江頭日暮痛飮, 乍雪晴猶凛, 山驛凄涼, 燈昏人獨寢。 鴛機新寄斷錦, 歎往事、不堪重省, 夢破南樓, 綠雲堆一枕。 ![]() |
淸商怨******************
葭萠驛の作
江頭の 日暮に 痛飮す,
乍雪(はつゆき) 晴るれど 猶(な)ほ凛たり,
山驛 凄涼として,
燈 昏(くら)くして 人 獨(ひと)り 寢(い)ぬ。
鴛機は 新たに寄こす 斷錦を,
往事を 歎くに、 重ねて省(かへりみ)るに 堪(た)へず,
夢は 南樓に 破れ,
綠雲 一枕に堆(うづたか)し。
2002.7.17 7.18 7.19完 7.20補 |