閑居感懷 我は 今世の人に非ず, 空しく懷(いだ)く 今世の憂。 憂ふる所は 諒(まこと)に 他 無く, 慨想す 禹の九州。 商君 以て 秦に爲(な)し, 周公 以て周に爲(な)す。 哀しい哉 萬年の後, 誰(たれ)か 斯(こ)の民の爲(ため)に謀らん。