huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye






  攤破浣溪沙
            
病起蕭蕭兩鬢華,
臥看殘月上窗紗。
連梢煎熟水,
莫分茶。


枕上詩書閑處好,
門前風景雨來佳。
終日向人多蘊藉,
木犀花。


    **********************


      攤破浣溪沙

病より 起きれば 蕭蕭として  兩鬢 華
(しろ)く,
臥して看る 殘月  窗の紗に上る。
 梢を連ねて  熟水に煎じ,
分茶する 莫し。


枕上に 詩書  閑に處して 好く,
門前の 風景  雨 來りて 佳し。
終日 人に向かひて  蘊藉 多き,
木犀の花。


             ******************

私感訳注:


※攤破浣溪沙:詞牌の一。浣渓沙から発展した形式。双調。平声一韻到底。詳しくは下に示す。韻式は「AAA AA」。
※攤破:本来の形式に字を少し付け加えたものをいう。故に添字(浣渓沙)ともいう。攤破浣渓沙の場合は、浣溪沙の格式「七字、七字、七字。 七字、七字、七字。」に、上片、下片の最後にそれぞれ三字を付け加えたもので、「七字、七字、七字、
三字。 七字、七字、七字、三字。」としたもの。しかし、平仄の配列は相当変わったので、別の詞調の雰囲気を持っている。本来の浣渓沙の詞調はここを押す。
※病起:病臥している寝床より起きあがり。病になってより。病よりこの方。陸游の詩「放翁
病起出門行,績女窺籬牧豎迎。」や『病起書懷』「病骨支離紗帽ェ,孤臣萬里客江干。」に同じく、前者の意。
※蕭蕭:ものさびしいさま。ここでは、髪の毛が抜けて、減った寂しさを謂う。彼女の「C平樂」にも「 蕭蕭兩鬢生華」と、ここと似通った表現がある。
※兩鬢華:両鬢に白いものが混じっていること。華字は、白髪になる。
※臥看:臥せたまま看る。寝たまま眺めること。
※殘月:夜が明けても残っている月。有明の月月。朝方の月。
※上窗紗:窓のカーテン(紗)に(月が)上った。窓のカーテン越しに月影が見えることをいう。
※豆:白。ビャクズク。多年生常緑草本。初夏に薄い黄色の花を著け、秋に実をつける。生薬でもある。なお、豆は、現代語では、豆年華といって十三、四歳のローティーンの少女を指す。杜牧の詩「贈別」「娉娉嫋嫋十三餘,豆梢頭二月初。」からきている。蛇足だが、現在、「豆系列」と銘打ったピンク色の可愛い表紙の少女小説叢書が出版されている。内容を看ると、必ずしも十三、四歳向けではなく、広くティーンエージャーを対象にしているようだ。
※豆連梢:張良臣の西江月に「蠻江豆影連梢」がある。
※熟水:宋代に流行った薬用の飲料。李清照は、これを飲んで病を養った。熟水は、豆を使って作る。陳元の「事林廣記」別集巻七「豆熟水」に「夏月凡造熟水,先傾百盞滾湯在瓶器内,然後將所用之物投入。密封瓶口,則香倍矣」…「白豆殻揀淨投入沸湯瓶中,密封片時用之,極妙。毎次用七個足矣。不可多用,多則香濁。」と、その製造法が書かれている。
※莫:できない。必要がない。
※分茶:(宋代の口語で)一種の茶戯。ここでは、茶を賞味する品茶のことをいっている。分茶については楊萬里の詩に「分茶何似煎茶好,煎茶不似分茶巧」(分茶は、煎茶のおいしさには及ばないが,煎茶は、分茶の見事さに及ばない。=煎茶は味で、分茶は技巧。)といわれている。
※豆連梢煎熟水,莫分茶:豆で作った熟水を飲んでいるが、分茶のように、優雅さを味わって飲むことはなく、ただ薬として飲んでいる。
※枕上:枕元。枕辺。
※詩書:詩に関する書物。普通、漢籍では詩経と書経のことを謂うが、ここでは違う。
※閑處好:處字は動詞(
:上声)で、おく。ある。処す。名詞(:去声)の処(ところ)ではない。下片第一句と第二句とは対句で、處は來は対になっている。どちらも動詞である。閑は長閑、静か。また嫺(嫻)に通じ、みやび、なれる、習熟する。この句の意味は、枕元に詩書を散らかしながらも、静かにじっくりと読めた、と生活ぶりの良さを歌っているが、これは強がりでもある。
※雨來佳:雨が降って、一層味わいが出てきたこと。
※枕上詩書閑處好,門前風景雨來佳:枕元の詩書を静かにじっくりと読め、門前の風景を眺めても、雨が降って、一層味わいが出てきた、と俗世間から超越した生活の良さを歌っているが、これは虚勢であって、実際は、そうしたいと願っても、湧きあがってくる憂愁は如何ともし難いものがあったろう。
※終日:朝からその日が終わるまで。朝から晩まで。一日中。ずっと。
※向人:人に向かう。モクセイの花が人に対して咲いていることを擬人化して謂っている。
※蘊藉:(俗・現代語)含蓄がある。味わいがある。
※木犀花:。モクセイ。桂花のこと。ここでは、下片第一,二句で歌った彼女自身の脱俗的な姿より、更に一層超越した高雅なものとして、取り上げている。また、暗に李清照自身のこととも匂わせている。



◎ 構成について
 

  双調。四十八字。 脚韻は、平声韻一韻到底。韻式は「AAA AA」

   ●○○●●○,(韻)
   ●●○○。(韻)
   ○○●●。
   ●○○。(韻)

   ○○●●
   ●●○○。(韻)
   ○○●●。
   ●○○。(韻)


韻脚は「華紗茶 佳花」で、第五部平声。
 

2000.12.13
     12.14
     12.15
     12.16土
     12.17日完
2003. 9.10補

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