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樓外垂楊千萬縷,
欲系青春,
少住春還去。
猶自風前飄柳絮,
隨春且看歸何處。
綠滿山川聞杜宇,
便做無情,
莫也愁人苦。
把酒送春春不語,
黄昏卻下瀟瀟雨。
蝶戀花
送春
樓外の 垂楊 千萬の縷,
青春を 系(つな)がんと欲し,
少(いささ)か 住(とど)めたり 春の還り去るを。
猶も 自ら 風前に 柳絮を飄はす,
春に隨ひて 且(しば)し 看ん 何れの處へか歸るを。
綠は 山川に滿ちて 杜宇 聞こえ,
便做(たと)ひ 無情なりとも,
愁人を苦しますに あらじ。
酒を把りて 春を送れど 春は 語らず,
黄昏に 卻って 瀟瀟たる 雨 下(ふ)る。
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2001.10.30 10.31 11. 1完 2002. 6. 6補 2007. 4.21 2011. 5.26 |
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