のようである。

建国⇒(政)貧しい農民への土地分
配（土地改革）⇒(政)社会主義的
改造（総路線）⇒(民)人民の反撥
⇒(政)反右派闘争⇒(政)大躍進運
動、人民公社化・鉄鋼増産運動⇒
(民)三年続きの災害で二千万人と
もいわれる餓死者発生⇒(政)経済
調整政策（国民経済の発展；社会
主義化の緩和）⇒(民)「百花斉放、
百家争鳴」の再提案や「海瑞の免
官（海瑞罷官）」「燕山夜話」
「三家村札記」などで批判があが
り、「百花斉放、百家争鳴」が再
び言われ出す。この社会主義化衰
退期に、毛沢東は、「卜算子　詠
梅」を詠んでいる。⇒(毛)「資本
主義の道を歩む実権派」の打倒を
呼びかける。上海より「海瑞罷官」
を批判する論文を発表させる。
（姚文元）⇒(党政)文化革命五人
小組を組織し、文芸・学術上の問
題と限定する（２月テーゼ；二月
提綱）⇒(毛)ブルジョア知識分子
を批判し、全中国の革命化を呼び
かける⇒文化革命五人組は廃止さ
れ、二月提綱は廃棄される。⇒大
字報が張り出され、紅衛兵が「造
反有理」を合い言葉に動き出す。

文化大革命

無産階級
文化大革命

１９６６

 〜７６

毛沢東が発動した政治運動。前項
の記述の通り、

造反有理

造反有理

６６〜

馬克思主義的道理千条万緒，帰根
結底，就是一句話，造反有理。根
拠這個道理，於是就反抗，就闘争，
就幹社会主義。

（反動派に対しては）叛逆には道
理がある。

毛沢東詞　卜算子

修正主義

修正主義

共産主義運動の一派に対する呼称
で、本来のマルクス主義、レーニ
ン主義を修正し、逸脱したものを
指す。文革期の中国の論調で言え
ば、ソ連側の社会主義体制を指す。