huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye

                                          


春遊示淸正

小狗踞家過百日,
氣雖四射不知溢。
花開吉野賞焉能,
酒閣法甍不許蹕。



小狗 家にきょして  百日を過ごし,
氣 四射 し しゃすといへども  あふるるを知らず。
花は 吉野に開くも  賞すること いづくんぞあたはん,
酒閣 法甍  ひつを許さず。

                 *****************************
                      
  愛犬・清正が我が家に来てから、既に百日を超した。不思議なもので、来た頃は犬の臭いに悩まされていたが、今は犬の臭いが分からなくなってきた。我が家の空気となってしまった。
  それ以来、おかげで、家を空けて出かけることが出来なくなり、行動半径がぐんと狭まって、わたしたち(人間)の生活様式も変えられてしまった。そんな思いの歌。

  余談だが『正気歌』や、『和文天祥正氣歌』で詠われる「正気」の「氣」。目には見えないが物に本来具わって、立ち上っているものという。どのようなものだろうか。「十面埋伏」で、敵の「殺気」を覚(さと)るという、その「氣」。それは曹操の『蒿里行』で「鎧甲生蟣虱」と詠われるように、凄い体臭のことに違いなかろう。謂ってみれば「オーラの原野」か。
 「気」に充ちた我が家を出で、「ため息の小径」・「黄金大道」を辿って「オーラの池塘」をお散歩をする…愛犬の群。

                  -----------------------

平成二十年四月十三日




xia1ye次の作品へ
shang1ye前の作品へ
shang1ye自作詩詞メニューへ
shici gaishuo詩詞概説
Tangshi gelu唐詩格律
songci gelu宋詞格律
Maozhuxi shici毛主席詩詞
Tiananmen gemingshichao天安門革命詩抄
cankao shumu参考文献(詩詞格律)
cankao shumu参考文献(唐詩)
cankao shumu参考文献(宋詞)
cankao shumu参考文献(古代・現代漢語学、漢語音韻)
      
zhuzhang わたしの主張

hui shouye
huanying xinshang Ding Fengzhang de zhuye